2019年7月24日 更新

上流階級の特徴は?気になる年収や上流階級の生活についても

上流階級という響きは誰もが憧れるものでしょう。そんな上流階級にいる人達はどのような生活やスポーツをしているのでしょうか。また年収はどれだけの人をそう呼ぶのでしょうか。日本やアメリカ、貴族制度があるイギリスを含め紹介します。

年収で階級を決めるところがある

Money Tower Coins - Free photo on Pixabay (504936)

以前の貴族といえば、最初にも記載したように農業や土地でしたが、現在は、年収により階級が決まっています。決まっていると言っても、法律で決まっているものではありませんが、それぞれ階級があることも事実です。

年収1000万以上という箇所で記載したように上流階級は、年収1奥から年収1000万円の人をまとめて上流階級と言い、年収400万円から800万円を中流階級と言います。

そして、年収0円から300万円の人下流階級で、貧困と言ったり、貧乏予備軍と年収によって付けられます。下流階級は約930万人、中流階級は2192万人、上流階級は254万人と大きな差があることは事実です。

イギリスの上流階級と生活の違い

London Parliament England Ben - Free photo on Pixabay (504939)

イギリスには現在も階級というのは存在しています。多くの国が階級制度を廃止しましたが、イギリスでは王室がある以上、階級も存在しているのです。

大きく3段階に分かれています。上流階級であるアッパークラス、中流階級であるミドルクラス、労働階級であるワーキングクラスです。

この3階級は、住む場所や英語の使い方、普段読む新聞やスポーツや趣味、通う学校それぞれが違います。しかし、決してうらやむことや、見下すということはしません。

それは、お互いが上手に役割を担っていて、尚且つ尊敬しつつ大切にしているからです。憧れはあり、自分の子供をと思う親は多くいるでしょうが、それは階級が変わったとしても自分の元の階級にしっかり誇りを持っています。

イギリスのUpper Class(※上流階級のことです)

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イギリスの上流階級であるアッパークラスというのは、日本で有名な人達と言えば、英国王室ではないでしょうか。イギリスでの上流階級は、爵位に基づく称号をもつ者で、男爵以上の貴族や王室を意味します。

公爵は英国王室であり、他に候爵、伯爵、子爵、男爵とあり、この貴族達はイギリスに約1000人いるかいないかというくらい少ないです。

上流階級は、基本田舎に住む傾向があります。これは、広大な土地に住み、乗馬などのスポーツを楽しみつつ、自然とも触れ合い満喫しています。

上流階級の人と出会うということはなかなかありませんが、もし見抜ける方法の一つとしたら、住んでいる住所や英語の使い方で分かるようです。

イギリスのMiddle Class(※中流階級のことです)

Facade Great Chatfield Manor - Free photo on Pixabay (504944)

中流階級であるミドルクラスは、商業や工業、金融業などで財産を築いたブルジョア階級と、医師や弁護士などの専門職で築いた2種類があります。

日本で言うと富裕層の部類に入るのではないでしょうか。しかし、イギリスでは収入というのは階級の目安にならないため、どれだけ多くの収入を得ようとも、階級が変わることはありません。

中流階級の人は、郊外に住む人が多くいます。中流階級の人は上流階級に憧れる人もいるため、自分が必死に働き、子供を上流階級の仲間入りにしたいと思っている人もいるようです。

中流階級には、俳優も多くいます。日本でも有名な人はいますが、なかなか上流階級への仲間入りは難しいものがあるでしょう。

イギリスのWorking Class(※労働階級のことです)

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労働階級であるワーキングクラスとは、名前の通り一生懸命働く人達のことです。日本で言うならば一般国民というとこでしょう。

労働階級の人達は主にロンドンやマンチェスターなどの都会に住んでいます。その理由として、工業化が進み、短い期間に労働者が増えたことが理由でしょう。

労働階級で有名な人はベッカムではないでしょうか。彼はサッカーで大活躍をし、現在裕福な暮らしをしています。しかし、子供時代は労働階級であり、喋り方からそれは分かります。

彼らは、自分が労働階級者ということを決して恥じていません。その階級をそれぞれが誇りに思っています。

イギリスはスポーツにも上流階級がある

Dumbbells Training Fitness - Free photo on Pixabay (504947)

スポーツは誰もが楽しく行える一つのものです。本気で取り組む人もいれば趣味でやっている人もいるでしょう。そんなスポーツを上流階級の人も労働階級の人も取り組んでいたり、楽しんでいます。

しかし、上流階級の人が楽しむスポーツと、中流階級の人や労働階級の人が楽しむスポーツには違いがあります。それはやはり階級が違うため、趣向も違うということでしょうか。

では、上流階級、中流階級、労働階級の人はどのようなスポーツを楽しんでいるのでしょうか。階級別に紹介します。

上流階級のスポーツ(※ポロ、乗馬、セーリングなど)

Horse Show Head - Free photo on Pixabay (504949)

上流階級の人は、田舎の方に住んでいるということもあり、広大な土地で乗馬などを普段からやっています。そのため、乗馬は慣れており、楽しいスポーツの一つとして取り入れている人も多いでしょう。

他には、ポロというスポーツがあります。ポロとは馬に乗って行う団体球技であり、世界で最も古い歴史を持つ競技になります。ポロというスポーツには英国王室の人も参加する程です。

他にはセーリングと言われるスポーツもあります。セーリングにはヨットやウインドサーフィンなどの帆走船を用いて行いて、レースを行います。

このように上流階級の人が楽しむスポーツはお金がかかったスポーツと言っても良いでしょう。

中流階級のスポーツ(※テニス、ゴルフなど)

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日本でもありますが、富裕層の人はよくテニスやゴルフをしていないでしょうか。もちろん上流階級の人も楽しむスポーツではありますが、このようなスポーツは中流階級の人に多く見られます。

そこそこスポーツ用品を揃えるのにもお金はかかりますが、多くの人と楽しむスポーツの一つです。ゴルフに至っては、一緒に行う人が企業関係の人であったりするためビジネスにもつなげられます。

また同じ階級の人とも交流を図れるため、良き機会ともなるでしょう。

労働階級のスポーツ(※サッカーなど)

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上流階級や中流階級の人のように労働階級の人はスポーツにお金をかけるということはできません。その点サッカーは楽しい一つのお遊びと捉えれば、ボールだけがあればできるスポーツです。

そのため、労働階級の人はサッカーをスポーツとしてしている人が多くいました。サッカーで有名なベッカムもその一人です。

ボール一つと言えば、ラグビーもそうですが、ラグビーは上流階級の人が行うスポーツであり、労働階級の人はサッカーと分かれています。

なぜラグビーが上流階級の人かというと、過激で激しいスポーツであるため、少しでもぶつかると労働階級の人は喧嘩になるため、紳士予備軍の上流階級者がするものになっているのかもしれません。

アメリカの上流階級

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アメリカ合衆国は、あまり貴族という言葉や上流階級となどを表すような事は聞きません。それは多くの人も思うでしょうが、実際にアメリカにはそんなのないだろうと思う人も多くいるでしょう。

アメリカは実力者が多く存在している国でもあります。多くの実業家に俳優、様々な分野で多くの人が活躍しているように感じますが、それはほんの一握りでしょう。

実際のアメリカでは、少し綺麗な街を離れると、とても暗い世界が見える国でもあります。そんなアメリカですが、本当に貴族制度や階級というのは存在しないのでしょうか。

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