2019年3月17日 更新

セックスレスの原因は?妻と夫が拒む理由と産後のレスの危険性

夜の夫婦生活に関する悩みを抱えている人は意外と多いものです。特に「セックスレス」は日本が抱える問題でもあるのですが、デリケートな問題ゆえ中々相談ができません。ここではそんな「セックスレス」の原因や改善方法についても説明しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

ホルモンの変化

Sadness Mental Sad - Free photo on Pixabay (97052)

出産をすると身体的な変化のひとつとして「ホルモン」の変化も見受けられます。わかりやすいところで言えば、出産後胸が非常に大きくなったり、ちょっとしたことでも泣けてしまう、涙もろくなったりと、こうしたこともホルモンの影響からくる変化のひとつです。

どうしても出産をしたあとは「子どもの母親」という気持ちになり、母性が働くようになります。これもホルモンの変化と関係しており、出産がもたらすものは計り知れません。今までは「女性」としての自分がいちばんで、それ以外の自分はいませんでしたが「母親」としての自分ができたとき、セックスをしたいという気持ちは自然と湧かなくなるのは珍しいことではないのです。

異性として見れなくなる

Young Couple Kiss - Free photo on Pixabay (97061)

女性の場合、出産を経験すると体つきが変わったり、育児に時間を取られオシャレや体つくりに充てる時間が無くなるため、見た目も変化していきます。そうした「見た目」を男性側が中々受け入れられず、「女性として見れなくなった」「母親になった」と言う話は多く聞きます。おしゃれをしたり色気を出したり、そうした「女性」としての時間が無くなってしまうのは避けられない事実なのです。

しかし、男性にもそうした変化があるのはご存じですか?実際に出産をしているわけでなくとも、「父親」になった旦那を「男」として見られなくなる女性もいるのです。男性としての色気や強さ、男らしさが無くなり、すっかり「良き父親」になってしまうというのは、それはそれで女性もさみしいのです。

こうしてお互いを「異性」として見られなくなることで、母親、父親になることでセックスレスになっていく夫婦が多い傾向にあります。

産後のセックスレスは産後クライシスの危険も

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産後クライシスとは、「出産や育児をきっかけに良好な夫婦間家が築けなくなること。また、最悪の場合は離婚に至る現象のこと」とあります。少し前までは「産後ブルー」「育児ノイローゼ」といった言葉で知られていました。

この産後クライシスに陥ってしまう原因として、産後のセックスレスが大きく関係しています。セックスというのはスキンシップでもあり、日中お互いに忙しく仕事や育児をこなす中で、夜の時間が夫婦関係を保つ貴重な時間でもあるのです。それをまったく無くしてしまうということは、心が離れていくのも時間の問題なのです。

日本では母子同室が当たり前となっていますが、実はこれもセックスレスを加速させ、産後クライシスに繋げていく大きな要因です。自然と夜の行為へ移れる環境を作っていくには、母子別室という海外スタイルを取り入れるのも良いかもしれません。

セックスを断られ続けた時の気持ちは?

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男性、女性問わず、片一方がセックスに乗り気ではなくなり断られ続けた場合、一体どうなるのでしょうか。「いつも断ってしまっているな」と少しでも心当たりのある方は、断られる側がどんな気持ちになっているのかを見てみましょう。

悲しくて寂しい

People Emotion Dramatic - Free photo on Pixabay (97094)

好きな人に行為を断られるということは、率直に「悲しい」「寂しい」という気持ちになります。おそらくこの気持ちは、断られたときに誰もが感じる気持ちではないでしょうか。「異性として見られていないのか」「好きじゃなくなったのか」と色々考えてしまうことでしょう。

誘う側からすると、出産後も変わらず相手のことを「異性」として見ており、母親・父親であることも大切ですが、二人の時間を大切にしたいと思っているのです。にも関わらず断られてしまうと、断っている側が想像している以上にショックを受けるのです。

自信をなくす

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断られる回数を重ねると、次第に誘う側は自信を無くしていきます。「どうして断られるのか」と初めのうちは考えることででしょう。しかし断りが度重なると、自身を無くし次第に誘わなくなる傾向にあります。それがセックスレスをさらに加速させていくわけです。

セックスに限らずなんでもそうですが、何か試みてそれが上手くい叶ったとき、人は自信とともに意欲も無くしていきます。セックスも同じです。せっかく「したい」という気持ちを言葉にして行動に移しているにも関わらず、それに応えてもらえないのは非常につらいものです。

向き合うのが面倒になる

Nature Friends Dog - Free photo on Pixabay (97120)

「誘う=断られる=自信をなくす」という方程式が完全にできてしまった時、誘う側としてはもう、誘うのも向き合うのも面倒くさくなります。ただ誘うだけではなく、セックスについて話をしたり向き合うことをもしなくなります。こうなってしまうと修復は更に難しくなるのです。

一方が向き合う姿勢を持っていれば話し合うきっかけやタイミングをつかむことができますが、お互いにそうなってしまうと完全にそうしたタイミングを見つけることができなくなるのです。自然にそうした会話も行為もなくなり、完全なセックスレスとなっていきます。ここまでくると誘う側としても、もう完全に諦めモードに入っていることが多いのです。

不倫や離婚を考える

Love Tenderness Date - Free photo on Pixabay (97125)

セックスを断られ続けセックスレスが当たり前となったとき、最悪の場合不倫や離婚に至るケースも少なくありません。性欲とは「欲」であり、「したいけどできない」という状況が続くと、パートナー以外と解消するしかなくなるわけです。こうして不倫をし、行きつく先は離婚となるのです。

「セックスをしなかっただけで」と思うかもしれませんが、セックスというのは夫婦にとって非常に大事なコミュニケーションでもあるのです。本来はパートナーとしたい、だけど断られ続けてとてもそんな関係になれないとなったとき、誘う側はこうして他の人と関係を結ぼうと考えるようになるのです。

セックスレスが続くと夫婦はどうなる?

Thought Idea Innovation - Free photo on Pixabay (97127)

セックスレスは悩めば悩むほど、周囲に相談しづらくなるものです。恥ずかしさ、悲しさ、さみしさ、色んな感情が巡って自分の中だけでは解決できなくなっていくのです。

そんなセックスレスも長く続くと様々な影響をもたらします。「セックスしなくても大丈夫」と思っている方は注意が必要かもしれません。では、そうした状態が続くと一体どうなるのでしょうか。

セックスから逃げる

Woman Blonde Model - Free photo on Pixabay (97189)

最初のうちは自分から誘うことはなくとも「誘われたら応える」状態だったのが、次第にそうした雰囲気をも避けるようになります例えばふたりで別ベッドインした時に誘われないように早く寝たり、「誘わないで」と言った雰囲気を出すようになるのです。自分の中にある「セックスをしたくない」という気持ちが態度や行動にも表れるようになるのです。

そうしていくうちに、セックスレスを解消するために話し合ったり努力をしたり、向き合うことからも目を背けるようになります。行為だけでなく「セックス」に関するすべての言動を避けるようになるのです。

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