目次
- ビッグファイブの心理学的意味
- ビッグファイブの意味
- ビッグファイブでわかること
- ビッグファイブの5つの診断因子
- 開放性Openness
- 誠実性Conscientiousness
- 外向性Extraversion
- 協調性Agreauleness(協調性)
- 神経症的傾向Neuroticism(神経症的傾向)
- 開放性の性格の特徴
- 好奇心がある
- 想像力が豊か
- 審美眼がある
- 自由を愛する
- 誠実性の性格的特徴
- 自己規律が強い
- 粘り強さがある
- 熟慮する力がある
- 誠実である
- 外向性の性格的特徴
- 外交的である
- 積極性がある
- 社交的である
- 明るい
- 協調性の性格的特徴
- コミュニケーションをとるのが好き
- 思いやりがある
- 優しさがある
- 器が大きい
- 神経症的傾向の性格的特徴
- 怒らない
- 不安感がない
- イライラしない
- 衝動が少ない
- 性格特性論と性格類型論
- 性格特性論
- 性格類型論
- ビッグファイブを使って相性が分かる?
- マッチングアプリ「with」
- 5つの因子で自分を知ろう
ビッグファイブの心理学的意味
via pixabay.com
心理学におけるビッグファイブをご存知でしょうか?現在最も科学的で信頼できると注目されている心理テストで、性格が5つの因子により構成されるという学説を元にしたものです。
これは、日本だけでなく、世界で最も信憑性のある性格分析とされているため、世界中で活用されているのです。今回は、そんなビッグファイブについて、詳しく説明し、ビッグファイブを使ったアプリも含めてご紹介いたします。
これは、日本だけでなく、世界で最も信憑性のある性格分析とされているため、世界中で活用されているのです。今回は、そんなビッグファイブについて、詳しく説明し、ビッグファイブを使ったアプリも含めてご紹介いたします。
ビッグファイブの意味
via pixabay.com
ビッグファイブとは、アメリカの心理学者、かつ、オレゴン大学の名誉教授のルイス・R・ゴールドバーグが提唱したもので、個人の性格に関する学説なのです。私たちの性格は次の5つの性格因子が組み合わさることにより、決定されていると考えます。
①外向性(=社交性)②開放性(=チャレンジ力)③誠実性(=勤勉性)④協調性⑤神経性傾向(=メンタル。ストレス耐性)
以上の5つに特性を分けるのが特徴です。
①外向性(=社交性)②開放性(=チャレンジ力)③誠実性(=勤勉性)④協調性⑤神経性傾向(=メンタル。ストレス耐性)
以上の5つに特性を分けるのが特徴です。
ビッグファイブでわかること
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ビッグファイブでは、自分に対する理解を深めることができます。そして、他者との相性もわかります。恋愛相手との相性にも充分活かす事が可能なのです。自分と他人を理解するためのツールとして、過信することなく、あくまで理解の手助けとなる補助として使うことが大切です。
自己分析や、他者に対する理解を深めることは、仕事においても活かす事ができます。そして、その人それぞれの長所を活かし、短所を知ることで前向きに成長し、自分にあったものを見つけることができます。
自己分析や、他者に対する理解を深めることは、仕事においても活かす事ができます。そして、その人それぞれの長所を活かし、短所を知ることで前向きに成長し、自分にあったものを見つけることができます。
ビッグファイブの5つの診断因子
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ここでは、大枠となるビックファイブの5つの因子について概要を解説いたします。それぞれの因子は、レベル5からレベル1まで度合いの段階があり、レベル5が一番その性質が高かく、レベルが下がるにつれて、その性質が低いと判定します。
偏差値と同じように、レベル3が普通で最も人数が統計的に多いものとなっています。レベル5やレベル1ほど、かなりのレアキャラとなります。
ただし、注意が必要なのは、高いから良い、低いから悪いというわけではないことです。では、さっそくその5つの性格因子についてみていきましょう。
偏差値と同じように、レベル3が普通で最も人数が統計的に多いものとなっています。レベル5やレベル1ほど、かなりのレアキャラとなります。
ただし、注意が必要なのは、高いから良い、低いから悪いというわけではないことです。では、さっそくその5つの性格因子についてみていきましょう。
開放性Openness
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開放性とは、想像力や思考、芸術性や感受性の開放度合い、広がりを示しています。開放性が高い人の特徴は、「芸術性や知性が優れており、改革など、進化する事を望みます。
一方、開放性が低い人の特徴としては、「問題解決能力が優れており、論理的な思考が得意」です。このように、新たな世界に対して非常に好奇心を示し、かつ、行動に移せるかどうかを表します。
「想像力、行動力、感受性」を表すものが開放性です。そして、新しいものを求める探求性も示します。このレベルが高ければ高いほど、感性を刺激する創造的で抽象的なものや、芸術性のあるものに対する関心が強くなり、逆に低ければ低いほど、1人で閉じて安定性、保守的な思考が強くなります。
一方、開放性が低い人の特徴としては、「問題解決能力が優れており、論理的な思考が得意」です。このように、新たな世界に対して非常に好奇心を示し、かつ、行動に移せるかどうかを表します。
「想像力、行動力、感受性」を表すものが開放性です。そして、新しいものを求める探求性も示します。このレベルが高ければ高いほど、感性を刺激する創造的で抽象的なものや、芸術性のあるものに対する関心が強くなり、逆に低ければ低いほど、1人で閉じて安定性、保守的な思考が強くなります。
誠実性Conscientiousness
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誠実性(=勤勉性)は、自己コントロール能力を示しています。誠実性が高い人は、主に「自己制御ができ、集中力が高め」です。一方、低い場合は、「アドリブが得意で、行動力がある」といえます。つまり、目前の出来事や、決められた目標に対し、どう対応できるのかを示しているのです。真面目さとも言えます。
