2019年7月30日 更新

半勃ちや中折れの原因や改善方法!半勃ちでの射精は危険?

いい雰囲気になって、いざあとは挿入だけ!というときに、思わずパワーが無くなってムードが台無しに…なんて経験の人はいないでしょうか。半勃ちや中折れは本人が落ち込むことはもちろんですが、適切に対処しないと今後にも悪い影響が出てしまうためしっかりと対処しましょう。

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「ストレスを減らそう」というフレーズが合言葉のように使われてきた現代ですが、ストレスが多いと「テストステロン」(=男性ホルモンを司る役割)の分泌量が低下してしまうことが明らかにされています。そのせいで勃ちが弱くなると彼女との夜の時間や今後の関係を考えることが更に億劫になり、更に新たにストレスが蓄積されていく…なんてことにもなりかねません。

音楽を聴いたり、好きな場所へ行ったり、一人だけの時間を作ったりと、自分なりのストレス軽減方法を見つけることでテストステロンの分泌も高まり、性欲や性機能が改善されてきます。

正しいオナニー

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「自分の行っていたオナニーはそんなにいけなかったのか!?」と必要以上に不安がったり神経質になる必要はありません。普段のセックスから異様にかけ離れたオナニーを行わなければ大丈夫です。具体的にはペニスや性機能に強いダメージや刺激を与えるマスターベーションは「正しい」とは言えませんので避けるようにしましょう。

もし今まで頻繁に頑張ってきたのに、半勃ち止まりで完全に勃起しない状態が長く続いているのであれば、週に2~3回程度に抑えた方がよいかもしれません。数多ければ当たるというものではありませんので、射精の頻度を一度の射精に集中しやすい回数に設定することをお勧めします。

正しいオナニーのやり方は、まず心身ともにリラックスすることが大切です。そして実際のセックスに近い体位を取り、力を入れ過ぎないでペニスを刺激しましょう。大切なのは低刺激でもなるべく時間をかけて射精までもっていくことです。

自力で改善しない場合は?

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生活習慣・食生活の改善や、トレーニング(筋肉、性機能ともに)を繰り返してもなかなか効果が見られない場合は、次の手段としてサプリメントの力を借りてみましょう。サプリメントや精力剤と聞くと効果がどれくらい出るのかと不安に思う男性も多いと思います。ですが、実際にこれらの商品に含まれる成分は、勃起力アップや精力増強に効果をもたらすために研究されてきた健康食品なので、その効果は信頼性があります。

もしそれでも効果が見られない場合は、思い切って泌尿器科など専門の医療機関での受診も考えましょう。今のED治療薬は以前と比較しても非常に研究がすすめられ、その効果もかなり上がっています。医師と直接話せるということで、些細な不安や疑問でも質問でき、勃起力を取り戻せる可能性も十分期待できます。

半勃ちでも射精はできる?

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一般的なイメージでいくと、性欲→勃起→射精というのが通常の流れとなります。では、十分に勃起していない状態(いわゆる半勃ち)の状態でも射精はできるものなのでしょうか。「自分は射精しているから関係ない!」と思っていても、実は相手からは…なんてことにならないためにも、射精のメカニズムも含め、今一度確認しておきましょう。

半勃ちでの射精

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「半勃ちのままで射精なんてできるの?」と思う方は多くいることと思いますが、実は射精できます。ペニスの部分を強くにぎり、比較的速いスピードで刺激を与えると、反射的に射精が起こります。しかしこれでは、今後も「十分に勃っていなくても出していいんだ」と性器器官がインプットしてしまう可能性があるため、非常に危険と言われています。

もし自分自身で「まだかも…」と思いながらも、実際出ているから大丈夫と思って続けているのであれば、一度きちんと勃ってから射精できるリズムに戻してあげる必要があります。

射精のメカニズム

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男性が性的な刺激をうけ興奮が高まると、陰茎内の「陰茎海綿体」と「尿道海綿体」の内部の動脈が緩くなり、海綿体に多量の血液が入ってきます。それによって、海綿体は膨張し、海綿体を外側から包んでいる白膜は血圧を受けて硬くなります(勃起状態)。

勃起時には、精巣で作られた精子は精管を通って「前立腺」というところまで運ばれ、精液となります。このとき精液が膀胱へ逆流することを防止するために膀胱につながる尿道は閉鎖されます。そのあと、外尿道付近の筋肉収縮活動と圧力の変化によって精液が押し出され、いわゆる「射精」となります。

半勃ちでの射精のリスク  

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完全な勃起状態でなくても射精を行えることはわかりましたが、実際半勃ちの状態での射精を続けることは、相手に満足感を与えられないだけでなく、様々な弊害が出てくると言われています。自分は半勃ち状態で行ってきてはいないか、少し思いとどまって考えてみましょう。

中折れしやすくなる  

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中折れとは字の通り、挿入時は十分勃っていてもフィニッシュまでもっていくまで硬さを維持できずやわらかくなるという症状です。雰囲気が盛り上がってきていたのであれば当然焦ります。前項でも述べましたが、一度半勃ちのままで射精できていまうと、身体が「この状態でも大丈夫なんだ」と固くならない状態でも射精まで進めてしまえるようインプットされてしまいます。

男性だけフィニッシュまで行ってしまい、女性は不完全燃焼のまま…なんてことになると当然気分も盛り下がりますし、場合によっては「私に非がある…」と女性が悩んでしまう可能性もあります。

EDになる

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ペニスが半勃ちのままで射精することを覚えてしまうと、毎回同じこと(中折れの状態で終わってしまう)が続くのではないかという不安が生まれ、結果セックスを遠ざけるようになってしまう人が多いようです。数をこなせば治るものではありませんが、本人が自主的に遠ざけてしまうと上手く勃った状態で射精できないままの状態になり、それを相手に知られるのが怖いと一緒にいることも避けてしまうという、負のスパイラルに陥ってしまいがちです。

もし自分のその傾向をかんじられたなら、断ち切るためにも原因解明と改善に努めましょう。

半勃ちは放置せずにきちんと対処

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半勃ちは時々であれば異常な状態というわけではありませんが、それが長い期間続いたり、何回も同じことを繰り返すようであればED(勃起不全)になりうる可能性が高いです。もし今、半勃ち状態で悩んでいる人(もしくはその状態で射精している人)は、焦らずまずは原因究明につとめ、適切な改善方法を探して快適なセックスライフを手にしていきましょう。

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