目次
- ミソジニストは男性だけが陥る現象ではない
- ミソジニストとは
- misogyny=嫌悪・憎しみ
- 女性らしさに嫌悪感を感じる事
- 女性を蔑視する様
- 同性・異性に関わらず発症する
- 思春期前後の男女に発症する成長プロセス
- 成長過程で克服することが大半
- 対義語はフィロジニー
- 男性蔑視はミサンドリー
- ミソジニストになる原因
- 教育
- 両親の関係性
- 恋愛トラブル
- 生活トラブル
- 自身への激しい劣等感
- ミソジニストの特徴【男性】
- 男性よりも劣った存在だと思っている
- 女性は男性の指示に従うべきだと考えている
- 社会は男性主導であると感じている
- 異性・同性の前で対応が変わる
- 女性にたいして性欲は感じるが愛情は感じない
- 性欲・愛情ともに感じない
- ミソジニストの特徴【女性】
- 女性らしい振る舞いに抵抗を感じる
- 女性らしい体の変化に拒絶を感じる
- 女性らしい振る舞いをする女性に敵対心を感じる
- 男性に好意を持つことに抵抗を感じる
- 自分でも気付かないうちにミソジニストの言動が出ている
- 魅力的な女性の粗探し
- 拒食症や摂食障害
- ハラスメント
- 女性を退け男性が発言
- 育児・家事=女性の仕事という認識
- 「旦那育て」という言葉
- 女性の「結婚適齢期」「賞味期限」「市場価値」という言葉
- 宗教
- 「女性とは交際したくない」
- ミソジニストと噂される有名人
- 坂上忍
- バカリズム
- 性別ではなく内面で人を判断しよう
『ミサンドリー(英: misandry)』は、ギリシャ語で『μῖσος(mísos)』=「憎悪」+『ἀνδρός(andrós)』=「男」で「男性への嫌悪あるいは憎悪。男性嫌悪・男性憎悪」などともいう意味があります。
男性への性差別、中傷、暴力、性的対象化など様々な表現に使われます。一般に、性自認が男性で、性指向が女性の、いわゆるストレートの男性に対して向けられる憎悪です。ゲイに向けられる憎悪や差別ではありません。
「ミサンドリー」と「フェミニスト」は別物ですが、一見似ているので、ミサンドリーの人は自分をフェミニストと自称することがあります。
男性への性差別、中傷、暴力、性的対象化など様々な表現に使われます。一般に、性自認が男性で、性指向が女性の、いわゆるストレートの男性に対して向けられる憎悪です。ゲイに向けられる憎悪や差別ではありません。
「ミサンドリー」と「フェミニスト」は別物ですが、一見似ているので、ミサンドリーの人は自分をフェミニストと自称することがあります。
ミソジニストになる原因
via pixabay.com
生まれてすぐミソジニストの人はいません。ミソジニストになるのは原因があるからです。何かきっかけがなければミソジニストにはなりません。
そのきっかけは、幼いころに周りの大人たちによって形作られることが多いです。そして、大人になってからミソジニストになる人においては、良い思いをしたからミソジニストになることは無く、嫌な思いをしたからミソジニストになる人が多いのが特徴としてあります。
ここではミソジニストになる原因について解説していきます。
そのきっかけは、幼いころに周りの大人たちによって形作られることが多いです。そして、大人になってからミソジニストになる人においては、良い思いをしたからミソジニストになることは無く、嫌な思いをしたからミソジニストになる人が多いのが特徴としてあります。
ここではミソジニストになる原因について解説していきます。
教育
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人は生まれてすぐ「男性だから」「女性だから」とミソジニストになる人はいません。生まれたときはみんな同じです。ですが、それぞれの親は、それぞれの考え方を持つので、子供は親の色に染められて育ちます。
親も子供に対しては自分を解き放ちやすく、外では『外面』で生きていたとしても、自分の子供は自分を裏切るはずがないものとして本当の自分をさらけ出しやすく、何でも正直に言ったり行動したりしてしまいがちです。
子供が外で親をまねた言動や行動をして、ハッと気づかされることもあります。
親も子供に対しては自分を解き放ちやすく、外では『外面』で生きていたとしても、自分の子供は自分を裏切るはずがないものとして本当の自分をさらけ出しやすく、何でも正直に言ったり行動したりしてしまいがちです。
子供が外で親をまねた言動や行動をして、ハッと気づかされることもあります。
両親の関係性
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外の世界を知らない子供にとって、親は神様みたいなものです。白いものを親が黒と言えば「黒だ」と感じます。外の世界を知ってからも長い間、親は100%正しいと感じ育つのが子供です。なので、両親の関係性こそが正しい男女の関係性だと思うものです。
親がミソジストであることに居心地の良さを感じて育てば、親に共感して子供もミソジニストになります。ですが、親がミソジニストであることで居心地の良さを感じずに育てば、親に反発してミソジニストには育ちません。
親がミソジストであることに居心地の良さを感じて育てば、親に共感して子供もミソジニストになります。ですが、親がミソジニストであることで居心地の良さを感じずに育てば、親に反発してミソジニストには育ちません。
恋愛トラブル
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恋愛関係で「男性であるor女性である自分」を否定されるとミソジニストになる場合があります。「男らしさとは?」を考え始め、今度は「女性らしさ」について追及し始め、女性を「弱いもの、女々しいもの」と批判するようになります。
「自分の好みはこんな人」と提案するのと「女性は男性はこうあるべき」と押し付けるのとでは、意味が全く違います。
