2019年3月17日 更新

セックスレスの原因は?妻と夫が拒む理由と産後のレスの危険性

夜の夫婦生活に関する悩みを抱えている人は意外と多いものです。特に「セックスレス」は日本が抱える問題でもあるのですが、デリケートな問題ゆえ中々相談ができません。ここではそんな「セックスレス」の原因や改善方法についても説明しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

セックスレスで悩む夫婦が多すぎる!

Live Bedroom Architecture - Free photo on Pixabay (96401)

まずは「セックスレス」の意味を改めて確認してみましょう。日本性科学会によると「病気等の特別な事情なくして、1か月以上の性交渉がないカップル」とされています。すなわち、1か月以上に一度しかセックスをしないカップルや夫婦は、セックスレスということです。

この定義を改めて見て、「当てはまっている」という方、意外と多いのではないでしょうか。実は日本のセックスレス問題は深刻で、世界的に見てもその頻度はワーストワンなのです。それと併せて「満足度」も大変低い現状にあります。おそらくこの記事を見ている方はだれにも相談ができず、「原因を知りたい」「改善したい」という気持ちをお持ちなのではないでしょうか。セックスレスは努力次第で改善できる可能性も大きいので諦めず、大切なことはまずはその原因をしっかり知ることです。

セックスレスの原因【男性・女性共通】

Couple Marriage Relationship - Free photo on Pixabay (96979)

セックスをしたい気持ちにならない、または拒んでしまう理由について、男性と女性で様々な違いがあります。しかし、男女ともに同じ理由で拒んでいる、誘わない等の理由もあるのです。まずは男性、女性で共通しているセックスレスの原因を見ていきましょう。

生活リズムのズレ

Time Timer Clock - Free photo on Pixabay (96981)

ひとつは「生活リズムのズレ」です。いまは共働きも多く、夫婦そろって残業もなく定時退社できるなんてことはほとんどないでしょう。共働きの場合、同じ会社で同じ勤務条件で働いている等ではない限り、就業時間も起床時間から家を出る時間も、そして帰宅時間まで異なることがほとんどです。

顔を合わせるのは朝だけ、寝る前だけ、寝てからなんてこともあるでしょう。こうなるとお互いの時間軸は大幅にずれ、ふたりの時間は到底作り出せません。

こうした仕事が原因で起こるリズムのズレの場合、転職をしたり残業を止めたり環境を大きく変えない限り中々改善できないのも事実です。一方が主婦(主夫)であっても、外で仕事をする人と家を守る人とでは時間の使い方は違いそれぞれに過ごしやすいリズムというものがあるので合わせるのが難しいものです。

ゆっくりセックスできる時間や環境がない

Pedestrians Rush Hour Blurred - Free photo on Pixabay (96986)

リズムがずれれば必然的に「ふたりの時間」というものは無くなっていきます。さらに共働きであれば、ゆっくりセックスに充てられるだけの時間を作り出すというのは簡単なことではありません。たまに時間ができた時は「ゆっくりしたい」「好きなことをしたい」と、セックスを最優先に持ってくることもなかなかありません。

そして仮にも時間ができたとしても、「場所問題」に悩む夫婦もいます。夫婦ふたりきりで住んでいる場合はまだ大丈夫ですが、同居していたり既に子どもがいたとなると、「セックスに集中できる場所」というのが無くなります。物音を気にしたり子どもが起きないかと気が散ってしまったりするのです。ホテルにでも行けたらいいのですが、中々そうもいかないのが現実です。

セックスのマンネリ化

Character Back To Male - Free photo on Pixabay (96992)

マンネリとはマンネリズムの略で、「型にはまった思考・表現・行動が繰り返され、独創性や新鮮さがなくなること。またはその傾向」とあります。セックスのマンネリ化とはいわば、時間が経つに連れて頻度が減り、セックスの内容もパターン化してしまうことを指します。

付き合った当初は毎日のように会うたびに体を重ね、そのなにもかもを新鮮に感じていたのが時が経つにつれパターン化し、楽しみが無くなっていくのです。セックスはただ体を重ね行為を済ますだけのものではなく、いかにその時間を楽しめるかが大切なのです。

性機能・性欲の低下

Grandparents Old Couple Elderly - Free image on Pixabay (96989)

そして避けては通れないのが、「性機能・性欲の低下」です。人というのは年齢とともに様々な機能が低下し、それに伴い欲も昔ほどなくなっていく傾向にあります。例えば自由に体を動かせているうちは、「あそこに行きたい」「あれがしたい」と思いますが、それができなくなってくるとそうした気持ちも薄れていくのです。

セックスも同じで、年齢とともに性機能が低下していくと性欲も同様に低下していく傾向にあります。これは「加齢」のため誰しもが通る道であり、自然の流れです。但しこうした症状が出るのには個人差があり、タイミングやその度合いは異なります。機能も欲も低下してしまえば、自然にはもとに戻りません。向上させるための努力が必要なのです。

セックスレスの原因【妻が断る場合】

Girl Water Spin - Free photo on Pixabay (96991)

セックスレスの原因は主に「互いの生活」に理由があることが分かりました。しかし男女別に見てみると他にも原因はたくさんあるのです。では次に、女性がセックスを断る理由はどういったものがあるのでしょうか。女性目線で原因を追究していきましょう。

家事の疲れやストレス

Iron Old - Free photo on Pixabay (96997)

多くの女性は家事・育児をこなしています。料理、洗濯、掃除、買い物、そして子どもがいる家庭はここに育児が加わります。朝起きてから寝るまでの間、常に家事をこなすことは肉体的疲労が大きく、仕事とはまた違ったストレスや疲労がたまります。近所づきあいなど主婦ならではの気苦労も絶えないのです。

共働きの場合は仕事に行く前、帰ってからと1日中動きっぱなしであり、外での疲れやストレスも抱えたまま家のことをするのは簡単ではありません。身体的疲労だけではなく精神的にも大きなストレスを感じているのです。そのため、一日中家の事をしていざ布団に入り、さあセックスをしましょうという気持ちにはなりにくいものです。次の日も朝から家事をするため「一刻も早く寝たい」と思う女性も多いのではないでしょうか。

セックスが好きではない

Bed Sleep Girl - Free photo on Pixabay (96999)

女性の中には、「セックスが嫌い」「セックスが好きではない」と言う人が結構います。理由は様々で、自分の体形にコンプレックスを抱えていたり、昔恋人に言われた一言をひきずっていたり、理由は様々です。

そして意外と多いのが、「痛み」を感じるためセックスを好まない女性がいるのも事実です。本来は気持ちよくなるための行為であっても、なんらかの事情で痛みを感じ、次第にセックスが億劫になるのです。元々性欲の強く無い人の場合は、こうした事情が重なるとまったくセックスをしたくならなくなる傾向にあります。

夫に対する不満の蓄積

People Man Woman - Free photo on Pixabay (97001)

セックスの内容に関して、夫に不満を抱えている女性は少なくありません。時間やテクニックなど不満を感じるポイントはそれぞれですが、そうした小さな不満が蓄積した結果、セックスに乗り気にならなくなるのです。

男性は女性に気持ちよくなってほしいという気持ちでしていることでも、全然気持ちよくなかったり、ただ痛いだけだったりすることもあるのです。しかしそれを直接言うこともできず、不満はたまる一方で気持ち良いセックスができなくなっていきます。

時間もそうです。早すぎてもまるで「自分だけ気持ちよくなって終わり?」という気持ちも湧きます。遅すぎても痛かったり疲れてしまうだけです。テクニックや時間に不満を抱えている女性は多いのです。

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