2019年8月2日 更新

ナッツリターンの概要とその判決は?海外の反応や現在の話も

2014年に起きたナッツリターン事件を覚えていますか?ナッツ姫と呼ばれ世間を賑わせた趙顕娥(チョ・ヒョナ)は現在何をしているのか?ナッツリターン事件の概要から判決、海外の反応までをまとめていきます。その後、ナッツリターン事件はどうなったのか見ていきましょう。

目次

ナッツリターン事件が、どんどん大きくなり財閥一家の横暴さや態度は韓国ドラマを見ているようで現実にもあることなんだと海外では皮肉ったことも言われていました。そのうち、本当に韓国ドラマのネタなって放送していそうという声もありました。

たしかに、韓国ドラマではよく財閥一家が登場して横暴さや横柄な態度で家政婦などを虐めていることが多くあります。それかわ、現実社会でも日常茶飯事に繰り広げられているものだったのだと、現代の考え方にそぐわない韓国の風習的なものを海外の人はナッツリターン事件で知ることとなったのです。

ナッツリターンの韓国の反応

South Korea Republic Of Asia - Free image on Pixabay (515164)

ナッツリターン事件の海外での反応についてを紹介してきました。海外では、珍しい財閥一家の横暴で横柄な態度がここまで酷いのは珍しく冷ややかな目で見られてしまっていたようです。また、反省の色が見えないのも海外ではありえない出来事であると捉えられています。

そんなナッツリターン事件を、韓国国民はどのような心境で見ていたのか?韓国国民にとっても重大な事件であり、ましてや世界中から批判を受け恥さらしとなってしまったことは、母国愛の強い韓国人にとっては耐え難いものとなったことでしょう。

韓国の恥

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ナッツリターン事件は、趙顕娥(チョ・ヒョナ)のただのわがままだげが原因で起きた事件であり、事故が起きたわけではないのにも関わらず大きな波紋と騒動を招き、実刑判決が下ることになったのも、韓国情勢は韓国国民ありきということが明確になった出来事であると言えるでしょう。

ナッツリターンの判決で、裁判長が隠蔽工作をしていた趙顕娥(チョ・ヒョナ)に対して「極めて危険な行動、非常識である」と叱責したことを受け韓国国民からは称賛の声が上がったほどです。

判決後も「韓国の恥」「海外の韓国のイメージを下げた、当然の報い」との厳しい声が多く上がり、趙顕娥(チョ・ヒョナ)を擁護する声は一切ありませんでした。

世界の笑いもの

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ナッツリターン事件で、韓国は一躍世界の注目を集めることになり韓国国民にとっては悪いニュースで話題になったことに憤りを感じている人も多かったようです。趙顕娥(チョ・ヒョナ)の財閥一家のような振る舞いは韓国では当たり前なのかと、世界の人からすると古い体質のイメージがより強くなっていきました。

韓国国民は特に他の国に対しての、敵対心やライバル心が強くナッツリターンのせいで、笑いものにさらされてしまったことへの怒りを抑えることができず、趙顕娥(チョ・ヒョナ)一族へのバッシングや大韓航空社への風当たりが強いものとなったのです。

そんな国民の反発を抑えるためにも、裁判での判決が甘ければ更なる反発が予想されたため、実刑判決が下される結果となったとも言えるでしょう。

社名を変えるべき

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ナッツリターン事件の唯一の目撃者でもある乗客に、口止めと虚偽の証言をしてもらうお礼に模型とカレンダーをプレゼントすると大韓航空社が言ったことが取り上げられると、韓国では「大韓航空はお客様をバカにしているのか」「財閥一家の事なかれ体質が公になった」と批判が殺到したした。

また「大韓航空」という社名が韓国のイメージを損なう「韓国に恥をかかせた」とし社名変更を求める署名活動も行われることになりました。今回のナッツリターン騒動で、世界からの大韓航空=韓国のイメージを悪くさせた責任は大きいと社名を変えて一からやり直すべきだとの声が上がっています。

