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国によっては様々な服装がありますが、いわゆる、みすぼらしい、貧乏人のような服装をしていると、不法滞在者と誤解される時があります。世界的に日本人はお金持ちと今でも思う国が多いとは言え、それなりにきちんとするべきでしょう。
女性の場合は、肌の露出の多い服装はしない方がいいでしょう。入国先によっては、特にイスラム圏の場合、肌の露出が多い服装はダメなところもあります。仏教国のタイでも、肌の露出が多い服装では入れない施設(仏教関係のお寺など)もありますので特に注意しましょう。
何度も入国と出国を繰り返しているから
入国先の国によっては、外国人に対して入国回数を制限しているところがあります。もしそのような国に行くときはきちんと調べてから行きましょう。事前に日本国内に入国先の国の大使館があれば、その国の大使館に問い合わせたり、外務省の担当部署に問い合わせしましょう。
入国先の国が入国回数の制限がなくても、頻繁に出入国をしていると、犯罪をしていると疑われる時があります。特に海外出張の多い人は、イミグレの時に、詳しい仕事内容を説明しないといけません。最近は中国では言論の自由が日本ほど自由ではなくなり、日本では犯罪にならない内容の行為でも、中国では犯罪とみなされて拘束される人も中にはいますので注意しましょう。
犯罪歴がある
どの国においても、犯罪歴がある人は一定期間入国が制限されます。逆もしかりで、日本でも犯罪歴がある人は、一定期間は出国できません。もし犯罪歴がある人は、どの期間から海外旅行ができるのかきちんと調べてからにしましょう。
最近では、相次ぐテロ事件の影響で、犯罪歴がある人に対してのイミグレは特に厳しくなっています。顔認証システムを導入している国では、犯罪歴がある人やその疑いがある人は、システムに顔写真などの情報がインプットされていて、自動審査機能で怪しいと思ったら即座に反応するようにできています。
麻薬等の薬を所持していた
麻薬などの薬は、日本国内で使ったり所持するだけでも犯罪歴がつきますし、全世界でも持ち込みが禁止されています。入国先によっては、持ち込みだけで極刑になるところもあります。現在では、麻薬を嗅ぎ分ける麻薬取締犬を使っている空港も日本をはじめ何匹かいますので、何らかの形で細工しても分かるようになっています。
最近は麻薬に限らず、ニュースでもよく耳にしますが、純金の金塊の密輸が増えていて、ポケットに入れても、トランクに入れても、最近の金属探知機は機能が上がってきているので、どんなにごまかしてもバレますので、最初からきちんと税関に申告するか、持ち込みをしないようにしましょう。
イミグレの困ったエピソード
イミグレにおいて、国も違えば審査の内容や基準も様々です。その中で困ったエピソードをあげていきましょう。
有名人のイミグレの困ったエピソード
有名人の困ったエピソードでは、先ほど書いたGACKTさんの他に、タレントのはるな愛さんは、戸籍上は男性ですが外見が女性なので、名前と見た目が怪しいということで別室に連れて行かれたことがあると、某バラエティー番組で某男性タレントが言っていました。はるなさんの場合は、戸籍上の本名もいかにも男性の名前でもあるので、入国管理官によっては怪しいと思ったのかもしれません。
現在、全世界では、9.11で有名なアメリカ同時多発テロ事件で多数の犠牲者がでた影響もあり、特にイミグレは厳しくなっています。犯罪者を入国させないように神経質になっていますが、現在は自動認証システムが発達しているので、必要以上に神経質になる必要はありませんが、ビジネス目的や観光目的でも入国できなかったという人も中にはいますので、今一度、入国先の情報を確認する、出入国書類を正しくきちんと書くようにしましょう。
笑いありも困った含めたエピソード
とある日本人が、一人でアメリカのディズニーランドに行くという目的で入国した際のイミグレにて、入国審査官の質問に、「一人でディズニーランドに行くのか?!ワオー!クレイジー!」と英語で言われて入国のスタンプが押されたというエピソードがありますが、アメリカであろうとなかろうと、ディズニーランドのようなテーマパークに一人で行くのは怪しいと思われえる傾向にあります。
他には、フィリピンでビジネスの関係で出入国が多かったという日本人は、偶然奥さんがフィリピン人だったのもありますが、イミグレの時に入国が頻繁だったので入国審査官に怪しまれましたが、奥さんがフィリピン人で現在妊娠中で大変だということを話したら、即スタンプを押してもらえたというエピソードがあります。
その他には、入国先の入国審査官がイミグレの時、英語で話したら、担当した入国審査官が英語があまり得意でなかったために別室に連れて行かれそうになったというエピソードもあります。英語は全世界の共通語なので、外国人に対しては英語で話すという先入観があるので、入国先の言語をそれなりに勉強したほうがいいかもしれません。
イミグレで引っ掛かっても戸惑わないこと!
最近の海外旅行は、テロ事件の影響や中国での言論の自由がない状態でイミグレは特に厳しいと感じることが増えてきましたが、入国先の情報を入手して、その中で持ち込みや持ち出し禁止品を調べたり、出入国書類の正しい書き方を調べたり、入国先の言語を勉強するようにしていれば、必要以上に神経質になることはありません
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