2019年7月11日 更新

自分を責める心理的な理由とは?自分を責めるのをやめる方法5つ

何か失敗をした時、つい自分を責めてしまっている人はいませんか?この記事では、自分を責める心理的な理由や自分を責めるのをやめる方法について紹介していきます。恋愛で失敗をしやすくなったり、うつ病になってしまう可能性もありますので、対策をしていきましょう!

目次

なぜ、プラスな出来事を思い出すと自分を責めなくなるのか。それは、自分に優れた部分があると自分で認めているからです。つまり、そのプラスな記憶は正しいことをしたという自己承認欲を満たすことを意味しています。

しかし、マイナスな面も「いずれ苦痛も成果につながる」と考えられるようになればプラスに変えることが出来ます。欠点を前向きなものとして捉えられないのは、目の前のものに囚われ過ぎているからです。

たとえば、虐められたマイナスの経験は人の気持ちを理解できるというプラスを未来にもたらしてくれます。この成長から、人の気持ちを理解できる人になるといったように希少な存在になれるきっかけを掴めるという訳ですね。

今の気持ちをノートに書き出す

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気持ちをノートに書き出すというのは自分のわだかまりを解消するのに、とても効果があります。人というのは次のことばかりを見ようとするので、過去にやったものを整理せずに散らかしっぱなしにしがちです。

その結果、本来の目的を見失ったり問題が何なのかを見つけることが出来ず、路頭に迷ってしまうことがよくあります。つまり、本末転倒ということです。

しかしこれらは、ノートに書き出すことで解消することが出来ます。そのとき感じた疑問や変化の過程を書き出し、状況を把握することで、不思議と答えが見えてくるのです。

認めてくれる人を見つける

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先ほどは自分に対して自分を認める自己承認について説明しましたが、こちらは他者によって承認欲を解消する方法です。人に認められることは誰でも嬉しいと感じるものですが、そう簡単には認めてもらえないのが現実です。

しかし、相性といった部分を優先して考えるようになれば思いのほか認めてくれる機会に遭遇します。相性とはこの場合、自然と「その人を助けてあげたい」と気持ちが昂る状態のことを指します。

お互い協力関係になるので、自分を責める自己承認欲の解消と共に自分をさらに成長させてくれる要素となります。つまり、自分を責めないようにするには自分と相性のいい人を探し出すことがひとつになります。

自分と他人を比較するのをやめる

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なぜ、人は他人と比較するのか。それは、自分が劣っていると感じる部分が大きく影響していると言えます。自分の目に映る他者の才能は、自分の目にとまりやすいものです。そして、簡単には手に入らないことから苦しさを伴うようになります。

人は優秀な人間を見たりすると、どうしても自分と比較しがちになります。SNSや動画などネットに上げられているものは、優秀な成果を生み出しているものばかりで、ネットを見るのが怖いと感じる人もいる程と言えます。

こうならないためには、まず自分を苦しめているものが何かを理解する必要があります。とても優秀な人が対象になる場合は、活躍しているその場だけではなく行き着くまでの過程を見てみましょう。きっと自分と同じ姿を見ることができ安心感を得られることでしょう。

過去を見ずに現在だけを見る

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過去を振り替えず今だけを見るといったように、余計なものを除外して生きることは思った以上に難しいものです。人は生きている中でいらないものをどうしてもため込んでしまいます。

それは欲があるからで、「あれもこれもそれも全部欲しい!」と際限なく記憶領域に蓄積してオーバーフローさせるからです。このため、今やることにも身が入らず本題から逸れた別のことをやっていたというケースも多いです。

今やるべきことだけに集中する方法は、片付けを常に意識することです。この場合の片付けとは「なぜ?」からの答えを見つけることです。つまり、その不安に対して「なぜ、それを思い出す必要がある?」と問いかけて解消すればよいのです。

自分を責める人はうつ病になりやすい?

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「そこまで悪化しないでしょ」と言う人も多いと思いますが、自分を責めることはうつ病になる原因として話題にされる傾向にあります。自分を責めてしまう症状としてはADHDなどが上がります。

ADHDとは主に落ち着きがない多動性、衝動買いをする衝動性、忘れ物が多いなどの不注意などの症状がみられる障害です。なぜADHDが自分を責めることに関係するのか?

それは周りに理解されない行動を起こすことで、叱られたり虐められたりすることが多いからです。このような背景も考えつつ、次の項目らについても考えていきましょう。

自分を責める人は心理的負担が大きい

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心理的負担とは「相手が自分を理解してくれない」といった、心の負担を意味します。心が休まらない、安心できないという不安とは違い、欲が満たせないことを示しています。

しかしなぜ心理的な負担が大きいと、うつ病になりやすいのでしょうか。その原因は、自分を責める心理的負担が積み重なって脳(感情)を制御する物質(神経伝達物質)のバランスが崩れるからです。

気怠く疲れが取れないと感じた場合、理由の如何にかかわらず休息をとるなどストレスに対して注意を払うことが対策のひとつにあがります。このように自分の状態を把握できれば、何事に対しても事前に防ぐことが出来ます。

うつ病になる可能性は他の人よりも高い

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まず他の人と比べる理由は、一般的な人でも十分にうつ病になる可能性があるからです。その中でも自分を責める人は、失敗をしたときに感じる苦しみが一般の人より強いことから、うつ病にかかりやすい傾向にあります。

うつ病とは、ストレスを感じることで発症する脳の機能障害です。このことから、うつ病と自分を責めることの繋がりは自身に対しての過剰な攻撃によるストレスを意味しています。

自虐的にならないためにも、自分を受け入れる余裕を持つ状態にするのが先決だと言えます。簡単なものから準備し「何時に~をする」といったように、少しずつ余裕を持たせていくことで心のゆとりを持てるようなります。

統合失調症やパニック障害になる可能性も

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統合失調症とは精神病のひとつで、現実との見分けがつかないなど症状が多岐にわたる病気です。なぜこの病気が自分を責めることに繋がるのか?

その理由のひとつには感情のコントロールができないところにあります。感情が制御できないのは脳のバランスが崩れて正常に機能していないからであり、統合失調症は脳の機能が低下した状態を示しています。

他にもパニック障害といった不安障害も、自分を責めることで引き起こされます。突然理由もなく動悸やめまいが習慣的に起こっている場合は、注意した方がいいと言えるでしょう。

自分を責める人の恋愛が失敗しやすい理由

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なぜ、自分を責める人が失恋しやすいのか。一般的な人でも恋愛は失敗することは多いですが、その理由に密接に関わっている部分があります。それは、自分が責められると思って相手に本当のことが言えない点です。

逆に考えてみてみれば分かりますが、相手が何でも都合のいいように自分を受け入れてくれるのは、おかしいと感じるものです。むしろ、何か反発してこなければ「何か企んでいるのでは?」と勘ぐってしまうこともあります。

しかしその度合いも難しいもので、押しすぎても引きすぎてもダメといった絶妙な調節が必要になります。自分を責める人は相手に気を使う余裕はないので、なおのこと恋愛を成就するのは難しい事となります。

相手につけ入れられる

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