2019年7月11日 更新

お守りを正しく処分する方法は?自宅でできる正しい処分方法も

さまざまな神社やお寺で授かったお守りを自宅に溜めてはいませんか?地元で開催されているどんど焼きに出して良いの?自宅で処分する方法はあるの?燃えるゴミに出すのは罰当たり?お守りの正しい処分方法やNG方法のほかに、正しい知識について紹介します。

目次

お守りの正しい処分方法とは

Torii Gate Architecture - Free photo on Pixabay (465061)

就職祈願や合格祈願、初詣の時などお守りを購入する機会は何度もあり、いつの間にか溜まってしまっていることはありませんか?神社やお寺で購入したものということもあり、正しい方法で処分をしないとバチがあたってしまうのではないかと、つい心配になってしまいます。

お守りは自身の願いごとを叶えるため、目標を達成させるために背中を後押ししてくれるとても神聖なもの。バチがあたることを避けるためというよりは、自身を支えてくれたことに感謝の気持ちをこめて処分するのが大切です。

お守りの基礎知識や正しい処分方法などを紹介します。

お守りの間違った処分・対応方法

Thinking Hipster Trees - Free photo on Pixabay (465062)

まずは決して行ってはいけないお守りの処分方法を紹介します。古くなったお守りの処分に困ってしまい、机の引き出しにしまったままにしていたり、押入れの奥に眠らせてしまったりしていませんか?

処分方法が分からないからと言って、燃えるゴミに捨ててしまうのは言語道断。感謝の気持ちが神様・仏様に伝わりません。よくある間違ったお守りの処分方法は以下の通りです。

思い当たる節があれば、今すぐお守りを出して正しい方法で処分しましょう。そのお守りの思い入れや種類によっては異なりますが、基本的にはお守りの効果は1年間が目安となっています。

捨てるのが怖いから全部まとめて箱に入れて自宅保管

Coffer Box Packaging - Free photo on Pixabay (465065)

神社やお寺に参拝をしてお守りを購入はしてみるものの、処分方法が分からずそのまま溜め込んでしまっているのは良くあることです。

ゴミに捨てるのは良くないのは分かっているけれど、処分方法が分からず箱に入れて押入れに眠らせてしまってはいませんか。お守りは種類や購入した場所によって、処分方法は変わります。処分するのがつい億劫になってしまい、しまいこんでしまう気持ちも分かりますが、溜めるほど処分方法に時間がかかります。

時期やタイミングを決めて、しっかりとお守りの処分を行うと溜め込むこともなくなるでしょう。

燃えるゴミに他のゴミと一緒に入れて捨てる

Matches Matchstick Flammable - Free photo on Pixabay (465067)

この方法は一番やってはいけない方法です。願いが叶ったお守りを用済みとしているのか、叶わなかったから効果のない
ものとして扱うのか理由はさまざまだと思いますが、とても失礼にあたる行為です。

お守りを処分する際に、一番ベストな方法はあります。しかし状況によっては、自宅で処分するしかない場合もでてくるでしょう。その時にも正しい手順を踏めば、燃えるゴミに出しても問題ありません。

自宅でお守りを処分せざるを得ない場合の方法は、のちほど紹介しているのでチェックしておきましょう。

近くの神社・お寺の賽銭箱に入れる

Shrine Worship Visit - Free photo on Pixabay (465078)

お守りは購入した神社・お寺に返すということは知っている人にありがちなのが、この行為です。確かにお守りをしっかりとお返しする点では間違っていないのかもしれません。

しかしお賽銭箱というのは本来、祈願をした時や感謝の気持ちを述べた時に神様や仏様に御礼として金銭をお納めする場所です。その意図の違いを知るだけで、お賽銭箱に処分するお守りを入れるのは違うことがわかります。

神社・お寺にはお札やお守りのお納め所があるので、そこに入れるのが正しい方法です。

机の一番下の引き出しにしまったまま

Drawers Architecture Interior - Free photo on Pixabay (465080)

合格祈願のお守りを購入した時などは、机の引き出しにお守りを入れて、気持ちを奮い立たせて猛勉強した人も多いでしょう。大変な時に支えてくれていたお守りだからこそ、愛着が湧き机にしまったままにしていつの間にか時が過ぎていたということはよくあることです。

もちろん愛着が湧いているお守りは引き続き持ち続けていても、問題ありません。しかしそろそろ処分した方が良いと考えている、忘れた状態で引き出しに眠っているという場合なら、処分するタイミングです。

いつまでも鞄・財布の中に入れておく

Handbag Purse Fashion - Free photo on Pixabay (465096)

大切な人から貰ったお守りや、効果が感じられたお守りなどはついつい肌身離さず身につけてしまいます。いま持ち歩いているお守りは、購入してからどのくらいの期間が過ぎているのか把握はしていますか?

お守りの種類にもよりますが、最大で3年間。ほとんどのお守りが1年間が効果がある期間です。その期間を過ぎると効果が感じられなくなるだけではなく、自身の変わりに受けていた「不浄」がお守りに溜まっていることもあります。

そのお守りがあることで心の安定が保てているのなら、無理をして処分する必要はありません。しかし、なんとなく入れている、処分に困るから入れている状態であれば正しい方法で処分するのがベストです。

お守りの基礎知識

Kyoto Japan Statue - Free photo on Pixabay (465099)

神社やお寺に参拝に行くと必ず目につくのが、お守りやお札。このお守りの正しい知識を知っているだけで、お守りの神聖さや扱い方などが分かります。

お守りに関して間違った知識を持っていたり、正しい知識を知っていたりするだけでよりご利益を受けられるかもしれません。神社・お寺で購入するお守りはいわゆる神様・仏様の御神体のようなもの。ご利益を与えてくれたり、災いを防いでくれたりする効果があります。

お守りは「受ける」もの

Rope Cord Heart - Free photo on Pixabay (465114)

この記事でもお守りを購入するという伝わりやすい方法で表現していますが、正しくはお守りは「受ける」「授かる」というのが基本です。神様・仏様からのご利益、分身となるお守りは売買するのものではありません。

やはりご利益を受ける、神様の分身を受け取るという意味から購入するという言い方はふさわしくないのです。口には出さなくても、心の中でしっかりと「受ける」「授かる」という気持ちを持つことが大切。

その気持ちを持つだけで、神様や仏様に対しての感謝を忘れずにお守りを持ち歩けるはずです。

数え方は1体、2体

Digits Counting Mathematics The - Free photo on Pixabay (465171)

1 / 4

関連する記事 こんな記事も人気です♪