2022年7月3日 更新

【要注意】取り締まり対象イエローカット!罰則から種類まで

安全のためとはいえ複雑すぎる交通ルール。特に、イエローカット。日常的に運転する人も、実は知らなかったというイエローカットルールが存在します。今回は、YouTubeでも取り上げられ話題になったイエローカットというルールについて、詳しく解説していきましょう。

これまで免許停止や取り消し処分を受けたことが無い人の場合、3年間で違反点数累計6点以上で免許停止処分となります。点数に応じて、免許停止期間が異なるので注意しましょう。累計6~8点の場合は30日間、9~11点になると60日間の停止処分となります。12~14点になると、90日間です。

免許停止期間に運転すると無免許運転扱いとなり、懲役刑または罰金50万円以下と非常に重い罪に問われるので注意しましょう。また前科がなくても、違反点数が25点加算されてしまいます。

累計15点以上は免許取り消し処分

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3年間の違反点数累計が15点以上になった場合は、免許取り消し処分となります。免許が取り消しになると、再発行するために再度免許を撮りなおす必要があるので注意しましょう。

また免許取り消し処分は、交通違反以外でも発生します。例えば、持病の申告。運転に支障を及ぼす可能性のある病気は、申告義務があります。その場合、免許を取り消される可能性があります。

一発免許取り消し違反も

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交通違反による加算点数は、悪質性や危険性によって大きく異なります。0~2点といった軽度違反もあれば、6点以上の重度の違反行為も存在するのです。6点以上の重度違反の場合、青切符ではなく赤切符が発行され前科がつきます。

さらに、1回の違反で14点を超える加算も。例えば、運転殺人や危険運転致死は違反点数が62点です。酒酔い運転は35点、麻薬等を使った状態での運転やひき逃げなどで救護義務を怠った場合も35点加算され一発免許取り消し処分となります。

2台以上のバイクや車で走行し、著しく周囲に危険を与えた場合は共同危険行為に該当し、25点加算されこちらも一発免許取り消し処分。他にも、細かく違反点数が設定されているので、一度確認してみましょう。

違反点数を知る方法

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気になるのは、自分の違反点数の累計ですよね。違反の都度、免許証に記載されるわけではないので、忘れてしまう人も少なくないでしょう。また3年という期間が設けられているので、いつの違反が加算されているのか混乱することもありますよね。

自分の違反点数を知るには、免許センターの窓口で”累積点数等証明書”もしくは”運転記録証明書”を申請するか、郵便局で同様の書類申請を行うかです。証明書の発行には手数料630円が必要になりますし、郵便局での真性の場合はさらに別途手数料が発生します。

累計点数がわからないという人は、一度申請してみるといいでしょう。

交通ルールを守って安全な運転を!

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イエローカットのように、交通ルールが複雑化しているのは、より安全に車生活を続けるため。道路状況や人々の生活スタイルも変化しているため、都度合わせた繊細で詳細な変更が必要だからです。

覚えるのは面倒かもしれませんが、車・バイクの運転は人命に関わる重大な行為。一瞬で誰かの人生を奪うことも、自身の人生を終わらせてしまうこともあるのです。

免許の更新時期だけではなく、日頃から交通ルールに意識を向けるようにしてみましょう。便利な車・バイクを、安心して運転できるよう最大限努力していきましょうね。

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