2019年7月23日 更新

トーンポリシングとは?行ってしまう原因や問題点

トーンポリシングとはどういった人のことを指しているのでしょうか。あるSNSがきっかけで、このトーンポリシングという言葉が話題になりました。トーンポリシングを行ってしまう原因やその問題点などについて詳しく解説していきますのでご確認ください。

トーンポリシングは、デモにも度々現れます。こうしたデモの場所はまさに、トーンポリシングとしての力が発揮される場所なのです。

デモ運動中に、口論となってしまう場面もよく見かけます。こうした場面のときには、トーンポリシングは、自然に話題をそらして口論となった相手に対して攻撃を行います。

そうしたときのトーンポリシングの声はとても大きく、大衆を味方に付けるような雰囲気で攻撃をしてきます。こうした攻撃を受けてしまえば、トーンポリシングに関わりたくないと思うでしょう。

男女の修羅場の最中

 (502962)

トーンポリシングは、修羅場においても話題をそらして議論の焦点を揺るがすような行動を行います。とくに、自分が不利な立ち派になったときには、積極的にこうした行動に移ります。

例えば浮気が発覚したときに、トーンポリシングの人が問題を起こしたなら、真っ先にその論点をズラしてします。自分が悪かったということは無視して、相手が冷たい態度だからとか、毎日の仕事でストレスが溜まっていたということを繰り返して発言します。

こうした言葉によって、今のトラブルを回避できると思っているのです。

トーンポリシングの問題点

 (502963)

トーンポリシングは、どういった問題が起こるのでしょうか。実はトーンポリシングは、小さなトラブルを引き起こすだけではなく、とても大きな問題も引き起こしてしまう可能性があるのです。

その問題点について解説していきます。

話の本筋から逸れてしまう

 (502964)

まず、トーンポリシングが起こす小さな問題としては、話の本筋が見えなくなってしまうということです。トーンポリシングは、匠に話の論点をズラして話を進めていきますので、結局何の問題について話を進めていたのかが分からなくなってしまうのです。

こうした問題は、小さなことかもしれませんが、内容になっては、とても大きなトラブルになってしまうこともあります。話の本筋が見えなくなれば、問題を解決できなくなりますので、こうしたトラブルは未然に防ぐことが大切なのです。

内容によっては差別を助長されてしまいかねない

 (502967)

実は、トーンポリシングの発言によって差別を助長させてしまうこともあるのです。トーンポリシングの発言の中には、論点をズラす行為がありますが、この行為の中には差別的な発言も含まれていることも珍しくありません。

まさにヘイトスピーチがこうしたことと一致します。ヘイトスピーチは、論点をズラした発言が多く、結果的にその発言は差別的な発言へとなっていることがあります。

トーンポリシングの発言をしっかりと聞いてみれば分かるでしょう。

差別には社会的なマイナス効果も

 (502970)

トーンポリシングの差別的な行為は、場合によっては社会にマイナスの効果も生み出してしまいます。一見すればヘイトスピーチなどは、正しいことを言っているように感じますが、差別を受けた側からすればとても大きなトラブルに繋がっているのです。

そうしたトラブルによって、日本のイメージも悪くなってきます。同時に、今まで増えていた外国人観光客も減るかもしれません。

回り回って、トーンポリシングの発言は社会的なマイナス効果を生み出していることを必ず理解しておきましょう。

日本に差別はまだまだ存在している?

 (502971)

日本にはまだまだ差別は存在しています。これは日本人同士においてもそうですが、外国人への差別も色濃く残っているのです。

トーンポリシングの発言は、全てが間違っているとは言えません。しかし、トーンポリシングの発言が差別を助長していることは知っておくべきです。

トーンポリシングが多い人は治しましょう

 (502974)

トーンポリシングは、決して良いことではありません。一見すると、議論の場においてはとても有利な展開にさせることができるように感じますが、トーンポリシングは議論の根本を話しているわけではないので、何も解決しない議論になってしまうのです。

そのため、もし自分もトーンポリシングであると感じたときには、極力治すように努力しましょう。トーンポリシングは、意識をすることで必ず改善できます。

時間はかかるかもしれませんが、意識して改善していくことで、他の人も嫌がらない議論が行える人になれますので、しっかりと努力して改善するようにしていきましょう。

3 / 3

関連する記事 こんな記事も人気です♪