2019年3月13日 更新

セックスレスは辛い!セックスレスの原因と改善方法は?

セックスレスを「たかが」と侮ってはいけません。セックスレスに悩む男女は年々増え、いつ自身が同じ悩みを抱えるかわからない時代なのです。この記事では、セックスレスの原因や気持ちの切り替え方法、また、それらの具体的解決方法についてご紹介していきましょう。

目次

セックスレスは辛いもの

Woman Studying Learning - Free photo on Pixabay (100444)

付き合いたてのカップルや、結婚したての新婚夫婦には想像しにくいことかもしれませんが、セックスレスに悩む夫婦は近年非常に増えています。セックスとは、夫婦やカップルのコミュニケーション・スキンシップというだけではなく、夫や妻、パートナーにどう思われているか確認する作業でもあるのです。

そのため、セックスのバランスを崩してしまうと、自信をなくしてしまったり、妻や夫としても存在意義を見失ってしまう場合もあります。そういった大切な事柄であるにも関わらず、日本ではセックスレスや夫婦関係改善にたいする知識やサービスも少なく、充実していません。

近しい親族や友人に相談しにくい問題でもあるため、一人で悩み抱え込んでいる男女は非常に多いのです。この記事では、そういったセックスレスに関する悩みの原因や、それらの解決策についてご紹介していきます。一人で悩まず、同じ悩みを抱えた人の意見も、聞いてみましょう。

セックスレスとは?期間はどれくらい?

Girl Bed Hair - Free photo on Pixabay (100443)

セックスレスについて考えるのは、「何日セックスがなければセックスレスと呼べるのか」ではないでしょうか。「最近セックスの頻度が下がった」「そういえばセックスしていない」と思い当たることがあっても、果たしてそれらが悩む必要がある事柄なのか、問題として考えなければならないのか悩んでしまうでしょう。

まずは、基本的なセックスレスについて、ご紹介していきます。一般的なセックスレスの期間や、それらに悩む夫婦・カップルの割合を知っていきましょう。

セックスレスの期間はどれくらい?

Organizer Calendar Schedule - Free photo on Pixabay (100465)

日本性科学会(JSSS)では、病気やその他特別な事情がないにも関わらず、1カ月以上性交渉がされなかったカップルについて「セックスレス」と定義しています。男女ともに健康なのに、1カ月以上パートナーと性行為をしなければ、その状況はセックスレスと呼べるのです。

また、カップルのどちらかがセックスを望んでいるにも関わらず、長期的にそれが叶わない状態も、セックスレスと解釈しています。つまり、長い間パートナーとの性交渉がなくても、それにたいしてお互いが不満を持っていない状態は、セックスレスではないということです。

上記の解説に付け加えるなら、「セックスレス」として認識し、解決する必要がないということになります。お互いが現状のセックス頻度に満足していれば、それらを「セックスレス」と呼び問題事項として考える必要はないのです。
Agenda Book Calendar - Free photo on Pixabay (100466)

しかし、自身が現状のセックスの頻度に満足していても、パートナーが現状のセックス頻度に満足していなければ、その状況は「セックスレス」と呼べます。セックスは、パートナーと自分がいて成立する行為です。どちらか一方が満たされている状態や、不満を持っている状態は理想的ではありません。

「1カ月」という目安的な期間は、覚えておく必要がありますが、あくまでも自身もパートナーも、セックスの頻度に満足しているかが重要だということです。1カ月以内にセックスをしていたとしても、必ずしも安心できるというわけではないのです。

セックスレスで悩む夫婦の割合は?

Pie Chart Diagram Statistics - Free vector graphic on Pixabay (100493)

実際に、どの程度の男女がセックスレス状態なのか、ご紹介していきます。カップルや夫婦のセックスレス状況を調査した結果、47.2%がセックスレスという結果となりました。およそ2組に1組の男女がセックスレスという状況であり、それらを問題として認識しているのです。

全年代を対象にした上記調査結果では、年配層が割合を引き上げているように感じる人もいるでしょう。しかし、既婚男女を対象にした調査で、20~34歳の比較的若い世代でも、「月に1度もセックスがない」と回答したのは3割近くとなっていました。
Sixty Percent Statistics - Free image on Pixabay (100494)

