2019年8月2日 更新

ナッツリターンの概要とその判決は?海外の反応や現在の話も

2014年に起きたナッツリターン事件を覚えていますか?ナッツ姫と呼ばれ世間を賑わせた趙顕娥(チョ・ヒョナ)は現在何をしているのか?ナッツリターン事件の概要から判決、海外の反応までをまとめていきます。その後、ナッツリターン事件はどうなったのか見ていきましょう。

目次

次のとんでもない騒動もサムスングループです。会長のイ・ゴンヒ氏の息子である、サムスングループ副会長のイ・ジェヨン氏の長男を、2013年に名門中学校へと裏口入学させていたということが発覚し大騒動を巻き起こします。

親も親なら子も子ということでしょう。金に物を言わせて、何でもやってしまうのは親の背中を見てきたからと言えるでしょう。お金で長男の点数を水増しさせ、裏口入学させていましたが騒動が発覚したため自主退学に追いやられています。長男には同情の余地もあるかもしれませんが、当然の報いとも言えるでしょう。

ロッテの会長の息子が暴行

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日本でも有名な企業のロッテ、韓国にも会社があり1994年当時の副会長であった息子のシン・ドンハク氏がとんでもない事件を起こしています。

シン・ドンハク氏が、車でドライブ中に軽自動車に割り込まれたことに腹を立て「軽自動車に乗っているくせに生意気な奴だ」と因縁をつけて、運転手をクルマから引きずり降ろし暴行を加えたとして逮捕されています。

シン・ドンハク氏は、1997年には大麻を使用し所持していたとして逮捕されており、典型的なドラ息子であり韓国では知らない人はいないほどです。

ヒュンダイグループの孫3人が大麻で逮捕

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韓国2位の財閥一族である、自動車会社のヒュンダイグループをご存知でしょうか。ヒュンダイグループの創業者の孫である3人が大麻を使用、所持していたとして逮捕されています。

韓国では近年、財閥や芸能人などの薬物汚染が急激に拡大してきています。連日のように薬物事件が報道されています。

昔は麻薬清浄国だった韓国も、2015年からは年々薬物に手を染めてしまう人が増え、主に財閥や芸能人といったお金持ちが薬物を使用することが増え社会問題となっています。

ハンファグループは暴力団絡みで逮捕

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金融会社大手のハンファグループの会長が起こした事件は、ドラマにもなっているほど韓国では有名なとんでもない事件です。ハンファグループ2代目会長だったキム・スンヨン氏は、次男がナイトクラブでトラブルに巻き込まれ従業員に殴られてしまったそうです。

それに腹を立てたキム・スンヨン氏は、何と暴力団員を雇いナイトクラブを襲撃させたというのです。もちろん逮捕され、懲役1年6ヶ月執行猶予3年の判決が下されました。

しかし、ありえないことに会長職に復帰しています。それは、政府からの後押しがあったということです。やはり、韓国では財閥と国との関係は切っても切り離せないものとなっているということなのでしょう。

ミルク姫の麻薬事件

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日本では「ミルク姫」と呼ばれているファン・ハナ氏は、南陽(ナミャン)乳業の創業者の孫娘で財閥3世です。インフルエンサーでありSNSで多くのフォロワーを持つファン・ハナ氏は、芸能界にも顔が広く元恋人は歌手や俳優として活躍しているパク・ユチョン氏だったことから多大な影響力のある人物であると注目が集まりました。

ファン・ハナ氏は、元恋人のパク・ユチョン氏と麻薬を使用したとして逮捕されたことで大問題へと発展していきました。この事件以外にも、芸能界の麻薬使用にはファン・ハナ氏が関わっているのではないかとの疑惑も数多く浮上しています。

ファン・ハナ氏の存在感は異常である、狂っていると財閥令嬢の恐ろしさを韓国メディアのみならず日本でも大きく取り上げられています。

韓国で財閥による問題が多い理由

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韓国の財閥が引き起こした事件や騒動についてを紹介してきました。創業者自身の横暴さもありましたが、現在韓国で問題視されているのは財閥2世、3世に歯止めが利かなくなっていることです。

それでも、財閥を切り捨てることは韓国では難しいことと言えるでしょう。それは韓国では、国が財閥に依存してしまっていることが要因となっているからです。

ここからは、韓国の財閥による問題が多くなってしまう理由についてを見ていきましょう。

縦社会

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日本でもまだ縦社会文化は残っていますが、時代の流れと共に厳しいだけの縦社会では通用しなくなってきています。ちょっとしたことで、パワハラだと騒がれてしまうようになってはいますが目上の人を敬う、先輩・後輩の線引きは今でも存在します。

韓国も縦社会文化であり、上下関係がはっきりとしていて目上の人の言う事は絶対であるとの文化が根強く残っています。目上の人に逆らうことなどもってのほか、財閥となるとそれは尚できないこととなってしまいます。

そのため、財閥の人に意見を言える人など存在せず、どんどんわがままや横暴さが増していく一方となっているのでしょう。

親が甘やかしている

Mom Daughter Family - Free photo on Pixabay (527583)

財閥一家に生まれ育つと、周りの人が反発してくることもなく、もしトラブルが起きでもすれば親が飛んできてとんでもない事態となってしまいます。そんな環境で育ち、子供の頃から誰からも怒られることもなく、親にすら怒られずに育っていることが多いのです。

何をしても親が助けてくれ、自分が悪い事をしていても他の人のせいにできてしまう財閥生まれの子供は、感情を抑えることができない、自分の思い通りにいかないと気が済まない性格となっていきます。全て親が甘やかして育ててきたことが原因です。

金に物を言わせ親が甘やかし過ぎた結果が、ドラ息子、ドラ娘を作り出してしまっているのです。

勘違いしている

Money Soothes Save Reserves - Free photo on Pixabay (527584)

韓国では、財閥の不祥事は金で解決すると言っても過言ではありません。どれだけ大きな事件を起こしても、逮捕はされ起訴されたとしても国からの恩赦を受け実際はほとんど処罰されないで終わっているのです。

金さえあれば何でも許されるというわけです。そんなことから、財閥一家は自分本位になり何をしてもいいんだと勘違いしているのです。実際そうなのですから、勘違いしても仕方がないのかもしれません。

韓国の一般市民は、財閥一家を気の狂った金持ちと呼んで揶揄しているほどです。しかし、近年では韓国国民の財閥一家への怒りを抑えることができなくなってきているため、メディアで取り上げられることが増えてきているのです。

韓国経済が財閥依存

Don Storage Payment - Free photo on Pixabay (527585)

韓国経済を支えているのは、サムスン・ロッテ・ヒョンデなどの財閥であるのは確かです。その他にも韓国には財閥が数々存在します。韓国では、財閥がどんどん進出してきており財閥なしでは成り立たなくなってしまっているのです。

財閥企業も自社の努力次第で、韓国経済を上げることができないことを理解しています。そのための、商品開発や事業の拡大を一生懸命行ってきた結果、大きく韓国経済を発展させることができたのです。

発展されてくれた財閥企業に、韓国は頭が上がらなくなってしまったのです。財閥がいなければ、韓国経済は破綻してしまい多くの国民が路頭に迷ってしまうことにもなります。

そのようなことから、国が財閥を守りに入ってしまい財閥に的なしの状況を作り出してしまっているのです。財閥とは韓国にとって大事な存在ではありますが、国が本腰を入れないと財閥問題がなくなることはないでしょう。

ナッツリターンを教訓にしよう

Book Embossing Leather - Free photo on Pixabay (527605)

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