目次
- 借りパクとは?
- 借りパクの定義とは
- 意図的に借りパクをする
- 意図的ではない借りパク
- そもそも借りパクの定義はない
- 人によって捉え方が違う
- 借りパク経験がある人の割合
- 借りパクをされたことがある
- 借りパクをしたことがある
- 借りパクは犯罪?
- 横領罪に該当する場合も
- 横領罪とは?
- 詐欺罪に該当する場合も
- 借りパクに時効はある?
- 所有権には取得時効がある
- 善意者の場合
- 悪意者の場合
- 注意点:相手が第三者に譲渡した場合
- 法律に従って取り返す方法
- 相手が任意で返却
- 民事訴訟等の法的手続きで返還を求める
- 自力で無理矢理取り返すのは違法
- 同じ商品を再度購入した場合
- 費用を請求することはできる?
- 損害賠償請求
- 借りパクする人の心理
- 忘れている
- 完全に私物化している
- 返さなくても問題ないと思っている
- 何も思っていない
- 借りパクの体験談【借りパクした人】
- 誰から借りパクしたか忘れてしまった
- 借りパクしたけど返すタイミングがわからない
- 借りパクされた人の心理
- 裏切られた気分
- 相手への信頼を失くす
- 借りパクの体験談【借りパクされた人】
- メール、電話しても無視され、SNSもブロックされた
- しつこく催促したら返してくれたけど…
- 借りパクで警察は動いてくれる?
- 借りパクされた時の対処法
- 直接伝える
- 返す気があるか確かめる
- 他の人に貸すことにする
- 借りパクはどんな物でも信頼をなくす
借りパクしても、借りパクした人が任意で返却するというのであれば、法に訴える手間も必要もありません。
裁判沙汰になればその後の関係性が壊れることも予測されますし、返却されたとしてもなにより後味が悪いためできることなら、こちらから返却を求めれば任意で返してもらいたいものですね。
借りパクしたほうが、ただ単に忘れている場合は、まずは「返してほしい」と伝えるのが先決でしょう。言いにくいかもしれませんが、訴訟を起こせばお互いに時間が取られるし世間の目などもっと面倒なことが発生する可能性があります。任意で返してもらえうようにまずは積極的に働きかけてみましょう。
裁判沙汰になればその後の関係性が壊れることも予測されますし、返却されたとしてもなにより後味が悪いためできることなら、こちらから返却を求めれば任意で返してもらいたいものですね。
借りパクしたほうが、ただ単に忘れている場合は、まずは「返してほしい」と伝えるのが先決でしょう。言いにくいかもしれませんが、訴訟を起こせばお互いに時間が取られるし世間の目などもっと面倒なことが発生する可能性があります。任意で返してもらえうようにまずは積極的に働きかけてみましょう。
民事訴訟等の法的手続きで返還を求める
via pixabay.com
借りパクした人に、いくら任意の返却を求めても返してくれないときは、民事訴訟などの法的手続きをとるしかありません。
民事訴訟で弁護士を頼んで訴訟を起こす場合は、弁護士費用や書類提出の手数料など金銭的に多額な負担がかかります。弁護士を立てなくでも訴訟はできますが、それでは金銭的な負担は減ったとしてもよほど法に詳しくないと負けてしまうでしょう。
それらのリスクを考慮しても返却してほしい大切な物であれば、1つの選択肢として考えてみましょう。ただし、判決が満足いかないこともありますし場合によっては物ではなく金銭的な和解を提示されることもあります。また、時間的に長くかかることを覚悟して挑みましょう。
民事訴訟で弁護士を頼んで訴訟を起こす場合は、弁護士費用や書類提出の手数料など金銭的に多額な負担がかかります。弁護士を立てなくでも訴訟はできますが、それでは金銭的な負担は減ったとしてもよほど法に詳しくないと負けてしまうでしょう。
それらのリスクを考慮しても返却してほしい大切な物であれば、1つの選択肢として考えてみましょう。ただし、判決が満足いかないこともありますし場合によっては物ではなく金銭的な和解を提示されることもあります。また、時間的に長くかかることを覚悟して挑みましょう。
自力で無理矢理取り返すのは違法
via pixabay.com
もともと自分の物だから、返してと頼んだり訴訟などしたくないから自力で無理やり返してもらおうとすると、それは違法行為とみなされることがあるので注意しましょう。
しかし、たとえ自分の物だとしても無理やりに奪うようなことをしては違法行為として逆に訴えられることもあります。では、なぜ自分の物を取り返すだけなのに違法になるかというと、それは、借りた側が借用権を有してしまうからです。
つまり、物を貸したら借りた側の人間には借用権が発生するため、必要になったからと貸した側が自力で無理に取り返せばその権利を侵害したことになるのです。場合によっては窃盗罪が適用される恐れもあるので注意しましょう。
しかし、たとえ自分の物だとしても無理やりに奪うようなことをしては違法行為として逆に訴えられることもあります。では、なぜ自分の物を取り返すだけなのに違法になるかというと、それは、借りた側が借用権を有してしまうからです。
つまり、物を貸したら借りた側の人間には借用権が発生するため、必要になったからと貸した側が自力で無理に取り返せばその権利を侵害したことになるのです。場合によっては窃盗罪が適用される恐れもあるので注意しましょう。
同じ商品を再度購入した場合
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返してもらうつもりで貸したものを借りパクされたとき、どうしても使いたいためにまた新たに購入することもあるでしょう。しかし、もともと自分が持っていたものなのにとその出費に納得できない人もいるはずです。ここでは、借りパクされた物を再度新品で購入したときその料金を請求できるか詳しく解説していきます。
費用を請求することはできる?
