目次
- セルフハンディキャッピングについて
- 獲得的セルフハンディキャップ
- 主張的セルフハンディキャップ
- セルフハンディキャッピングの例
- 資料作りの前に、机の片づけをしてしまう事例
- 職場で目標達成という課題を課された時の事例
- 【診断】セルフハンディキャッピングをしがちな人
- なるべく失敗はしたくない
- なるべく人とは張り合わない
- 優先順位をつけるのが苦手だ
- なるべく自分の評価が下になるような発言をする
- テスト前になると勉強していないと周りに公言する
- 勉強を始めようとすると部屋の汚さが気になる
- 大きなプロジェクト前は体調が悪いことが多い
- セルフハンディキャッピングをするデメリット
- 言い訳がましいと思われる
- 大人だとしたらかなり情けない
- 今の自分に甘えてしまい向上心が削がれる
- 努力をする大切さを失う
- 長期間続けると何もできない自分に後悔する
- セルフハンディキャップをするメリットもある?
- セルフハンディキャッピングを克服する方法6つ
- まずセルフハンディキャップの存在を知る
- SNSなどを使って周りの人に宣言する
- 本をたくさん読み「失敗」は恥ずかしくないと知る
- 言い訳はしないと心に決める
- できない理由ではなく”できる理由”のみを準備する
- 雑念が入らないような集中力を身に着ける
- セルフハンディキャッピングを克服して強い自分へ
セルフハンディキャップをするメリットもある?
via pixabay.com
セルフハンディキャップをするのは、何かしらのメリットがあるから、無意識に継続してしまうのですが、そのメリットとは何かといいますと、「失敗した時に自分の心を守ることができる」というものです。
セルフハンディキャッピングは、自分を守るために工作して準備するという性質があります。これを心理学用語では自我防衛機制といいます。ある意味、本能的なものなので、古代の人類が本能で主に行動していた時の名残とも言えます。その時代は必要な機能だったと言えます。
しかし、現代では、理性でいかに本能とうまく付き合ってコントロールできるかが、自分自身の感情や本能に振り回されずに生きることができるかのカギを握っているため、メンタルが傷つくのを守るという意味では時には有効ですが、そればかりではいけないというのも事実です。
セルフハンディキャッピングは、自分を守るために工作して準備するという性質があります。これを心理学用語では自我防衛機制といいます。ある意味、本能的なものなので、古代の人類が本能で主に行動していた時の名残とも言えます。その時代は必要な機能だったと言えます。
しかし、現代では、理性でいかに本能とうまく付き合ってコントロールできるかが、自分自身の感情や本能に振り回されずに生きることができるかのカギを握っているため、メンタルが傷つくのを守るという意味では時には有効ですが、そればかりではいけないというのも事実です。
セルフハンディキャッピングを克服する方法6つ
via pixabay.com
なかなかセルフハンディキャップを克服するのは難しい事だということを、ここまでご紹介してきました。では、一体どうしたら克服できるのかという重要なポイントについて、その対処法を厳選して1つずつ解説していきますので、できることから実践していきましょう。
まずセルフハンディキャップの存在を知る
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あらゆる問題を解決するには、まずは気づくことが第一歩です。気づかなければ、自覚できず、いつまで経っても変わりません。気づくには、誰かから指摘される場合や、記事や書籍でその存在を知り、自分に当てはめてみる事で自覚するなど、チャンスはたくさんあります。
見て見ぬふりをしたり、プライドから認めたくないという気持ちを捨てて、まずは当てはまる部分がないか理性で自己分析しましょう。向き合うことが大切なのです。
見て見ぬふりをしたり、プライドから認めたくないという気持ちを捨てて、まずは当てはまる部分がないか理性で自己分析しましょう。向き合うことが大切なのです。
SNSなどを使って周りの人に宣言する
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今は情報発信のツールが充実しているので、どのような手段でもいいので、自分は変わると宣言し、言い訳をしないなど、決意を表明することも大切です。プライドから、実行しなければ自己評価が下がると思い、実行できるようになる可能性もあります。
本をたくさん読み「失敗」は恥ずかしくないと知る
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失敗は自己評価を下げると思っている人が多いのが、現代の若者に特に多い特徴なのですが、どんなに素晴らしい成功者でも、沢山の失敗を経験しています。むしろ失敗の方が多いくらいです。それくらいチャレンジをしているから、99個失敗しても1つ成功すれば、大きな成果を出す事も出来るのです。
9割成功すると分かっていないとチャレンジしないような、リスクを過剰に恐れる安定志向の人が多い為、経験を積むことができません。書籍のサイトで「失敗」と検索すると、失敗をどのようにとらえたら学ぶことができるかなど、いろいろとためになる書籍が見つかるので、読んでみることをお勧めします。
9割成功すると分かっていないとチャレンジしないような、リスクを過剰に恐れる安定志向の人が多い為、経験を積むことができません。書籍のサイトで「失敗」と検索すると、失敗をどのようにとらえたら学ぶことができるかなど、いろいろとためになる書籍が見つかるので、読んでみることをお勧めします。
言い訳はしないと心に決める
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SNSで宣言する項目でも説明したように、言い訳をしないと周囲の人、会社の仲間などに勇気をもって公言することも良いですが、それが難しい場合は、自分の心の中でもいいので、言い訳をしないと決心しましょう。スマホの待ち受けに言葉を書いた背景を設定し、毎日目にするように対策するのも良いでしょう。
できない理由ではなく”できる理由”のみを準備する
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あらゆることは、「できる理由」を探そうと思えば見つかりますし、「できない理由」を探そうと思えば見つかります。つまり、どちらを探そうとするかで変わってくるのです。できる理由を探すようにする癖をつけると、挑戦しやすくなります。
雑念が入らないような集中力を身に着ける
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今では、集中力を身につけるために、マインドフルネスや瞑想といった前頭前野を鍛える手法が科学的にも認められ、医者も取り入れている所があるくらいですので、そういった集中力を鍛える方法を取り入れることもお勧めです。ただし、継続しなければ意味がない事を認識しておきましょう。
セルフハンディキャッピングを克服して強い自分へ
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完璧な人間がいないように、誰しも弱みを持っています。成長したいと思ったのであれば、まずは気づく事が大切で、その次に、対策を実行することが重要です。
そして、失敗と成功の両方から学びを得て、改善に活かし、より良いものにしていく循環を作りましょう。仮説をたてて、実践し、検証した上で、改善に活かす、という循環が大切で、これはあらゆる事に活かせます。できることから始めて、強い自分への第一歩を踏み出しましょう。
そして、失敗と成功の両方から学びを得て、改善に活かし、より良いものにしていく循環を作りましょう。仮説をたてて、実践し、検証した上で、改善に活かす、という循環が大切で、これはあらゆる事に活かせます。できることから始めて、強い自分への第一歩を踏み出しましょう。
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