2019年7月31日 更新

中学生の妊娠の確率は?性行為をする前に知っておくべきこととは

最近では、学生という非常に若い世代でも妊娠出産・中絶の問題はあとを絶ちません。妊娠してしまう中学生にはどのような理由があるのでしょうか?今回はそんな、中学生を取り巻く性行為について、妊娠確率や妊娠時の初期症状・学校への対応方法などを見ていきましょう。

目次

予期せぬ妊娠が分かった場合、いや応なしに迫られるのが「産むか産まないか」の決断です。親の立場からすると「妊娠した」ということだけでも混乱する事態なのに、さらに子供が「産みたい。育てたい」などといったら、更に混乱しパニックになりかねなませんが、それでも実際に産むことを選ぶ人もいます。

15歳未満で妊娠した人の出産率も、わずかですが存在するということを確かめておきましょう。

出産率は10%程度

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15歳未満の女子が妊娠した場合、「産む」という決断を下し無事に出産できるのはわずか10%ほどです。また、出産する場合の多くは相手の男性に「父親」としての役割を求めるということは少なく、両親や母親の援助とともに家族一体となって育てられるという条件がそろっていることが多いようです。

もしくは、親とはほぼ絶縁状態にあり、相手の男性が年もある程度上で経済的にも十分頼れるので「自分たちだけでやっていける自信がある!」というパターンかのどちらかになります。

中絶率は85%以上

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多くが「こんなはずじゃなかった」と、十分な準備ができていない事実を目の当たりにして、経済状況や今後の自分の人生の歩み方を考えて、途中で中絶手術をするという決断を選ぶようです。

一度は「産みたい」と願った場合も、今後どのように育てていくのか、経済負担は誰が担うのか、本人(母親)は今後学業や仕事などの人生設計を、子供中心に考えることができるのか、という点で家族から説得され「産みたい」気持ちと反対の決断を迫れることになります。

性行為をする前に知っておくべきこと  

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学校での性教育の大切さはさけばれてきていますが、それでも10代のそれも早い年齢での妊娠の数が減らないのは、やはりどこか「性」に関わる話を公の場ですることに対する抵抗や恥ずかしさが、まだ日本社会の中に広がっている部分はあります。今一度、性行為をする前に知っておくべきことをしっかりと確認し、自分の子供や周りの10代の子たちにも、きちんと説明できるようにしておきましょう。

避妊をしても妊娠する確率は0ではない  

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日本ではもっともポピュラーな避妊法であるコンドームですが、避妊効果は100%とは限りません。正しい使い方をした場合でも失敗して妊娠する確率は2%ほどあり、一般的な使用法(独自方法や誤った使い方を含め)では、失敗率は18%程度と言われています。

コンドームの使う際、まず間違いがちなのが装着のタイミングです。射精の瞬間につければいいと思っている人が多いようですが、最初の挿入前に装着することが大切です。また、女性が男性にコンドームをつけてあげる場合は長い爪でゴムを傷つけないよう十分に注意しなければなりません。ゴムの傷や破れは避妊の失敗につながりますし、買ってからかなり日数がたったコンドームは、劣化して破れやすくなっているので、なるべく新しいものを使うのが安心です。

安全日でも妊娠する  

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よく耳にする「安全日」ですが、安全日なら絶対に妊娠しないわけではありません。まず大切なのが生理周期と排卵のメカニズムを知っておくことですが、生理が始まった日から、次の生理開始日までの期間を「生理周期」と呼びます。生理周期は、生理開始日から排卵期までの約2週間が体温の低くなる「低温期」、排卵後から次の生理までの約2週間が「高温期」とわけられます。低温期から高温期に移る直前が排卵日なので、この日の前後が最も妊娠しやすい「安全日」と呼ばれます。

しかし実際には、排卵日を特定することは難しく前後することは通常茶飯事なため、「いつなら絶対安全」とは言えず「安全日を外した!」からと計画をたてて行ったとしても実際の排卵日と重なってしまったということも多くあり得ます。

中出しをしなくても妊娠する  

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「中だし」というのはセックスの際に、女性の膣の中で射精することで、コンドームを付けない状態で行うことを言います。男性によってはこちらの方が感度が良いからといって、相手から安全性のため求められているのにも関わらずあえてコンドームを着用しないという人もいるほどです。

コンドームを着用していないのですから当然妊娠の確立は高くなりますが、だからといって「中だししない(コンドームを付ける)=妊娠しない」ということにはなりません。ある調査によると、 避妊に失敗したカップルのうちそのおよそ半分が「コンドームをつけていた」と答えていたという結果も出ているほど、コンドームは必ずしも安全とは言えません。

着用方法が間違っていたり、着用時に謝って破れが出来てしまってても気づかずにそのまま続けてしまったということも多く、中出ししなければ安全という考えは返って危険にもなりえるので改めましょう。

未成年での妊娠は必ず親にバレる  

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テレビドラマでは、「妊娠してしまったから、誰にも言わず一人で中絶手術する」「仲間でカンパでお金を集めて出産を手伝う」という青春的なドラマもありますが、現実ではまずそんなことはあり得ません。ましてや未成年であれば、どれだけ親が仕事で忙しくて会話が少なかったりしても必ず親は妊娠の事実に気づきます。
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というのも、未成年であれば妊娠の初期に気づくことはまず少なく、殆どが体に変化が出始めてきてからになります。その前に主には母親であれば娘の生理が来ていない、最近ふっくらし始めた、食欲がない…などの変化に必ず気づきます。また、もし子供が息子の場合であっても、彼女を妊娠させてしまったのであれば相手の保護者が必ず「話し合いを」ということで事実を知らされることとなります。セックス=卑しいということではありませんが、未成年が興味本位で行うべき行為ではないことは親も子供達のほうもしっかりと認識しておくべきです。

中に出してしまった場合には緊急避妊をする

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愛する彼と肌を重ねたい、と感じるのは年齢関係なく抱いても当然の感情です。ですがそれが、きちんと将来を考え話し合った上でもなにのに、つい気持ちだけが先走ってしまったのであれば、時には望まぬ妊娠につながってしまうこともあります。

もし避妊をしないでセックスしてしまった場合や、コンドームが破けるなど避妊の失敗が起こったなどの場合は「どうしよう」とただうろたえるのではなく、緊急避妊を避けましょう。その最も一般的な方法が「緊急避妊ピル」と呼ばれるもので、72時間以内に服用することで大抵の女性のほぼ有効な方法だと言われています。

妊娠初期症状チェク  

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避妊はしたけど、最後に予期せずゴムが外れかけていた……彼からの押しに負けてしまった…などで、しっかりと避妊できていなかったことを後々気にしているという女子も少なくはありません。次の生理がくるまでは、一日一日を「くるか、くるか」と待っていることでしょう。

もちろん薬局で売っている妊娠チェックで「妊娠しなかった」とうことが分かれば安心できますが、その前にも妊娠初期症状が体に現れていないかを確認することは大切です。いかに代表的な妊娠初期に現れる症状を挙げてみました。

生理がこない  

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