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借りパクされた物と同じものを購入した費用を請求することはできます。
費用の請求方法としては、借りパクした人に「返してくれないから買った費用を支払ってくれ」と直談判するか、法的に損害賠償請求します。
ただし、損害賠償請求では新品の購入額を請求しても時価による判断のため、新しく購入して全額は支払われないでしょう。また、裁判費用も掛かりますしそのことを考慮して、借りパクした人に直談判して購入費用を支払ってもらうようにしたほうが良いでしょう。
費用の請求方法としては、借りパクした人に「返してくれないから買った費用を支払ってくれ」と直談判するか、法的に損害賠償請求します。
ただし、損害賠償請求では新品の購入額を請求しても時価による判断のため、新しく購入して全額は支払われないでしょう。また、裁判費用も掛かりますしそのことを考慮して、借りパクした人に直談判して購入費用を支払ってもらうようにしたほうが良いでしょう。
損害賠償請求
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借りパクされた物を再度購入した場合、損害賠償請求するにはいくつかの条件があります。
その条件とは
1.借りパクした側に再三の返却を求めても返してくれない場合
2.貸したものがどうしても必要で代替品として購入した場合
の2点ですが、請求できる金額は時価であるため、たとえ新品で購入してもその費用の一部しか請求できません。
ちなみに損害賠償請求には時効があり、被害および加害者を知ってから3年となっているので請求するときには注意しましょう。
その条件とは
1.借りパクした側に再三の返却を求めても返してくれない場合
2.貸したものがどうしても必要で代替品として購入した場合
の2点ですが、請求できる金額は時価であるため、たとえ新品で購入してもその費用の一部しか請求できません。
ちなみに損害賠償請求には時効があり、被害および加害者を知ってから3年となっているので請求するときには注意しましょう。
借りパクする人の心理
via pixabay.com
借りパクされた側は怒り心頭でも、借りパクした側は意外と重大なこととは思っていない場合が多くあります。借りパクする人がどうして重大なことと思わないのか、どんな心理で借りパクしているのか、ここでは借りパクする人の心理について詳しく解説していきます。
忘れている
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借りパクしているのに忘れてしまうのにはいくつかの状況が考えられます。
案外簡単に貸してくれたからそれほど大事な物ではないだろう、大事な物なら簡単に貸さないだろうなどと勝手な解釈で軽く考えてしまう気持ちと、友達だから許してくれるだろうという甘えた気持ちから重大に思うことなく、そのうち借りたことすら忘れてしまう現象が起こってしまいます。
貸す側は、友達としての親切心で貸しているのに、借りパクする人は軽い問題として捉えている。そんな状況が借りパクしてしまう1番の原因となっているようです。
案外簡単に貸してくれたからそれほど大事な物ではないだろう、大事な物なら簡単に貸さないだろうなどと勝手な解釈で軽く考えてしまう気持ちと、友達だから許してくれるだろうという甘えた気持ちから重大に思うことなく、そのうち借りたことすら忘れてしまう現象が起こってしまいます。
貸す側は、友達としての親切心で貸しているのに、借りパクする人は軽い問題として捉えている。そんな状況が借りパクしてしまう1番の原因となっているようです。
完全に私物化している
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例えば、店員に洋服の試着をすすめられて買うつもりがなかったのに買ってしまった経験をしたことはありませんか?
これは、試着させることで手に入れたい心理に働きかけて購買意欲を刺激し買わせる手法です。つまり、借りパクにもこれと同じ心理が働くことがあります。
借りたものがもともと欲しかった物だったため、それを使うことで欲求がより明確になり手に入れたいと思う心理が働いた結果、借りパクしたと考えられます。その後、それは自分の中で完全に私物化され、返すという行為をしなくなってしまうのです。
これは、試着させることで手に入れたい心理に働きかけて購買意欲を刺激し買わせる手法です。つまり、借りパクにもこれと同じ心理が働くことがあります。
借りたものがもともと欲しかった物だったため、それを使うことで欲求がより明確になり手に入れたいと思う心理が働いた結果、借りパクしたと考えられます。その後、それは自分の中で完全に私物化され、返すという行為をしなくなってしまうのです。
返さなくても問題ないと思っている
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借りパクして返さなくても問題ないと思ってしまうのは、タダで借りたものに価値はないと感じるからです。
人は簡単に手に入るものは大切にしない傾向にあります。そのため、借りパクも他人が簡単に貸してくれたため大切にしない心理が働いてしまう人もいます。
借りパクする人は、その物にそれほど価値がないから返さなくてもいいだろうと安易に思ってしまうのでしょうが、物の価値は人それぞれ。貸した本人にとっては、とても大切な物である場合もあるので借りるときには十分に注意しましょう。
人は簡単に手に入るものは大切にしない傾向にあります。そのため、借りパクも他人が簡単に貸してくれたため大切にしない心理が働いてしまう人もいます。
借りパクする人は、その物にそれほど価値がないから返さなくてもいいだろうと安易に思ってしまうのでしょうが、物の価値は人それぞれ。貸した本人にとっては、とても大切な物である場合もあるので借りるときには十分に注意しましょう。
何も思っていない
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