2019年7月29日 更新

ギシアンとは?壁の薄いホテルでは盗聴の恐れも?対策方法とは

セックスをするとき、喘ぎ声やベッドの音が気になった経験はありませんか?この通称『ギシアン』と言われる音は壁の薄いホテルや話題になったレオパレスでは隣の人に聞こえてしまう様です。人によっては盗聴して録音する様な輩が出てきますので対策方法を見ていきましょう。

外観や内装がきれいな場合でも、壁が薄く音や振動が漏れるケースもあります。これは、「リンベーション」といい、築年数がだいぶ経っている物件でも、中身だけきれいにしたホテルに多く見られるものです。どれだけ設備や内装をきれいにしても、元々の作りを変えるものではないため、どうしても壁の構造等は昔のままとなります。

また、高速の入口等に建っている大きなホテルと異なり、田舎道の傍らにひっそりと建っているような、こじんまりとしたホテルの場合は通常のホテルと変わらない防音設備のものも多く、壁が薄く音が漏れていることがあります。

劣悪な場合は、本当に板一枚挟んだだけのようなホテルもあり、『ギシアン』どころか通常の会話、テレビの音さえも〇聞こえというところも存在します。壁の厚さは外観だけではわかりませんので、事前に口コミを見るなどして回避するのが無難です。

隣の建物と近いホテル

Town Buildings Urban - Free photo on Pixabay (480021)

これは都会のホテルにありがちなケースで、都会の高速道路界隈や飲み屋街など、ラブホテルの需要が他よりも高い場所に至っては、とにかく至るところにラブホテルが建っています。右を見ても左を見てもラブホテルだらけで、通称「ネオン街」と呼ばれています。

こうしたホテル街はどうしても、隣のホテルとの境界線が無いに等しく、ペタペタにくっついて建設されていることが多いのです。この場合、いくらとなり部屋との境界である壁がしっかりしていても、角部屋の外に繋がる壁というのは、案外遮音性のないことがあります。

そうすると、隣のホテルの角部屋に入っている人たちのセックスを楽しむ音が聴こえてくるのです。逆に、自分たちの『ギシアン』も聞こえていることでしょう。こうしたホテルを利用する際は、角部屋を避けるのもひとつの方法です。

天井が低いホテル

Black Widow Spider Reflection - Free photo on Pixabay (480023)

今の時代、ラブホテルと一言で言っても、その種類は非常に様々です。ホテル自体を、「リゾート」「教会」などをモチーフとして装飾している場合や、部屋ごとに、「学校」「和風」といったように様々なテーマを持っていることがあります。

その影響もあり、部屋がとても広い作りになっていたり、本当の学校のような作りになっていたりと、その技術は本当にすごいです。しかしそれゆえ、天井が低くなってしまっている部屋もあります。

天井が低いということは、上の部屋からの音が伝わりやすく、また、自分たちの部屋の音も他へ届きやすい構造になっています。また、天井が低い部屋は「狭い空間」でもあるため、そんな狭い部屋で大きな音を出せば、すぐに外へ漏れてしまうのは言うまでもありません。

ベッドが軋むホテル

Bedroom Bed Bedside Lamp - Free photo on Pixabay (480025)

作りの古いホテルにありがちなのですが、建物以外のものがガタが来ていることがあります。その典型がベッドです。ラブホテルという特性ゆえ、同じベッドで何十人という人たちがセックスをするたmえ、通常のベッドに比べて傷むスピードが速いです。新しいホテルはメンテナンスをすることもあるのですが、必ずしもすべてのホテルがそうとは限りません。

そのため、メンテナンスがしっかりなされていないホテルのベッドは、セックスをしたときに激しくきしむことがあります。一見しただけではわからないので、実際にセックスをするまでわからないのが難点かつ、その音は案外大きいケースが多いようです。

レオパレスはギシアンする?

Architecture Building Structure - Free photo on Pixabay (480029)

賃貸アパートの大手企業のひとつ、レオパレスをご存知でしょうか。恐らくいままでに部屋を借りた経験のある人であれば、一度は耳にしたことのある会社でしょう。レオパレスは家具家電付きの物件を持っており、光熱費も家賃に含まれていたりと、学生などに人気の会社です。

しかしそんなレオパレスですが、とにかく「防音」に関するクレームや、都市伝説のような話がいつの時代もあとを絶ちません。ネットでひとたび調べれば、音に関するエピソードがたくさん出てくるのですが、どうしてそのようなことになってしまったのでしょうか。

実は、過去に起こした不祥事問題が大きく関係していたのです。一体どんな不祥事をレオパレスは起こしていたのでしょうか。そしてそれがどう、『ギシアン』問題に繋がるのでしょうか。

レオパレスが起こした不祥事とは?

