祟り神の祟りは本当にある?日本の祟り神一覧と祟り神になった理由

もののけ姫に登場した「祟り神」は、日本に実在する神であることをご存知でしょうか。日本には、祟り神と呼ばれる荒れ狂った神はもちろん、人々や土地に力を貸す神々も多数存在します。この記事では、神の種類や祟り神の正体、それらを祀る神社など一覧でご紹介していきましょう。

祟り神の祟りは本当にある?

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もののけ姫に登場し、世間に衝撃を与えた祟り神。爬虫類のような動きと奇妙な外見、触れたものを腐らせ枯死させる姿は、フィクションでありながら人々に恐怖を与えました。もののけ姫に登場し、人間への恨みを体現した祟り神は、本当にフィクションなのでしょうか。

実は、アニメに登場した祟り神は、完全なフィクションではありません。しかも、日本に実在する神なのです。今回POUCHSでは、もののけ姫に登場した祟り神の正体、実在する祟り神の真相についてまとめました。

祟り神になってしまった悲しいエピソードや、それらを祀っている神社、場所についても詳細にご紹介していきます。さらに、あまり知られていない祟り神が持つ力や、祟りの内容につても解説していきましょう。占い好き、スピリチュアル大好き女子は必見です。
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祟り神とは

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まずは、祟り神と呼ばれる神の特徴や、概念についてご紹介していきましょう。アニメで登場したタタリ神と、実在する祟り神は、類似点も存在しますが、相違点も存在します。ここでは、実在する祟り神の正体について、詳しく解説していきましょう。

また、日本を代表する祟り神と、その祟り神に関する物語も、ご紹介していきます。

祟り神とは

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祟り神とは、人々が崇拝し時には縋る「神」と呼ばれる存在の1つです。正確には、神という存在のもう一つの顔と言うべきでしょう。人間が想像している神という存在と、実際の神は少々異なっています。人間が想像している神は、絶対的な力を持ち、物事や世界をコントロールすることもできる存在です。

しかし、実在する神は、全ての事をコントロールしたり、見通すことはできません。祟り神と呼ばれる、もう一つの醜い姿を持ち、それらに翻弄されてしまうような存在でもあるのです。要因さえあれば、どのような神でも祟り神になり得ますし、祟り神として人々に大きな災いをもたらします。

人々が信仰心を持ち接し続ければ、祟り神は守護神として、恩恵を与えてくれることもありますし、一族の繁栄やその土地の繁栄を手助けすることもあるのです。

祟り神の代表「牛頭天王」

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祟り神の代表として、古くから日本人に親しまれていた神が「牛頭天王(ごずてんのう)」です。牛頭天王は、江戸時代以前から、日本で広く信仰されていました。京都で行われる盛大な祭り「祇園祭」も、牛頭天王とは無関係ではありません。

牛頭天王という神は、古くから存在していたものの、出自不明であり正体が議論され続けている神なのです。牛頭天王は、武塔神やスサノオ神とも言われていますが、どちらも疫病を思い通りに操る神として知られています。

疫病をまき散らし、人間に災いをもたらすこともあれば、疫病から人間を守ってくれることもあるのです。こうした二面性を持っている神であることから、祟り神の代表格として捉えられています。

日本書紀に記された神剣の祟り

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牛頭天王は、スサノオノミコトとも呼ばれます。スサノオノミコトは、乱暴者であったことから神々の世界から追放されます。神々の世界に戻るため、また気に入った女性と結婚するために、ヤマタノオロチを退治したという物語は、非常に有名な話です。

スサノオノミコトは、天羽々斬(あめのはばきり)という刀を使い、ヤマタノオロチを退治しました。天羽々斬は実際に存在し、特別な件として奈良県石上神宮に祀られます。ところが、奈良時代に桓武天皇が平安京へ、天羽々斬を移すことを決定しました。

しかし、平安京へ移すことを決めた直後から、次々と祟りのような出来事が起こり始めます。剣を収めるために用意した倉が倒れたり、移動を決定した天皇自身が病に伏したりと、次々に災いが起こりました。
Ninja Warrior Japan - Free photo on Pixabay (736405)

天羽々斬の祟りだと考えた桓武天皇は、平安京への移動を中止し、元々祀られていた石上神宮へ戻したというエピソードが存在します。他には、天羽々斬を献上された天皇が病に倒れたり、強い霊力や祟りを彷彿とさせるエピソードが多々存在するのです。

天羽々斬の所有者であったスサノオノミコトである牛頭天王が、祟り神として扱われるのは、このような要因も関係しています。

もののけ姫に出てくるタタリ神

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これまで、神という存在について、「人々の願いを叶えてくれる」「手助けしてくれる」といった好意的な印象を持つことがほとんどでした。信仰心の乏しい日本人でも、神社や寺を詣でることがありますし、一方的に願い事を伝える姿から、神や仏について漠然と良心的なものを想像していることがわかります。

神と呼ばれる存在は、良心的な一面だけを持っているのではなく、祟り神として人間に危害を加える存在でもあることを世間に知らしめたのがアニメ「もののけ姫」です。もののけ姫に登場する神々は、これまでのイメージを覆す容姿・特徴で描かれていました。

ここからは、もののけ姫に出てくるタタリ神の様子と、アニメのあらすじから終わり方まで、ご紹介していきます。

もののけ姫のあらすじ

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スタジオジブリが創作した「もののけ姫」は、日本を代表する作品であり、創作から何年たっても色あせない魅力を放っています。もののけ姫は、山犬に育てられた少女「サン」と、村を救うためにタタリ神を殺した「アシタカ」という少年の物語です。

ある日、アシタカの村を1体のタタリ神が襲います。村人たちを守るために応戦したアシタカの腕には、タタリ神の呪いが残されました。呪いの謎、タタリ神の素性を知るために、アシタカは村を離れます。

村を離れ旅をしていたアシタカは、神や自然を愛する少女サン、神や自然さえ淘汰しようとする「エボシ」らと出会い、それぞれの思い、願いに寄り添っていきました。アシタカが最後に寄り添ったのは、人間世界の発展だったのか、それとも神や自然の尊重だったのか。

もののけ姫のタタリ神の正体

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もののけ姫の作中には、2体のタタリ神が登場します。1体目は、アシタカの村を襲い、アシタカの体に呪いを残したタタリ神です。手足が8本あり、動物とは異なる奇怪な動きで村や人に迫っていくシーンは圧巻であり、印象的なシーンでした。1体目のタタリ神の正体は、「ナゴの守(なごのかみ)」と呼ばれた神です。

人間との争いに敗れ、怪我を負い森を追われた神の1人でした。死への恐怖、人間への恨みが積もり続け、タタリ神となってアシタカの村を訪れてしまったのです。ナゴの守が最後に残した言葉、「汚らわしい人間どもよ」は、悲痛な思い恨みが込められ、そのまま呪いの暗示にも受け取れる言葉でした。
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