2019年7月31日 更新

中学生の妊娠の確率は？性行為をする前に知っておくべきこととは

最近では、学生という非常に若い世代でも妊娠出産・中絶の問題はあとを絶ちません。妊娠してしまう中学生にはどのような理由があるのでしょうか？今回はそんな、中学生を取り巻く性行為について、妊娠確率や妊娠時の初期症状・学校への対応方法などを見ていきましょう。

目次

大切なわが子が自分の知らないところで、しかも中学生という若さで妊娠してしまったというのは、親であれば当然ショックなことです。母親であれば自分が妊娠したときとのあまりの違いに驚き、父親であれば自分の子供が他の男性と性行為を行ったという事実を突きつけられるのですから、怒りの矛先が相手の男性に向かってもおかしくはありません。

そんなやや興奮気味の両親にでも、事実はそのまま伝えなければならないのですが、その時も当の本人たちも非常に動揺しとてつもない不安があること、決してその気持ちを「責める」ことで追い詰めないように配慮してあげる必要があります。まずは本人たちが今後どのようにしたいと考えているのか聞き取り必要であれば代弁してあげながら、「本人も自分の人生として真剣に決断をしようとしている。一緒に受け止めながら助言をしてあげてほしい」と伝えましょう。

相手についても話すこと

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妊娠は当然ですが一人ではできません。必ず男女がそろって性行為を経て、生命が授かるものです。妊娠したほうの両親にしてみれば「大切なわが子になんてことを」と最初は敵対の気持ちが先に来るかもしれませんが、だからといって相手のことを何も話さなかったり、あえて隠したりしてしまうと、勝手な想像や固定観念だけが先走ってしまいかえって逆効果です。

相手の男性がわかっているのであれば、どこで知り合ったひとなのか、どのような関係なのか、妊娠の事実を知って相手はどのように感じ受け止めているのか、をきちんと確認して伝えてあげるほうが、のちのち理解や話し合いが上手く進めることが出来ます。

中学生のわが子が妊娠した時の親の対応 　

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今度は親の立場、目線にたって対応方法を考えてみましょう。10年以上も大切に育ててきたわが子が、他の家の男性と関係をもち妊娠してしまったのですから、驚きと一緒に不安や怒り、恥ずかしさ、情けなさ（自分に対しての）など様々な感情が入り混じることになります。

しかしそれでも、わが子のお腹に宿っている生命は成長を止めません。今後のことを考えてどのように対応してくべきなのか見ていきましょう。

まずは病院へ行く 　

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まず何よりも大切なのは病院へ行くことです。家のトイレで妊娠判別の道具を使って「妊娠」とわかったとしても、それも100％確実とは言えません。「間違いだった」ことを期待するわけではありませんが、まずは病院へ行ってお腹のエコーを取ってもらいましょう。また、中学生であれば正しい性行為で行えたかもわからず、産婦人科関係の病気にかかっている危険もあります。

中学生の妊娠時にどのような危険が伴うのかは専門の医師はすべて心得ています。病院で専門的な検査を、とりこぼしなく行い診てもらいましょう。

相手の両親と連絡を取る 　

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妊娠した側であれば自分の身をもって「妊娠した」と自覚がありますが、場合によっては相手はその事実を知らないということもないとは限りません。また、やはり大人の行為を行った結果だとしても、物事の分別や先を見極める力はまだまだ成熟しているとはとうてい言えず、お互いの人生も含めて考えていくためには、必ず相手の両親を交えた話し合いが必要になります。

この時、いくら動揺していた梨頭に血が上っているからと言って「責任はとれるのか」などと真っ向から敵対する姿勢で向かっては、当事者である本人たちの立場や気持ちを更に苦しめてしまうことになります。あくまでも「子の人生を考える親同士」という同等の目線で寄り添い話し合っていくという姿勢が大切になります。

叱ることも大切だが論すことを大切に

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未成年での性行為は違反・違法ではありませんが、生命の危険や大切さを十分理解した上で行ったものでなければ道徳的に反するものに値します。というのも、未成年での性行為が危険と言われる理由の一つが、まだ一人の人間をこの世に送り出すことの責任を十分とることができず、生まれてくる子供の人生の安全も侵してしまう可能性が高いからです。

興味本位で行ったのであれば当然、厳しい言葉で省みてもらう必要がありますが、ただ感情的に叱るだけでは本人たちも八方ふさがりの状態になってしまいます。自分たちのしてしまったことの重大さや深刻さを理解してもらいつつ、今後「新しい生命」をどのように考えるべきか、自分の人生にどう責任を持つかを考えることはいかに大切か、ということを感じてもらえるよう諭してあげる必要があります。

日本中を注目させたドラマ「14歳の母」

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中学生の妊娠・出産が現実味を帯びたものとして世に知られるようになったきっかけは、やはり2006年に放送された人気連続ドラマ「14歳の母」の影響が多いでしょう。制服を身にまとい、まだ身体的にも表情にもあどけなさが残る少女が壮絶な困難や孤独と戦っていく様を鮮明に描いたこの作品は、賛否両論があったにせよ、大きな社会問題の背景を世に知らしめることとなりました。

主人公の一ノ瀬 未希は名門女学院に通う中学２年生で、その明るく破天荒な性格から友達も多く、世で言われる「不良」「非行少女」とは全くかけ離れた普通の少女でした。（成績は良くなく学校の先生たちからの評判もいまいちでした。）しかし、内緒で深い交流を続けていた同じ塾に通う桐野智志と一度きり関係をもってしまったことから妊娠をしてしまい、そこから彼女の過酷で孤独な闘いが始まりました。親や周りからは「中絶しろ」と責められ、相手の智志も恐れの年からか未希と妊娠した現実から逃れるばかりでした。

未希は一度は中絶に同意するも、「おなかの子に会いたい」と子供を生む決心をして、友人や親からも見捨てられる想いを感じながらも自身の決意を固めていきます。最後は未希の想いが通じ家族や友人たちとも和解でき、相手の智志とも一緒に子供を育てていくと一緒に歩いていく、という感動の結末となっています。ハッピーエンドでありながら、それまでの困難や孤独感、人間の弱さなども隠さず描かれている、非常にメッセージ性が強い作品です。

初めての性行為の若年化は進んでいる

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テレビドラマで放映されたことが「テレビのこと」とは言い切れないほど、現実世界でもセックスの初経験の平均年齢は若年化してきています。中学生での性行為は、体もきちんと成熟しておらず、避妊の知識も十分でないことが多いので「予期せぬ妊娠」となってしまう可能性が高いです。

しかしセックス事態が悪い、淫らというイメージを持たれてしまっても良くはありません。将来、愛する人との間に子供を授かる上では大切なことです。思春期で興味関心が高まる時期にこそ、正しい性に関する知識や情報を適切に伝えてあげて、将来幸せなセックスライフを送らせてあげることも大切にしていきましょう。

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