2019年7月11日 更新

お守りを正しく処分する方法は?自宅でできる正しい処分方法も

さまざまな神社やお寺で授かったお守りを自宅に溜めてはいませんか?地元で開催されているどんど焼きに出して良いの?自宅で処分する方法はあるの?燃えるゴミに出すのは罰当たり?お守りの正しい処分方法やNG方法のほかに、正しい知識について紹介します。

目次

お腹の中に子どもを授かった時に持ち歩くのが安産祈願のお守りです。外出する時に持ち歩いたり、腹帯のポケットに入れて持ち歩いたりするのが一般的です。

安産を願って授かるお守りなので、無事に子どもが産まれた時が処分のタイミングとなります。しっかりと授かった神社やお寺に御礼をして、正しい方法で処分をしましょう。

無事に産まれた子どもも一緒に参拝できたら、神様や仏様も喜ぶかもしれません。贈り物として授かった時にも、きちんと御礼は忘れずに行うのが大切です。

合格祈願

Books Student Study - Free photo on Pixabay (465224)

志望校に受験する時や就職活動、検定試験など合格を目的としている時に授かるのが、合格祈願です。目標としているものに合格した時が、お守りを処分するタイミングとなります。

もちろん処分する時には、無事に合格したことの報告と御礼を忘れずに行いましょう。できれば1年以内に、御礼参りをするのが良いです。

合格目的ではなければ、学業成熟というお守りもあります。この場合は目的が明確では無いので、お守りを授かってから1年ごとに処分するのが目安です。

縁結び

Hands Love Couple - Free photo on Pixabay (465227)

縁結びというのは恋愛相手を見つけるだけではなく、人間関係に恵まれたい時などにも使われます。授かる時の目的によって、処分するタイミングが変わってきます。

例えば縁結びのお守りを授かる時に、気になる人と結ばれたいという願いが込められていれば成就した時が処分するタイミングです。常に人間関係に恵まれたいと思い授かったお守りであれば、目標があいまいなので1年たった時がタイミングとなります。

神社・お寺によって人間関係に強いところや、恋愛成就に強いところがあるので目的に合わせて授かるとよりご利益が期待できるでしょう。

病気平癒

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健康を祈願したお守りはいろいろありますが、中でも病気平癒祈願は病気が完治することを願う時に授かるお守りとなります。これは病気が完治した時が、処分するタイミングです。

病気にかからないよう、いつまでも健康でいたいと願って授かるお守りは健康祈願、長生きして欲しいと願って授かるお守りが長寿守りです。健康祈願や長寿守りに関しては、授かってから1年が処分するタイミングとなります。

健康でいたいと願うのはいつまでも変わらないので、初詣のタイミングで処分して新しく授かるのが一般的です。

その他のお守り

Steering Wheel Seat - Free photo on Pixabay (465241)

上記以外にもさまざまなお守りが存在します。家族みんなが平和に過ごせるように願う家内安全や、事故から身を守る時に身につける交通安全などは、よく耳にするお守りです。家内安全は家の神棚に、交通安全は車や鞄、ランドセルにつけることが多いです。

商売繁盛や金運上昇、出世成功などは全て金運に関するお守り。お店の神棚に祀ったり、財布に入れたりとその目的に適した場所に入れて常に目につくところに入れておくのが良いでしょう。

目標が明確になっている出世成功は達成した時、それ以外は授かってから1年経過した時が処分するタイミングです。

御礼やお飾り

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神棚に飾っている御札や、お正月に玄関先に置くお飾りや門松の処分方法をみていきましょう。御札の処分するタイミングは1年ごとです。初詣に御札を授与して、次の年の正月に御札をお焚き上げして新しいものを授かるのがベストです。

お飾りや門松は、約1ヶ月が処分のタイミングです。一般的には12月13日から飾り、正月が明けた1月7日までに処分をしなければなりません。地域によって飾るタイミングや処分するタイミングは異なるので、しっかりと調べてから飾りましょう。

厄除け

Bangkok Buddha Gold - Free photo on Pixabay (465286)

人生で何度か訪れる厄年に、お守りを授かる人も多いでしょう。厄年には前厄・本厄・後厄があるので気になる人は、その年に応じてお守りを授かるのがおすすめです。厄年は誕生日が節目ではありません。数え年となるため、該当する年の1月1日~12月31日までが厄年にあたります。

厄年にあたる1月1日になってから厄除けお守りを授かり、次の年の初詣に無事に過ごせた御礼と共にお守りを処分します。前厄から後厄まで考えると3年間ありますが、1年ごとに新しいお守りを授かるのがベストです。

お守りの正しい処分方法

Shimenawa Shrine Holy - Free photo on Pixabay (465299)

ここまでの流れで、お守りは神様の御神体となるとても神聖なもの、深い祈りがこめられたものだということが分かります。祈願が成就した時、1年経過した時には正しい方法でお守りを処分して神様・仏様に御礼を伝えましょう。

まずは一般的なお守りの処分方法を紹介します。処分方法が分からなくて、溜め込んでしまったお守りは部屋の奥にしまったままにしておくと、不浄なものになってしまいます。

難しいことでは無いので、次の休みにぜひ実行してみてください。

正しくは「お戻しする」

Torii Gate Architecture - Free photo on Pixabay (465303)

お守りを処分するという内容で紹介していますが、お守りは「お戻しする」のが正しい言い方です。お守りは祈願成就するためや、身の回りの災難から守ってもらうために授かるもの。神様や仏様の力を一時期預かっている状態となっています。

そのお預かりしている力を祈願成就した時や、授かってから1年たったタイミングでお戻しするのが正しいお守りの授かり方です。お戻しすることを考えると、いま手元にあるお守りもとても神聖なものと感じられることでしょう。

受け取った神社・お寺に持ち込む

Lantern Iron Shade - Free photo on Pixabay (465306)

お守りをお戻しする時には、その授かった神社・お寺にお戻しするのが一般的な方法です。いくつかお守りがあったり、贈り物として頂いたりした時はどこにお戻しすれば良いのか悩んでしまうこともあります。

お守りには必ず祈願が記入されている裏に、授かった神社・お寺の名前が明記されているので安心してください。もしもその神社・お寺が遠方にありなかなか参拝できない時には、適した方法を後ほど紹介します。

郵送でお戻しする方法や、近くにある神社・お寺にお戻しする方法があります。

郵送する場合は事前に調べてから

Queen Elizabeth Ii English - Free photo on Pixabay (465313)

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