2019年7月16日 更新

食い尽くし系は本人に自覚無し?心理や離婚の原因になる理由も

あなたの身近になんでも食してしまう人はいませんか?本人は自覚を持っていないことが多いですが、意外にも不快に感じている人は多いです。離婚や復讐といった事柄を生むこともあります。病気の可能性もあります。この記事ではその原因や心理について解説を行います。

Pizza Baking Fast Food - Free photo on Pixabay (484184)

あなたは他人が所有している物を欲しいと感じたことはありませんか?このような気持ちが生まれる理由として「自分が持っていないことに対するエゴ」だとされています。

実際にこの気持ちのままに取ってしまうと窃盗になります。人の食べ物を取りたくて取ってしまっている人はこの心理に非常に酷似しています。取る対象が物か食べ物かという差しかなく、本質的な部分は同じなのです。

また気持ちのコントロールもできていないことも証明されています。自制心が機能していないので躊躇いや罪悪感といった感情は持たないのです。

本人に自覚がない

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食い尽くし系の人は他人の食べ物に手を出す人のことを指します。しかしながら、なぜ彼らは人の食べ物を勝手に取ることができるのか不思議に感じたことはありませんか?

この答えはすでに明白となっています。人の食べ物を取ることができる理由は「自分が悪いことを自覚していない」という理由です。そのため、本人に自覚がないのです。

自覚がないので他人の食べ物を取るという行動に罪悪感を感じることなく平気で取ることができるとされています。

食い尽くし系は病気の可能性も

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ここまで食い尽くし系の特徴や心理について解説を行いました。食い尽くし系が誕生する背景にはその当人の生活環境や幼少期の家庭環境が大きく関係しているとされています。

ただし食い尽くし系の全員がそれらの理由だとはされていません。食い尽くし系の中には病気が関係している場合も存在しているのです。

以下の病気が食い尽くし系に関係のある病気だとされています。これらの病気を有している状態では自身の力で克服することは難しいので医療機関に掛け合うようにしましょう。

ADHD

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ADHDは注意欠陥・多動性障害とも言われている病気です。この病気の特徴は集中力がない(不注意)・じっとすることができない(多動性)・思いついたままに行動をする(衝動性)といった症状が見受けられます。

この病気が原因で食い尽くし系に該当する人達が一定数存在しています。これは「自分の料理に集中できない」「他の人の料理が美味しそうに見えてしまい手を出してしまった」という理由が述べられています。つまり、病気による食い尽くし系に区分されている人も存在しているのです。

ASD

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ASDは別名「自閉症スペクトラム障害」とも呼ばれることがある病気です。この病気は神経系の発達を害する病気であり、この病気の所有者はコミュニケーションや言語といった箇所に害があるとされています。

この病気により、他の人の心情を考えることができなくなってしまうのです。同時に「人の食べ物を取っても良い」という思考に至ってしまうのです。こういった背景が存在しているのでASDも食い尽くし系に関係のある病気だとされています。

食い尽くし系は離婚原因になる

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食い尽くし系の悪い点は他人のことを意識することなく、食べ物を食べてしまうという点です。これは当人が気がつかないうちに他の人のストレスを溜めてしまう行動だとされています。

これは夫婦であっても関係ありません。夫婦の場合だと、どちらかが食い尽くし系であるとパートナーに大きなストレスをかけてしまうことになるので、離婚問題に発展することもあります。

以下の事柄が離婚問題に関係する事柄とされています。また、食い尽くし系には離婚問題を誘発、促進させてしまうこともあります。

思いやりが感じられない

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結婚生活を送る際に、夫婦が円満に生活を送るには「思いやり」が必要不可欠だとされています。ひと昔前のような亭主関白は現代には合わないとされています。

これからの時代は夫婦が助け合っていくことが重要視されるようになります。そのため男女を問わず思いやりが重要になります。

しかしながら食い尽くし系はその行為から思いやりを感じることができないのです。そのため、パートナーにとっては不平・不満しか残らないのです。

イライラする

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どんな人であっても好きな食べ物を他の人に食べ尽くされてしまうと激しい怒りの感情に苛まれます。そのため、基本的に他の人の食べ物に手を出すことはタブーとされています。

しかしながら、食い尽くし系に該当する人達は交際相手の食べ物であろうと御構い無しに食べてしまいます。交際相手であろうと自身の好きな食べ物を食されてしまうとストレスになります。

こういったストレスが積み重なることによって離婚問題に発展することもあります。

次第に許せない気持ちが強くなる

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結婚当初はお互いに尊重し合いたいという感情が残っているのでストレスを我慢できる人は多いです。また口では「許す」ということもできます。

しかしながら、日常的に自分の好きな食べ物を取られてしまうとだんだんと許せないという感情の方が強くなります。この「許せない」という感情に移行するにはある程度の年月が必要です。

しかしながら食い尽くし系と呼ばれる存在の人達はその長い年月を経て、パートナーの大きな怒りを買ってしまうことになるのです。

食事というコミュニケーションを失う

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食い尽くし系と同じ食卓を囲むことに対して、非常に不快感を感じている人が多いです。なぜなら、食事というコミュニケーションの場で自分の食欲を最優先としているので「会話ができない」「自分も急いで食べないと食べ物が減ってしまう」という状況になるからです。

そのような食卓には楽しさや会話は存在しません。そのため食い尽くし系の人だけ家族とは別途に食事が用意されることになります。こういった状況の最終地点はコミュニケーションの場を失うということです。

食い尽くし系を改善する方法

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