2022年7月3日 更新

【要注意】取り締まり対象イエローカット!罰則から種類まで

安全のためとはいえ複雑すぎる交通ルール。特に、イエローカット。日常的に運転する人も、実は知らなかったというイエローカットルールが存在します。今回は、YouTubeでも取り上げられ話題になったイエローカットというルールについて、詳しく解説していきましょう。

細い道路などで見かける、白線を挟むように黄線二本でサンドされた線。黄線の複合パターンです。白い線があるので、一見追い越しできるようにも思えますが、有効になるのは黄線の効力。

つまり、車線を超える追い越し行為は禁止ということ。反対車線にはみ出す走行は、非常に危険ということを表しているので、線を超えないように注意しましょう。

また、停車中のバスを追い越すのも禁止です。停車中の車両があり、走行が難しい場合にのみ超えることが許されます。

黄線+白線

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黄線実線と、白線実線の場合、右・左どちらの車線を走っていても車線を超えた追い越しはできません。そもそも、白い実線は、右側にはみ出して追い越しできない線。白い実線は、道幅が6m以上の道路に設置されています。

そのため、十分な道幅が確保されていると考えられているため、ラインを超えるはみ出し行為は禁止されているのです。

黄線+白斜線

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白線と黄線の組み合わせは、実線か斜線かによってルールが異なるため非常に複雑ですよね。黄線実線と白斜線・破線の場合は、白線側からのライン越えはOK。ただし、黄線側のライン越えはNGです。

白い破線側からは車線変更可能ですが、黄線側から車線変更すると反則になります。

黄線以外の線と違反例

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黄線以外にも、道路には様々な注意喚起をもたらす線が存在します。なかには、違反行為に該当するものもあるため、車やバイクを運転するのなら正しく理解しておかなければなりません。

「そのルールを知らなかった」としても、白バイや警察は見逃してくれないのです。重大事故のきっかけにもなるので、線の種類や交通ルールを今一度確認してみましょう。

動くセンターライン

時間によってセンターラインが変わる、リバーシブルゾーンがあることをご存じでしょうか。主要都市や繁華街付近など、交通量が時間帯によって大きく変動する区間で採用されています。

リバーシブルゾーンには、道路の上部に変更を知らせる青い看板が設置されています。「中央線が変わります」「〇時から〇時」のように、時間帯や曜日が記載されているのです。この区間は、接触事故や追突事故が多いため、センターラインの変更とともに車の運転そのものにも注意が必要です。

見逃して走行した場合、通行区分違反等に該当するためしっかりと覚えておきましょう。

導流帯

導流帯と呼ばれるゼブラ柄のゾーン。通称ゼブラゾーンは、交差点付近に設置されていることが多く、右折・左折レーン手前に設けられています。また、交通渋滞が起きやすい場所や、交通事故多発区間にも設置されているゾーンです。

ゼブラゾーンは、走行してはいけないと勘違いしている人が少なくありませんね。実は、積極的に走行するべき場所ではないものの、侵入しても違反行為に該当しません。ゼブラゾーンに駐車してはいけないという法律はないものの、多くの場合交差点付近に設置されているので、駐車禁止と考えて問題ありません。

ゼブラゾーンは過失割合が不利になる

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ゼブラゾーンは、右折レーンの手前に設置されている場合がありますね。そのため、ゼブラゾーンを避けて右折レーンに侵入する車と、ゼブラゾーンに侵入し右折レーンに侵入する車とで事故が多発しやすい場所。

このような事故の場合、ゼブラゾーンを直進し右折レーンに侵入した車の過失割合が不利になる可能性があります。ゼブラゾーンは走行禁止ではないものの、積極的に走行するべき場所ではないと認識されています。そのため、右折レーンで事故を起こした場合の過失割合が、10~20%ほど不利になる可能性があるのです。

またゼブラゾーンに似た斜線の中には、通行禁止を表す道路標示が存在する場所も。ゼブラゾーンを黄色い実線が囲んでいたら、立ち入り禁止部分です。このように、ゼブラゾーンには様々なケースが存在することから、通いなれた道以外では瞬時に判断ができませんよね。通らない方が懸命だと覚えておきましょう。

白い実線2本

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白い実線が2本表示されている場所は、路側帯。白い実線の左側は、歩行者用路側帯を表しているのです。そのため、自転車の走行も禁止。さらに、白い実線を超える車の駐停車も禁止されています。

車道側が白い実線、歩行者側が白い破線だった場合は、駐停車禁止路側帯ではありますが自転車の走行はOK。白い実線には様々な意味が存在するため、頻繁に通る道の様子を観察してみるといいでしょう。

免許停止のルール

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最後に、どこまで交通違反を繰り返せば免許停止になるのか解説します。

駐禁では点数が加算されない

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駐停車禁止区間に車を止め、黄色い張り紙がされた時、紙に従って反則金を収めれば点数は加算されません。そのため、何度駐停車禁止違反を犯しても、反則金さえ払っていれば免許停止処分にはならないのです。

免許停止は累計6点以上14点未満

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