2019年7月27日 更新

ミサンドリーの意味とは?ミサンドリーになる原因や怖い行動とは

ミソジニーの対義語にミサンドリーという言葉があります。フェミニストと混同されることが多いですが、ミサンドリーは攻撃的で時には怖い行動を取ることもあります。何が原因でミサンドリーになってしまうのかやミサンドリーを治す方法を紹介していきます。

目次

男女間で暴力があると、加害者が男性で被害者が女性だと考えてしまいがちですがミサンドリーの女性も暴力を振るいます。議論が白熱してきて自分が劣勢になった時にごまかすために暴力を振るう人もいれば、単に感情が高ぶって暴力を振るう人もいます。

周りがそれを非難しても「男性に殴られそうになって身の危険を感じたから正当防衛だ」などと主張することもあります。もちろん男性に暴力を振るうつもりは全くなくても、中立の立場の第三者の目がない場合はミサンドリーの女性に同情する人も出てきてしまうでしょう。

ミサンドリーになる人に考えられる原因

Fog Forest Dark - Free photo on Pixabay (511649)

現代の日本では幼稚園や小学校でも「友達と仲良くしましょう」と教えられます。一般的には宗教的に男性を迫害するように教えられることもありませんし、実際そうした教育を受けたことがある人もほぼいないでしょう。

しかし、そういった日本でもミサンドリー思想を持つ女性は後を絶ちません。なぜミサンドリーになってしまうのか、考えられる原因を5つ紹介していきます。

男性へのトラウマがある

Darkness Reflection Horizon - Free photo on Pixabay (511650)

ミサンドリーの女性も最初から男性のことを攻撃しているわけではありません。むしろ男友達もいて男女平等に接していた女性が急にミサンドリーになってしまうケースもあります。

男性に急に襲われて性暴力の被害に遭ってしまったり、信じていた男友達に裏切られてお金を騙し取られてしまうケースもあるでしょう。そうした状況が続いてしまうと、その男性だけではなく男性全体が信じられなくなってトラウマを抱え、ミサンドリーになってしまうこともあります。

男性社会で生きてきて差別され続けた経験がある

Beard Business People - Free photo on Pixabay (511652)

日本では明確な男女差別はそれほど存在していませんが、職人の世界など未だに男性社会の場所もあるでしょう。そうした世界で生活していると「女のくせに生意気だ」や「女には向かないからさっさと辞めろ」など性差別を受ける機会も増えてしまいます。

あまりにも長く性差別を受け続けてしまうことで、自分も男性に対して差別的な考えを持つようになってしまいがちです。男性の些細な失敗に対して「こんなこともできないなんて男のように情けない」といった発言を自然としてしまうこともあるでしょう。

「男性は悪」というネットの情報を信じ込んでしまう

Mac Freelancer Macintosh - Free photo on Pixabay (511655)

男性に限らず、ネット上は基本的に匿名性が担保されているので実生活よりも過激な思想や発言が多く見られる場所です。そういった場所で男性差別の発言を見る機会が多くなると、その情報を信じ込んで「男性は差別されるべき存在なんだ」と思ってしまう場合があります。

また、ネット上の情報を信じ込んでミサンドリーになった人が男性蔑視の発言を書き込むことで、連鎖的に多くのミサンドリーを増やしてしまうというケースも決して少なくはありません。

ミサンドリーの考えに同調する人間を見つけやすい時代

Women Teamwork Team - Free photo on Pixabay (511658)

どんなに過激な思想を持っている人でも、周りにその思想に賛同してくれる人がいない環境では多くの場合いつの間にかその思想を忘れてしまいます。しかしながら、現在はネット上などでミサンドリーの考えに同調してくれる人を見つけやすい時代になっています。

また、ネット上の意見を友人や同僚で一緒に見ている時にミサンドリーの考えに賛同している人を見つけることで味方を増やすこともあるでしょう。ミサンドリーに限らずどんなにマイナーな思想でも、賛同者を見つけることでどんどん過激になっていく場合があります。

被害妄想で男性に恨みを感じている

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男性に差別された過去があるから男性が嫌いと言っていたり、男性に心ない言葉をぶつけられて男性不信になっていると言うミサンドリーもいます。一見、先に男性に差別されたからトラウマになって男性を嫌いでも仕方ないように思えますが、単なる被害妄想の可能性もあります。

男性が普通の応対をしていたのに、最初から色眼鏡で男性のことを見ているために逆恨みしている可能性もあります。先に被害を訴えた方が本当の被害者であるという確証はないので、第三者として話を聞く場合は注意が必要です。

否定することで自身の意見の正当性を主張したい

Office Business Accountant - Free photo on Pixabay (511661)

ミサンドリーは男性を蔑視することが目的ではなく、それを手段として自分の正当性を主張している場合もあります。この主張は男性に限らず、自分の正当性を主張するための手段を周りを否定することしか知りません。

そのため、現在はミサンドリーとして男性を否定しているかもしれませんが状況が変わればいつの間にか自分に都合の良い男性の意見を肯定する場合もあります。いずれにせよ、議論のために人格まで否定するのは変わらないので必要以上に近づかない方が良いでしょう。

ミサンドリーの治し方

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女性の中にはミサンドリーであることに誇りを持って自分は女性の権利を主張する人間だと信じ込んでいる人もいます。しかしながら、それが全てではなくミサンドリーである自分を自覚しつつも治す方法が分からずに苦しんでいるという人も存在しています。

では、後者のタイプはミサンドリーを治すためにどのような努力をしていけば良いのでしょうか。心理的なことから具体的な行動まで紹介していくので、ミサンドリーであることに苦しんでいる人は実行してみてください。

男性と冷静に話してみる

Business Deal Laptop - Free photo on Pixabay (511666)

ミサンドリーであると、ついつい目の前に男性が来た時点で感情的になり相手の人格を否定するゆおなことを言ってしまうのではないでしょうか。まずはそうした自分の攻撃性を抑えるためにも冷静に話せるように努力しましょう。

最初から対面で話すのが難しければ、相手が男性であることが分からないようにメールのやり取りなどから始めるのもおすすめです。自分のミサンドリー思想の強さに応じて、相手の男性を傷つけないような方法を探してみましょう。

恨みがある男性と目の前の男性は別人であることを意識する

Sheep Animal Twin - Free photo on Pixabay (511668)

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