Handcuffs Caught Crime - Free photo on Pixabay (480032)

少し前に、賃貸アパート経営の大手、レオパレスの施工不良問題が話題となりました。2019年2月時点で発覚しているだけでも、33都府県の1324棟で建築基準法違反が見つかりました。その結果、一部の入居者が転居をせざるを得なくなり、レオパレスだけでなく入居者にとってもとても痛手となるニュースでした。

そんなレオパレスが起こした不祥事と言えば、小屋裏の『界壁(かいへき)』と呼ばれる壁を作っていなかったことが大きな問題となりました。界壁とは、防火・防音のために小屋裏・天井裏まで仕切る壁のことで、必ず設置することが建築基準法で定められています。しかしレオパレスはこれをしていませんでした。

結果、屋根裏に入るとすべての部屋の屋根裏へアクセスできる状態となっており、防火・防音性は皆無であり、プライバシーもない状態となっていました。元々レオパレス物件といえば、防音性が非常に劣ることで有名でしたが、この界壁が設置されていなかったことが、非常に大きな問題となったのです。

壁が薄い物件が多いためギシアンが聞こえる

Worried Girl Woman Waiting - Free photo on Pixabay (480034)

レオパレス物件と言えば、とにかく壁が薄いことで有名です。隣の部屋から電話の音が聴こえてきた、トイレを流す音が聴こえてきたなど、その「音」に関するエピソードはネットでもたびたび話題となっています。

通常、階段を上る音や部屋を走り回る音であれば、どんな賃貸アパートでもあり得ることで、決してレオパレスだけが防音できていないわけではないのですが、レオパレスの場合は、おならなどの生活音が全て聞こえてしまうと言われています。

そのため、『ギシアン』もかなり大きく鮮明に聞こえているというのです。アンアン、ギシギシしている音がとにかくリアルタイムで、鮮明に聞こえてしまうことから、レオパレス物件は『ギシアン』が聞こえるというので有名なのです。

必ずしもレオパレスだから聞こえるわけではない

Light Bulb Idea Creativity - Free photo on Pixabay (480035)

ここまでご紹介したように、確かにレオパレスは「壁が薄い」という特徴を持っています。また、過去に不祥事を起こしている関係もあり、「レオパレス物件=音漏れが激しい」と言われていますが、必ずしもそうではありません。

そもそも賃貸アパートというのは、基本的にどこの大手であっても、戸建て住宅同等のレベルでの建設はしていません。これは、建築法などの法を犯しているという意味ではは決してなく、「戸建て=一生住む」「賃貸=一時的」という違いが挙げられます。

やはり、生涯済むための家であったり、自身の「財産」となる戸建て住宅は、遮音性もそうですがすべてにおいてクオリティが上がります。そのため、レオパレスに限らず賃貸というのはどこも。遮音性に乏しかったりと欠点があるのは避けられない問題でもあるのです。

ギシアンしないための対策

People Man Woman - Free photo on Pixabay (480037)

『ギシアン』がもたらすリスク、危険性、そして問題などたくさんあることが分かりました。きっと今まで当たり前のように『ギシアン』していた人も、していたかもしれないという人も、少しはその危険性について理解して頂けたことと思います。

では、そんな『ギシアン』をしないためには一体、何をしたらよいのでしょうか。盗聴や盗撮など事件に巻き込まれてからでは遅いので、いまから工夫をして、『ギシアン』しないように対策を取りましょう。自身の身の安全を確保するためにも、第三者に不愉快な思いをさせないためにも、必要なのです。

声を抑える

Woman Girl Portrait - Free photo on Pixabay (480038)

まず、声が大きいと自覚のある人は、声のボリュームを抑えましょう。気持ちが良いのはわかります。声を抑えられないというのもわかります。しかしまずは、『ギシアン』と言われるだけの、「アン」を最小限に抑えましょう。

自分で調整ができる場合はいいですが、もし、どうしても大きな声が出てしまうという場合は、タオルを口にはさむといいでしょう。タオルを噛み締めると喘ぎ声を出したくなる力が、噛み締める力に変換されるため、比較的声を抑えることができます。もしくは、自身の手で口を押えたり、枕やクッションを顔の上に置くのも手軽で効果的です。

ホテルに行く

Girl Blonde Hotel - Free photo on Pixabay (480041)

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