2019年3月26日 更新

キッチンドランカーの意味とは?危険性と予防策は?

キッチンドランカーまたはキッチンドリンカーという言葉をご存知ですか?アルコール依存症を表すこの言葉の意味とは?男性よりも女性がなりやすい理由とは?楽しいお酒を続けるために、キッチンドランカーになってしまう原因や予防法をご紹介します。

キッチンドランカーの意味とは?

Pot Kitchen Cook Wooden - Free photo on Pixabay (77507)

「キッチンドランカー」ってご存知でしょうか。
「キッチンドランカー」の意味や「キッチンドリンカー」との違いについてご紹介します。

キッチンドランカーの意味

Egg Ingredient Baking - Free photo on Pixabay (77516)

「キッチンドランカー」は和製英語になります。直訳すると「キッチンで(主にお酒を)飲む人」という意味です。

「キッチンで(主にお酒を)飲む人」と聞くと、何やら楽しそうな雰囲気なのですが、本来の意味はキッチンで料理をしながらお酒を飲むことが習慣となり、その結果アルコール依存症になってしまう人やそういった状態のことを表します。また、主に女性、特に主婦に対する言葉でもあります。

キッチンドランカーになってしまう原因としては、育児のストレスや夫婦間の問題、嫁姑の問題、金銭問題など様々ですが、家族に隠れて飲酒をしたり、酔って問題行動を起こしてしまうケースがとても多いようです。

正しくはキッチンドリンカー?

Fried Eggs Breakfast Toast - Free photo on Pixabay (77553)

人によっては「キッチンドランカー」と言ったり、または「キッチンドリンカー」と言う人もいます。どちらが正しいのでしょうか?2つの言葉の意味に違いはあるのでしょうか?

キッチンドランカーのドランカー(Drunker)とは、「酔った人」または「酔っ払い」という意味を表します。また、キッチンドリンカーも「キッチンで(主にお酒を)飲む人」を意味します。どちらも和製英語となるようです。

そのため、「キッチンドランカー」と「キッチンドリンカー」という2つの言葉の間には、意味や使い方において大きな違いは無く、どちらを使っても相手に通じるようです。

料理を作りながら飲むのは楽しい?こんな人は注意!

Pasta Fettuccine Food - Free photo on Pixabay (77557)

あなたは普段どんな風にお酒を楽しんでいますか?毎日キッチンで料理をしながらお酒を飲むことが習慣になっていませんか?

まずは、現在のご自分の状況を確認してみましょう。

飲まないとやる気が起きない

Beer Drink Alcohol - Free photo on Pixabay (77603)

あなたは現在、「お酒を飲まないとやる気が起きない」または「お酒を飲まないと〇〇〇〇〇できない」という症状はありませんか?もし、こういった状況が少しでもある場合は注意が必要です。

仕事や家事、何かやらければならない事に対して、やる気が起きなかったりとても疲れていてできない。でも、お酒を飲むことによって元気になったり、やる気が出て行動に移せる。こういった症状はありませんか?

もし、こういった状況が続いている場合は、アルコール依存症である可能性が高いです。また、1日の中で何度もやる気を出すためにお酒を飲んでしまう場合は、重度のアルコール依存症になっていることに本人が気づいていない可能性もあります。

酔わなければ問題ない

Olive Cheese Plate - Free photo on Pixabay (77665)

あなたはお酒に強いですか?弱いですか?もし、「自分はお酒に強い」という自信や「酔わなければ問題ない」という思い込みがある場合は注意が必要です。

お酒を飲むとあらゆる感覚が鈍ります。お酒を飲んでいるにも関わらず、「酔わなければ問題ない」や「自分は酔わない」と思い込んでいるのは大変危険です。

お酒を飲んでの車の運転や子供の世話など以ての外ですが、例えば、包丁で何か切ったり、火を扱うコンロの操作などを含む料理や、薬を飲むといった普段何気ない行動が取り返しの付かない結果を招く恐れのあるものに変わります。他人を巻き込む事故や事件を起こしてしまう場合もあります。

もし、自覚症状があればすぐに誰かに相談してみてください。

毎日飲むのが習慣

New Year'S Eve Celebration Party - Free photo on Pixabay (77684)

あなたは普段どれくらいお酒を飲みますか?もし、晩酌など、毎日必ずお酒を飲むのが習慣がある場合は注意が必要です。

毎日お酒を飲む事が習慣になっている場合、アルコールに対する耐性がもたらされ、「酔う」という感覚が鈍くなり、徐々にお酒の量が増えていってしまう恐れがあります。その結果、アルコール依存症になってしまう可能性があります。また、アルコールにより健康を害する可能性も非常に高いです。できれば、飲むお酒の量をあらかじめ決めておくと良いですね。

よく、お酒を飲まないと眠れないという人がいますが、寝る為にお酒を飲む場合でも、徐々にお酒の量が増えていかないように注意しましょう。

精神的なストレスを抱えている

Fashion Beautiful Woman - Free photo on Pixabay (77734)

あなたは現在、1人きりでの育児や夫婦間の問題、嫁姑の問題、金銭問題など、精神的なストレスを抱えている状況にありませんか?もし、こういった強いストレスが続いている場合は、アルコールに依存する可能性が高く、注意が必要です。

アルコール依存症と言うと男性のイメージが強いかもしれませんが、実は、毎日料理を作りながらお酒を飲む主婦は意外に多いのです。例えば、先程挙げたような強いストレスが続いている場合、ストレスを解消しようとどんどんお酒の量が増え、その結果お酒の飲み方をコントロールできなくなり、キッチンドランカーつまりアルコールに依存症になってしまうのです。

飲酒を控えるように周囲から言われたことがある

Moet Champagne Party - Free photo on Pixabay (82759)

あなたはこれまで家族や友人、同僚から飲酒を控えるように言われたことがありますか?もし、何度か注意を受けたことがある場合は、現在のお酒の飲み方やお酒の量など、自分できちんと確認する必要があります。もしかしたら、周囲の人が注意をしなければならない状況に陥っている可能性もあります。

前の項目でも挙げたように、毎日飲むことが習慣になっていたり、「自分はお酒に強い」という自信や「酔わなければ問題ない」という思い込みがある場合、アルコール依存症になっていることに自分で気が付いていないかもしれません。アルコール依存症は本人が自覚しづらく、また、本人がアルコール依存症を認めたがらない傾向にあります。

断酒することやアルコール依存症の治療は簡単なことではないので、早い段階で気を付けたいものです。

アルコール依存症の特徴

Wine Splash Glass - Free photo on Pixabay (82780)

アルコール依存症とはどういった状態のことでしょうか?普通にお酒を飲むこととの違いはあるのでしょうか?

アルコール依存症の特徴について、まとめてみました。

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