2019年10月21日 更新

鮫肌の原因と治し方!お尻や顔の鮫肌への対処法は?

肌が乾燥してガサガサになることがありますが、それは鮫肌かもしれません。鮫肌は大人だけではなく子どもや赤ちゃんにも表れる症状です。まずは正しい治し方やクリームの選び方とはどのようなものなのか理解しましょう。原因を知ることで顔やお尻の改善に役立ててください。

鮫肌とは?

Hatena Think About Question The - Free image on Pixabay (89348)

鮫肌とはサメの肌のようなザラザラした状態を意味します。鮫肌という呼び方は一般的に使用されていますが、病院などで専門的な言い方をすると「魚鱗癬(ぎょりんせん)」という呼び方をします。まるで魚の鱗のような様子からこう呼ばれるようになったのです。

今回POUCHSは、この鮫肌についてわかり易くまとめています。

魚鱗癬は乾燥肌と似ていることもあり、気が付かずに放置している人もいます。自分でケアしきれないと感じる場合はしっかりと病院で診てもらいましょう。

鮫肌は人に触られればザラザラとした肌触りがばれてしまいますし、ツルスベの肌を見るととてもうらやましく思うのです。そんな鮫肌もしっかりケアをすれば改善できるので、気になっている方はぜひチャレンジしてください。

また、POUCHSは恋愛やライフスタイルを応援する記事を多数取り扱っています。こちらの記事も、ぜひ一緒にお読みください。

鮫肌で悩む女性はどれくらいいるのか

鮫肌になる箇所は人によってさまざまですが、どこであったとしても多少は気になりますし、綺麗な肌の方がいいのは確かです。

鮫肌に悩んでいる女性はどれくらいいるのか、200人を対象にPOUCHS独自のアンケートを実施しました。
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・夏も露出できない。基本長袖長ズボン。(31歳、女性)

・化粧のりが悪い。毎日化粧するにも憂鬱な気分になる。(24歳、女性)

・私の場合鮫肌のところは痒みもあるから、つい掻いてしまうせいでよけい肌質が悪くなる。(25歳、女性)

・近づかれると鮫肌なのがバレるので、つい人と話すときは距離をとりがちになる。(23歳、女性)

・普段は人に見られるところではないけれども、彼氏が実はどう思っているのか心配。(27歳、女性)

・両親ともに鮫肌なので、きっと遺伝なのだろうと諦めている。(20歳、女性)

・電車やエレベーターといった、人との距離が近い時間が長く続く場所が苦手。(29歳、女性)

・鮫肌のところは皮膚が弱いのか、腕時計やブレスレットをすると赤くなってしまう。(32歳、女性)
「肌が鮫肌で悩んでいる?」というアンケートの質問に対し「YES」と回答したのは28%、「NO」と回答したのは72%でした。

具体的な回答を見ていくと、鮫肌であること自体の悩みだけでなく対人関係やコミュニケーションにも影響を与えていることがわかります。

ここで鮫肌について理解を深め、適切な対処法を知り実行することで改善を図りましょう。

鮫肌の特徴

Metaphor Falling Down Failure - Free photo on Pixabay (89350)

コンプレックスになることもある鮫肌にはどのような特徴があるのでしょうか。基本的な特徴をチェックしておくと、自分の肌の状態と比べてみてください。

自分の肌の状態があまり良くないとさまざまなことに気を使いますが、理由や状態が分かっていなければどのようなケアをすればよいのかもわかりません。特徴を把握して、鮫肌だった場合は正しいケアを実践していきましょう。

中には専門家に診てもらった方が良いこともあります。状態によっては皮膚科に行くことも検討してください。

触ってみるとザラザラしている

Desert Drought Composing - Free photo on Pixabay (89352)

鮫肌を触ってみるとザラザラとしており滑らかではありません。肌が乾燥している状態ですが、ただ乾燥しているだけではなく皮膚がウロコのように剥がれていきます。

そのため、触るとザラザラしているというだけではなく、見た目にも鮫肌の影響があるのです。露出を控えるようになるのは目に見えてザラザラとした肌を隠したいからでしょう。

フケのように肌がはがれているとあまり印象も良くありません。黒い服を着ていると剥がれた皮膚が目立つこともあります。

手足や背中に多くみられる

Legs Window Car Dirt - Free photo on Pixabay (89353)

鮫肌の状態になりやすいのは二の腕や太もものほか、手足や背中にも症状が出ることが多いです。半そでやキャミソール、ショートパンツやスカートなどを見につけると露出することもあり、鮫肌が原因でおしゃれを楽しめないこともあります。

人目につく場所が鮫肌になっていると周囲の目も気になりますし、コンプレックスになることもあるでしょう。背中が鮫肌になっていれば水着で海水浴という訳にもいきません。

鮫肌は隠そうと思えば隠すことができる場所にできますが、そのせいで自分の好きな服を着られないこともあるのです。さらには行動も制限されることがあるのでしっかりケアしましょう。

アトピー性皮膚炎を持っている場合に多い

Trauma Injured Violent - Free photo on Pixabay (89355)

鮫肌に悩んでいる方はアトピー性皮膚炎を持っているのではないでしょうか。すべての人がそうという訳ではありませんが、鮫肌になる人にはアトピー性皮膚炎の人が多いのです。

アトピー性皮膚炎の原因にはアレルギーやバリア機能の低下などがあげられています。全身に症状が出る人もいますが、部分的に皮膚炎が起こる人もいるようです。

一度良くなったと思っても、また症状が悪化することもあります。季節や肌に合わせたケアが必要です。

鮫肌の原因

Treatment Finger Keep - Free photo on Pixabay (89358)

見た目にも肌触りにも影響する鮫肌ですが、いったい何が原因なのかご存知でしょうか。改善していくためのケアをする際にも、原因を知っていると理屈がよくわかります。

鮫肌になる原因は1つではありません。それぞれに理由や原因があり、それに合ったケアや改善方法があるのです。

原因を知ることで改善方法が見えてきます。自分でケアするよりも専門家に診てもらった方が良いこともあるので、自分の肌の原因を探っていきましょう。

古くなった角質

Legs Converse Shoes Casual - Free photo on Pixabay (89360)

鮫肌になる主な原因は古くなった角質です。通常人間の肌は一定の周期で古い角質が剥がれ落ち、新しい肌の細胞が押し上げられています。

このような肌の代謝はターンオーバーと呼ばれ、周期は28日程度といわれています。しかし、ターンオーバーの周期は加齢やストレス、生活習慣によって乱れていくものです。正常に機能していないと肌トラブルの原因となるシステムといえます。

ターンオーバーが乱れて古い角質が肌に残ったままになると、角質が厚くなってザラザラとした肌触りになります。さらに、肌がデリケートになるので些細な刺激にも耐えられなくなってしまうのです。

皮膚炎などの病気

Face Women Girl - Free photo on Pixabay (89361)

皮膚炎などの肌の病気も鮫肌の原因になります。そもそもアトピー性皮膚炎の人は鮫肌になりやすく、合併することも多いそうです。

角質が厚くなったりターンオーバーが乱れたりした状態の肌は敏感になります。健康的な肌は外部の刺激やほこりなどから守るためのバリア機能が働いています。しかし、バリア機能の低下した肌は通常であれば気にならないような刺激にも耐えられなくなってしまうのです。

また、肌荒れなどを起こすことでターンオーバーが乱れるので、ケアをしなければどんどん負の連鎖にはまっていくでしょう。

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