つまり、若年層カップルの間でも、セックスレスがまんえいしつつあるということがわかります。そして、セックスレスに陥る可能性は、新婚であっても付き合いたてのカップルであっても、起こりえるということが理解できるでしょう。

自身は感じていなくても、あなたのパートナーがすでにセックスレスを感じている可能性もあるのです。日本という国は、世界的にみても、セックスの頻度が少ない国です。そして、性生活に関して満足していな比率が高い、唯一の国になります。

日本のセックス頻度は、調査対象国41か国の中で最も低く、下から2番目のシンガポールと比べても、6割程度の頻度なのです。セックスやセックスの頻度に注目していかなければ、この数値は益々低下し、さらに性生活の満足度を下げていくでしょう。

セックスレス中の女性心理

Woman Pretty Girl - Free photo on Pixabay (100658)

セックスレスという状況や、日本が抱えている性生活の問題が、いかに深刻であるかということが理解できたでしょう。セックスレスや性の問題を解決するためには、それぞれ男性や女性の心理に向き合う必要があります。

ここからは、セックスレス中の女性が抱えている悩みや、女性心理について紹介・解説していきましょう。同じような悩みを抱えている女性や、自身のパートナーがどのような思いを抱えているのか知りたい男性は、しっかり読み進めてみてください。

女としての自信がなくなる

Young Woman Sea - Free photo on Pixabay (100659)

セックスレスに悩む女性の多くは、こういった心理を持っています。それは、「女性として自信をなくす」です。セックスをするということは、パートナーの男性に求められているということです。

セックスをしないからといって、パートナーの男性に、女性として全く求められていないわけではありませんが、女性たちの多くは「セックスがない=女性として求められていない」と、捉えてしまいます。そして、こういった女性として見られない状態に自信をなくし、苦しくなっていくのです。

結婚は、カップル時のような「好き」という感情や、男女の恋愛感情では成り立たないと言われますが、結婚は恋愛感情の先にあり、女性として見られること、パートナー男性に女性として求められることも、重要な要素の一つと言えるでしょう。

誰にも相談できない

Girl Woman Beauty - Free photo on Pixabay (100687)

女性同士や仲のいい友達同士であれば、お互いのカップルのエピソードや、セックスの内容について明け透けに話すこともあります。しかし、それは、カップル関係やセックス内容が充実しているからなのです。本当に悩んでいる時、女性はどれだけ親しい相手にも、内容を打ち明けにくくなっていきます。

女性同士というのは、気にしていなくても、相手の女性と自分を比較し、劣等感や優越感を感じやすい生き物なのです。そのため、本当に悩んでいる事柄は自身の弱みであり、話すことによってさらに自身が劣等感や辛さを感じてしまうため、誰にも相談できないことが少なくありません。

セックスレスや不妊といった「性」に関する事柄は、その内容がデリケートでプライベートな内容でもあるため、さらに他人に相談しづらい事なのです。誰にも相談できず、自分で解決策も見いだせず、セックスレスに悩む女性は、非常に大きなストレスや不安を抱えやすい状況になります。

どうしたらいいか分からない

Summerfield Woman Girl - Free photo on Pixabay (100690)

セックスレスに悩む女性は、本人自身であらゆる努力を行っている場合も多々あります。例えば、イメチェンをしてパートナー男性の気を惹こうと試みたり、自分から積極的にスキンシップを図るようにしてみるなどです。

しかし、そういった努力が実らず、セックスレスの時間が長くなっていくと、次第に「どうしたらいいのか分からない」といった沈痛な思いを抱えるようになっていきます。
People Adult Woman - Free photo on Pixabay (100816)

そういった時期に「こうしたらいい」「ああしたらいい」とネット記事や、体験談を見聞きしてしまうと、自分の努力不足だと言われている気分となり、さらに辛さが増して動けなくなっていくのです。セックスレスを解消するためには、自分たちの状況と、正しい要因を知る必要があります。

やみくもに努力を続けたり、間違った解決策に注力してしまうと、それらが望む結果をもたらすこともなく、セックスレスの期間も長引いていくでしょう。そして、行動することも努力することも疲れてしまい、ますます「どうしたらいいのか分からない」といった悩みを持ち続けてしまいます。

1 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