まったく知らない人から否定されても「変な奴」と思うことはあっても傷つくことなどありませんが、そこから好きになることなどあり得ません。
「自分の好みはこんな人」と提案するのと「女性は男性はこうあるべき」と押し付けるのとでは、意味が全く違います。
まったく知らない人から否定されても「変な奴」と思うことはあっても傷つくことなどありませんが、そこから好きになることなどあり得ません。
生活トラブル
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いろんな人がいろんな思考を持ち暮らしているのが社会ですから、生きていく中で、全くトラブルがない人などいるはずがありません。
ですが、性別によって何かトラブルが発生した場合に、そのトラブルを乗り越えられなかったり、大変な思いをして乗り越えることができた場合に、ミソジニストになってしまうことがあります。
性別による『トラウマ』を抱えてしまったことによるものです。「女だから」「男だから」という理由だけで「ああすればよかった」「こうなら良かったのに」と悔しく思ってしまった場合です。
ですが、性別によって何かトラブルが発生した場合に、そのトラブルを乗り越えられなかったり、大変な思いをして乗り越えることができた場合に、ミソジニストになってしまうことがあります。
性別による『トラウマ』を抱えてしまったことによるものです。「女だから」「男だから」という理由だけで「ああすればよかった」「こうなら良かったのに」と悔しく思ってしまった場合です。
自身への激しい劣等感
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ミソジニスト女性は、自己嫌悪自己憎悪します。もちろん、他の女性に対しても嫌悪憎悪の気持ちを持ちます。女性嫌いで男性好きに見えます。なので、プレイガールと呼ばれる女性はミソジストだったりします。
「女友達なんていらない」「彼氏や夫がいるだけでよい」と思っても、自分のことが嫌いな女性は気持ちが満たされることはありません。気が付かないうちにハラスメントを受け続けることを良しとしたり「当然」と思いますから、関係がうまくいっていても傷つくことも出てきがちです。
「女友達なんていらない」「彼氏や夫がいるだけでよい」と思っても、自分のことが嫌いな女性は気持ちが満たされることはありません。気が付かないうちにハラスメントを受け続けることを良しとしたり「当然」と思いますから、関係がうまくいっていても傷つくことも出てきがちです。
ミソジニストの特徴【男性】
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「ミソジニストの男性」=「女性に対して嫌悪憎悪の気持ちを持つ男性」ですから独特の特徴があります。自分を受け入れる女性は良しとしますが、そうでない女性は全て「ダメ人間」とさえ思っています。
自己主張をしない弱い女性が好きですが、その女性にハラスメントすることもやめられないという不思議な男性です。ミソジニストの男性と付き合う女性は「彼は優しくて強い男性だと思っていたけど、どうも違うようだ」と混乱します。
ナンパする男性は「いける」と思う女性にしか声をかけられません。なので、自分はナンパ師だと思っている男性は「ほとんどの女性はいける」と思っているのです。
自己主張をしない弱い女性が好きですが、その女性にハラスメントすることもやめられないという不思議な男性です。ミソジニストの男性と付き合う女性は「彼は優しくて強い男性だと思っていたけど、どうも違うようだ」と混乱します。
ナンパする男性は「いける」と思う女性にしか声をかけられません。なので、自分はナンパ師だと思っている男性は「ほとんどの女性はいける」と思っているのです。
男性よりも劣った存在だと思っている
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「女性を嫌悪憎悪する」といっても、セクシュアルな視点から女性をライバル視したり嫌っているのではなく「女性は男性よりも劣った存在である」と思っています。
なので「女性はいいなあ」「女性というだけで優遇されている」などと感じるどころか「女性であることは大変」「女性は男性を受け入れるもの」と思っていたりします。
なので一見、弱い立場の女性には親切で優しいですが、その女性が頭角を表してきたりすると足を引っ張ったり嫌がらせをし始めます。
なので「女性はいいなあ」「女性というだけで優遇されている」などと感じるどころか「女性であることは大変」「女性は男性を受け入れるもの」と思っていたりします。
なので一見、弱い立場の女性には親切で優しいですが、その女性が頭角を表してきたりすると足を引っ張ったり嫌がらせをし始めます。
女性は男性の指示に従うべきだと考えている
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昔の男尊女卑の変え方のひとつですが「女性は男性から言われたことには従うもの」と思っています。この考え方が当たり前だった時代には、女性が外で嫌な目に合わないように庇護されるものという考え方からくるものでもありましたが、今では女性も社会から守られていますのでおかしな理論になるのです。
「女性だからという理由で男性の指示を聞かなくてはならない?」「なんのために?」というわけです。何かためになることをしてくれた人が、今度はハラスメントをしだすというのもおかしな話です。
「女性だからという理由で男性の指示を聞かなくてはならない?」「なんのために?」というわけです。何かためになることをしてくれた人が、今度はハラスメントをしだすというのもおかしな話です。
社会は男性主導であると感じている
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