2019年9月5日 更新

精霊馬の作り方と正しい飾り方!地域・宗派ごとの違いや飾る期間は?

お盆になると精霊馬を作る地域も出てきます。この精霊馬の作り方や飾り方、宗派によって違いはあるのかを特集します。この精霊馬は食べることはできるの?など人には聞きづらい疑問や、各地に伝わる珍しいお盆の風習などもまとめてみました。

より早くご先祖様をお出迎えしたい!馬よりも早い精霊馬はいないだろうか?と考えた時に、思いつく動物のひとつがねずみ。こんなに可愛らしいアレンジをした精霊馬があります。

コンパクトな動物なので、小さめのきゅうりでも作れます。尾の部分がピンとしている方がねずみらしさが出るので、真っ直ぐな形のきゅうりを選ぶと良いでしょう。

以上紹介したアレンジを見てもわかるように、野菜のカットの仕方や爪楊枝の使い方によって色々な精霊馬を作ることができます。形に縛られすぎずに、ご先祖様が喜んでもらえそうなものを作るのもおすすめです。

精霊馬の処分法

Question Mark Background - Free image on Pixabay (596313)

送り盆を終えたあとの精霊馬はどのように処分するのでしょうか?役目が終わったからと言って、そのままゴミ箱に捨ててはいけません。ご先祖様に失礼が無いように、最後まで正しい方法で処分することが大切です。

昔と現在では処分方法は変わってきます。お寺に持ち寄り処分することもできますが、自宅でもできる正しい方法は以下のとおりです。

精霊馬を処分する時はそれぞれのライフスタイルや地域に合わせた処分方法に従い、16日の送り盆に行うようにしましょう。

川に流す

Sunset River Scenery - Free photo on Pixabay (596316)

昔から精霊馬は送り盆である16日に、供物と一緒に川や海に流すのが一般的とされてきました。地域によってその風習が残っているところもありますが、勝手に流すのが条例に違反してしまう場合もあるためNGです。

あくまでもその風習が残っている場合に、川に流すようにしましょう。地域によっては、16日の送り火と一緒に精霊馬を燃やすところもあるようです。

一軒家であれば、送り盆の時に畑や庭に埋めて土に還すという方法もあります。マンション暮らしであれば、モラル的に良くないので避けましょう。

お清めして半紙にくるんで処分

Salt Coarse Salts Sea - Free photo on Pixabay (596318)

地域に精霊流しという習慣が無く川や海に流せない、マンション暮らしのため土に埋めることもできない時には、お寺での供養か自身で処分するようになります。

お寺での供養が望ましいですが、近くに無い場合には自身で処分することも可能です。用意するものは半紙と塩の2つ。精霊馬を半紙でくるみ塩でお清めをしてから、可燃ごみに出しましょう。

可燃ごみに出してしまうことを躊躇してしまうかもしれませんが、しっかりとお清めをした後なので心配ありません。

精霊馬を食べるのは?

Spoon Fork Cutlery Icing - Free photo on Pixabay (597755)

精霊馬と言っても、もともとは大切な食べ物。送り盆が終わった後は、食べても良いのでしょうか?これは基本的には食べる習慣はありません。

ご先祖様のために作ったお供え物なので、正しい方法で処分しましょう。あくまでもご先祖様の乗り物として作ったものなので、食べてしまうのは失礼です。

夏の時期に数日間、飾っているものなので衛生面を考えても食することには向きません。精霊馬以外のお供え物であれば、衛生面に問題ものは家族みんなで食べてもOKです。

一般的なお盆の風習

Lotus Natural Water - Free photo on Pixabay (597756)

ご先祖様をお盆にお出迎えし、供養するのが日本に伝わる一般的なお盆の風習です。麻幹などを家の前で焚き迎え火をすることから、お盆は始まります。精霊馬に乗ったご先祖様を家にお出迎えし、数日間を家族と暮らします。

送り盆には同じように送り火を焚いたり、精霊流しを行いご先祖様をお送りします。精霊流しや花火大会、京都の五山送り火なども送り盆に基づいた行事です。

新盆(初盆)には白い提灯を高く吊るしたりする場所もあります。

地域によって違うお盆の期間

Japan Tokyo Fuji - Free image on Pixabay (597759)

地域によってお盆の風習や時期が変わります。次にお盆の期間についてみていきましょう。

旧盆と月遅れ盆があることは耳にしたことがあるけれど、実際にどう違うのが知っている人も多くはないのでしょうか?昔からの習慣をそのまま残している地域もあれば、その地域の習慣に合わせてお盆の日にちをずらしている場所もあります。

同じ都道府県でも、地域によってお盆の風習は変わります。細かく見ていくと、新しい日本の風習を知ることができます。

旧暦7月15日

Agenda Calendar 2019 Schedule - Free image on Pixabay (597766)

日本に伝わるお盆の風習が始まったのは、はるか昔の平安時代に遡ります。インドから伝わった言葉を音で漢字で表した「盂蘭盆会」という教えから始まったのは起源です。

旧暦7月15日をご先祖様に感謝を示し供養をする日を定め、その前後を迎え盆・送り盆としました。しかし旧暦のお盆は、年によって日付が変わることから、旧暦のお盆を採用している地域は比較的少ないです。

昔は日本全体が旧暦のお盆だけでしたが、現在では沖縄や奄美地方を中心に取り入れられています。年によっては9月になることもあるようです。

新暦7月15日

Calendar Year Month - Free image on Pixabay (597773)

日本の現在の暦にのっとって作られたのが、新暦のお盆です。東京都市部や函館、静岡県などの一部地域で取り入れられています。

新しい暦が取り入れられた明治時代に新暦7月15日を浸透させようとした政府の指示に従ったことから、この時期で行う風習が残ったと言われています。

また地方と都市部でお盆の時期をずらすことで、親族が集まりやすくなるという狙いもあるとか。新暦でお盆を行う地域は、7月13日~16日の4日間が一般的です。

新暦8月15日

Sunflower Flower Bloom - Free photo on Pixabay (597779)

多くの地域が取り入れているのが新暦8月15日です。企業でもこの時期にお盆休みをするところが多く、Uターンラッシュが毎年発生します。

各地域でこの時期に定着したのは、旧暦7月15日に近い日付だったことにあるようです。この風習を取り入れている地域では、8月13日~16日をお盆期間と設定しています。

旧暦7月15日を旧盆と言いますが、新暦8月15日のことは月遅れ盆と言います。7月に繁忙期を迎えることが多い地方では、1ヶ月遅れでゆっくりとお盆の準備をできるようにしたというのも、この時期に定着したひとつの理由です。

地域ごとに違うお盆の風習

Countryside Tree Landscape - Free photo on Pixabay (597788)

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