継続性も意味しているため、高い人は、一点集中タイプといえます。目前の問題解決や目標達成に向けて、真面目に誠実に取り組み続けることができます。長期的にスケジュールを立て実行もできるので、安定して頼られる存在になることが多いです。
誠実性が低いと、「注意散漫になりやすく飽きっぽい」ともいえます。しかし、見方を変えれば、衝動的な分、即断即決で、さまざまなものに興味を持つことができます。このように、誠実性は、やりたいことに対して、自分をどのようにして制御して、コントロールするのかを表しています。
継続性も意味しているため、高い人は、一点集中タイプといえます。目前の問題解決や目標達成に向けて、真面目に誠実に取り組み続けることができます。長期的にスケジュールを立て実行もできるので、安定して頼られる存在になることが多いです。
誠実性が低いと、「注意散漫になりやすく飽きっぽい」ともいえます。しかし、見方を変えれば、衝動的な分、即断即決で、さまざまなものに興味を持つことができます。このように、誠実性は、やりたいことに対して、自分をどのようにして制御して、コントロールするのかを表しています。
外向性Extraversion
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外向性は、感情の反応を表します。外向性の高い人は、コミュニケーション能力が高く、楽観的で饒舌に自ら話しかけていくタイプで、活動的で野心を持っています。常識にとらわれる事なく、革新的な言動で周囲を惹きつけるますが、時には、独善的となり、チームワークを乱す時もあります。
一方、外向性の低い人は、冷静に考察する力に優れ、家庭の安定を求めます。人見知りしやすい傾向があり、大人数が集まる場では、口数が少なくなりがちです。会話が苦手というわけではなく、さみしがりです。ただ仲良くなるまで時間がかかるだけで、コミュニケーション能力が乏しいわけではありません。
また、低い場合は、チームワークにおいて、安全な選択をすることで安定的に機能させることができますが、刺激や変化が少なくなりがちです。 落ち着いているので、いじられるのを待つタイプともいえます。このように、外向性からは、人とのコミュニケーションにおける、反応や立ち位置がわかります。
一方、外向性の低い人は、冷静に考察する力に優れ、家庭の安定を求めます。人見知りしやすい傾向があり、大人数が集まる場では、口数が少なくなりがちです。会話が苦手というわけではなく、さみしがりです。ただ仲良くなるまで時間がかかるだけで、コミュニケーション能力が乏しいわけではありません。
また、低い場合は、チームワークにおいて、安全な選択をすることで安定的に機能させることができますが、刺激や変化が少なくなりがちです。 落ち着いているので、いじられるのを待つタイプともいえます。このように、外向性からは、人とのコミュニケーションにおける、反応や立ち位置がわかります。
協調性Agreauleness(協調性)
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協調性は、一言でいうと、共感能力とチームワークを表します。協調性の高い人は、協力的で道徳を重んじます。一方、協調性の低い人は、孤立を恐れず、カリスマ性があります。このように、周囲の人への思いやりと、ペースを合わせることができるかや、チームで物事を成し遂げることの得意さを表しています。
協調性のレベルが高いほど、共感能力が高く、面倒見がいいため、信頼を得やすくなります。一方、低い人は、相手の感情に共感するのが苦手で、誤解されやすいですが、論理的に思考判断し、すばやく決断できる能力が高いので、社長やカリスマ性のあるリーダーとなる可能性を非常に多く秘めているのです。
このように、高い低いは、それぞれに長所があることが理解できます。
協調性のレベルが高いほど、共感能力が高く、面倒見がいいため、信頼を得やすくなります。一方、低い人は、相手の感情に共感するのが苦手で、誤解されやすいですが、論理的に思考判断し、すばやく決断できる能力が高いので、社長やカリスマ性のあるリーダーとなる可能性を非常に多く秘めているのです。
このように、高い低いは、それぞれに長所があることが理解できます。
神経症的傾向Neuroticism(神経症的傾向)
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神経性傾向は、ネガティブなことに対する感情反応を示します。高い人は、周囲の人の感情や、空気を読むことが得意で、洞察力があります。それゆえに「メンタルが弱い人」とも言えます。一方、低い人は、恐れることが少なく、頼れる存在です。「メンタルが強い人」と言えます。
このように、誰もが不安になりがちなトラブル、プレッシャーのかかる事などの、ネガティブな事が起きたときに、どう対応するかを示しているのです。メンタルが弱いと、感受性が人より優れているので、ネガティブな出来事に遭遇した時、動揺しやすいですが、繊細な気配りと発想ができる性質を備えています。
メンタルが強い人は、ちょったした事に動じず、冷静に判断を下すことができますが、逆を言うと、その分、自分に近づく危険に対して、大丈夫と早合点してしまい、鈍感になってしまったり、気づくのが遅れてしまうことがあります。
このように、誰もが不安になりがちなトラブル、プレッシャーのかかる事などの、ネガティブな事が起きたときに、どう対応するかを示しているのです。メンタルが弱いと、感受性が人より優れているので、ネガティブな出来事に遭遇した時、動揺しやすいですが、繊細な気配りと発想ができる性質を備えています。
メンタルが強い人は、ちょったした事に動じず、冷静に判断を下すことができますが、逆を言うと、その分、自分に近づく危険に対して、大丈夫と早合点してしまい、鈍感になってしまったり、気づくのが遅れてしまうことがあります。
開放性の性格の特徴
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ここでは、ここまでざっくりと説明してきた各因子について、1つずつ深掘りして解説していきます。より具体的に理解できるようになるでしょう。まずは、開放性の性格から、その特徴について説明していきます。
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