2019年7月19日 更新

損して得取れの具体的な行動例!明日から実践できる人間関係のコツ

故事ことわざにある「損して得取れ」。経営の神様であった松下幸之助も「真の商売人・真の経営者」の中で語っています。商売人だけに通ずるのではなく、人間関係にも大きくかかわってくる「損して得取れ」の具体的な例や明日からすぐに実践できることを紹介します。

目次

皆が楽しくなることを考えることも「損して得取れ」につながります。

周りを楽しくすることのできる人は、常に周りのことを考えて行動をします。周りのことばかり考えているので自分のことは後回しになり、損をしているように思えるかも知れません。しかし楽しくなることを考えられる人は自然と周りに人が寄ってきて助けが必要な時に手を差し伸べてもらえられやすい人です。

自分のことばかりを考えていると、本当に困った時に手を差し伸べてもらえない人になってしまいます。

ビジネスにおける損して得取れ

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「損して得取れ」はビジネスの世界においても大変重要なことです。

例として化粧品などの「無料のお試しセット」を見たことがありませんか?化粧品を無料で試してもらうことで商品の素晴らしさを宣伝できます。そこから化粧品を購入してもらいリピーターになれば大きな利益に結びつきます。

目先の利益だけを考えずに、その背後にある大きな利益を見失わないことがビジネスにおける「損して得取れ」になります。具体的に紹介をしていきます。

マーケティングの手段としても有用

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マーケティングの手段としてフロントエンド商品とバックエンド商品があります。

フロントエンド商品とは【顧客を集めることが目的の商品】でスーパーの試食がこれにあたります。バックエンド商品とは【大きな利益を得るための本命商品】で試食をした商品です。その商品が美味しければ「美味しい」と価値を感じて同じメーカーの他の商品も買ってみようと思えます。

いかに商品を買ってもらえるように誘導するのか考えることが大きなビジネスチャンスになります。

集客のために投資が、後の成果になる

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マーケティングの手段としでも紹介しましたが、集客のためにする投資が後の成果につながります。

お店の前でビールの無料券をもらったなら、無料券を使ってビールを飲みにお店に入ります。お店にすればビールの無料券は集客のための投資になります。お店に入った人はビールだけ飲んで帰る人は少なく、ほとんどの人は他に1品注文をします。ビール1杯で足らなけれさらにもう1杯と注文をします。

お店がビール1杯の損を惜しんで無料券を配らなければその人はお店に入らなかったわけです。後の成果につなげるために何が必要かを見極める力も重要になってきます。

携帯のアプリケーションもそのひとつ

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携帯のアプリケーションも同じ事が考えられます。

ダウンロードできるゲームはほとんど無料で楽しめるものが多いです。しかしゲームを進めていくうちに早くレベルを上げたい、装備を強くしたいといった思いがプレイヤー側に出てきます。ここでゲームに課金をするといった「損」が生まれますが、結果的にレベルが早く上がり、最強の装備が手に入れば満足の「得」ができます。

お金をかけずにゲームを楽しむ人もいれば、最強の装備が早く欲しいと課金する人もいます。アプリを提供している会社は無料でゲームさせる「損」ですがプレイヤーが課金をすれば「得」になります。

損得勘定で人間関係を決める人の特徴

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友達や職場などで付き合いをしている人の中には、損得勘定だけを考えて行動を決めてしまう人もいます。

損得勘定だけで考えてしまう人の特徴として、基本的に損だと思うことは決して行なわないことです。また周りの人に貸しを作ることも嫌います。周りと力を合わせるよりは1人で行動をする人です。全てを損得勘定だけを考えて動くことが悪いわけではありませんが、時には「損」に感じることをあえてすることで、後から考えると大きな利益につながることもあります。

損得勘定を考えて人間関係を決める人とはどんな人か特徴を紹介します。

人のことをなかなか信用しない

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人のことをなかなか信用しないタイプはいろいろいあります。心配性で警戒心が強かったり、人自体にそもそも興味を持っていない人、昔人に裏切られて嫌な思いをしたことがある人などがいます。

人のことをなかなか信用できなくても、すぐに何でも信用してしまい相手のために何かをしてしまうよりは、多少の警戒心を持っていたほうが慎重になり物事を進められます。

時間はかかってしまいますが、結果的には自分に結びつけることができれば「得」になるでしょう。

向上心が高い

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向上心が高い人は損得勘定が働く人が多いです。

言葉は悪いですが上へ行くために誰と付き合い、何をすればいいのか考えられる人です。向上心を高く持っているからこそ必要なことであって、遠回りをするよりは早くできる方法を探せる人です。相手によっては使い捨てのように思われてしまう場合も出てきます。

無駄な時間を過ごすよりは効率よく考えて行動にできるので、反感を買うかもしれませんがその分上を見るといった姿勢を認めてくれる人もいるはずです。

周りの人に貸しを作らない

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向上心が高い人に結びつきますが、周りに貸しを作らないことが自分のフットワークを軽くさせる部分があります。

損得勘定を考え見返りを求めてしまうと、いつになるかわからない見返りを待っている時間がもったいなく感じます。「貸しを作らない」立場を貫けば、そういった人としての位置づけされるので行動をしやすくなります。

しかし「貸し」は作らないけど「借り」は作ることをしていると意味がありません。上を目指すのであれば見返りを求めない「貸し」を作り、その分「借り」は一切作らないようにすればめぐり巡って良いことが自分に返ってきます。

損だと感じるのなら行動をしない

Boy Kids Autumn - Free photo on Pixabay (476845)

損か得かと考えてみると、誰もが進んで損になる行動をしたいとは思いません。

人間の選択肢では「損をしない方」を無意識に選んでいます。しかし目先の利益だけに捕らわれてしまっていると後からやってくる幸せを逃してしまいます。近い未来のことだけを考えて損だと感じる行動をしないのではなく、遠い自分の未来が幸せになることを考えます。

損だと感じる行動をしないことは自分の視野を狭めてしまいます。目先のことを考えるのか、もっと先の未来を考えるのかを見通す力をつける必要があります。

損して得とれを科学的に考える

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