財閥はみんな横暴

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韓国では財閥一家が国を背負っているとも言われ、国も財閥一家なしでは財政がもたないことから頭が上がらないといった現状があります。そのため、今までは財閥一家が悪事を働いても見てみぬ振りをしていたというわけです。

しかし、今回のナッツリターン事件で国民の財閥一家への怒りが爆発したため、国も動かざる得なくなったというのが本心でしょう。韓国国民は、ナッツリターン事件を期に財閥一家の在り方を国に問うのが目的だったとも言えるでしょう。

韓国国民は、財閥一家の横暴な態度は昔からどこでもあるもので、そのことに反発すれば自身の首が飛んでしまうことを恐れ黙って見過ごすことしかできなかったのです。

財閥のお金と権力を使えば、何でも許されるという横暴な態度を今回ばかりは許すことができず国民一丸となり反発したことで変化を求めたのかもしれません。

日本に見下される

Portrait Girl Asian - Free photo on Pixabay (524558)

今もニュースで取り上げられることの多い日韓問題、特に韓国人は日本に対しての敵対心を強く持っていて、日本に負けることなどありえないと考えています。ナッツリターン事件が大騒動となり、日本でも大きく取り上げられていたことから韓国国民の間では「日本に見下される」と反日感情をむき出しにしている様子も伺えました。

日本ではありえない事件で、財閥一家の横暴さが許されてきた韓国を日本人はバカにしているはずだという感情も強かったことから、ナッツリターン事件へのバッシングが更にヒートアップしていった部分もあるようです。

財閥叩きがすごい

District Evaluation Assessment - Free image on Pixabay (524559)

韓国では現在、財閥と一般人との格差がどんどん広がりをみせており社会的不公平感を感じている一般人が多くなってきています。そのため、ナッツリターン事件を発端とし国民の財閥に対する感情が爆発し財閥叩きが加速していくことになったのです。

ただの財閥のお嬢様のわがままが引き起こした騒動ではなく、これまでの韓国社会に根付いてきた部分の象徴とも言えるのが、ナッツリターン事件であったため、韓国国民はより神経質になったのです。

今回の事件を、徹底的に叩くことで財閥だから何でも許される社会を公にし、不公平な世の中を少しでも改善することを国に訴え、少しでも韓国社会に何か変化をもたらしたいという一般人の気持ちの表れなのでしょう。

ナッツリターンだけではない!韓国財閥による問題

Stress Anxiety Depression - Free photo on Pixabay (526140)

ナッツリターン事件の韓国国民の反応についてを紹介してきました。韓国国民は、自身の国を誇りに思っていてプライドが高い傾向にあります。特に日本には韓国の悪事を取りだたされることは、韓国国民にとっては屈辱とも言える出来事だったことでしょう。

しかし、韓国の財閥による問題はナッツリターン事件だけではないのです。その他にも、韓国の財閥による事件は数多く起きていて警察沙汰になることもしばしば。そんな、韓国で社会問題化している財閥一族による非常識な行動や悪事を少し見ていきましょう。

サムスンの会長によるスキー場貸切

Phone Snow Smartphone - Free photo on Pixabay (526144)

サムスングループをご存知の人も多いことでしょう。サムスングループは、約40万人もの従業員を抱える韓国きっての財閥でもあるのです。そんなサムスンの2代目会長である、イ・ゴンヒ氏が2005年にとんでもない騒動を起こしています。

それは、バカンスで訪れたフランスにあるスキー場を「他の客がいるのは煩わしい」との理由で、6万ユーロ(約800万円)ものお金を払いスキー場を貸し切ったのです。

この騒動は、フランスでも大きく取り上げれ前代未聞の出来事としてフランス国内でバッシングを受けることになったといいます。まさに、金に物を言わせるとはこのことでしょう。

サムスン副会長の息子の裏口入学問題

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