2020年5月21日 更新

ノンケの意味とは?性的マイノリティーの種類や現状の悩み

ノンケという言葉について、正しい意味や使い方を理解していない人もいることでしょう。セクシャルマイノリティ界隈では当たり前の事柄であっても、一般社会に普及していない事は、多々存在するのです。日本におけるセクシャルマイノリティは、発展途上といえます。

目次

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バイセクシャルが外見とは異なる性別の相手と付き合った時、性的マイノリティと判断しづらくなります。バイセクシャルとは、男性・女性双方に好意を持つことができる性的マイノリティです。そのため、交際する時、自身の性別と同一の人物を好きになることもあれば、性別と異なる相手を好きになることもあります。

外見的性別が異なる相手と交際すると、一般的な恋愛と同じ状況になるため、性的マイノリティと判断しづらくなるのです。

こんな人は嫌!性的マイノリティーが怒りや戸惑いを覚える人

Eye Roll Annoyed Person Frustrated - Free photo on Pixabay (746771)

性的マイノリティと呼ばれる人々は、自ら積極的に特徴や思いを発言しません。多様化が進む現代でも、理解されにくいこと、否定されやすいことを理解しているからです。しかし、思った事を発信しないといっても、感情がないわけではありませんし、悲しみを感じないわけでもありません。

ここからは、性的マイノリティと呼ばれる人々が怒りを感じたり、悲しみを感じる瞬間や人物の特徴について、ご紹介していきましょう。知らず知らずのうちに、行っていないか考えながら読み進めてみてください。

性的な話について平気で質問してくる人

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人間は、好奇心旺盛な生き物です。そのため、性的マイノリティと呼ばれる人々に性的な内容を質問することもあります。知らない事や知らない世界について、積極的に質問することは、悪いことではありません。しかし、どのような状況であっても配慮が必要です。

突然性行為の内容を聞かれたり、恋愛感情を根掘り葉掘り聞かれるのは気分が良くありません。さらに、それらは単なる興味本位で、相談に乗る気も受け入れる気もないのであれば、なおさら不快に感じるでしょう。

同性愛者だというだけで性的対象にされると恐れる同性

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同性愛者というだけで、同性の自分が恋愛や性の対象にされると誤解している人々が多数存在します。同性愛者は圧倒的に数が少なく、パートナーを探すことも容易ではありません。しかし、それぞれに好みがあり、同性だから誰でもいいというわけではないのです。

同性愛者ということをカミングアウトした時、告白だと勘違いするノンケも少なくなりません。同性愛者をカミングアウトする理由は様々あり、理由の中には「不躾な質問を止めて欲しい」「距離感を考えて欲しい」等の苦言も存在します。同性愛者=自身に好意を持っていると思い込んでしまうのは、非常に迷惑な行為です。

性的マイノリティーの友達を持つことに誇りを持っている人

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性的マイノリティはノンケよりも数が少なく、特殊な存在として捉えられることもあります。そのため、性的マイノリティと友達になることに、誇りを持つ人々も存在しているのです。

世間的には受け入れられていない存在を受け入れ、友達になっている自分に酔いしれるケースもあります。このような存在、扱いに、性的マイノリティと呼ばれる人々は憤りを感じているのです。

性的マイノリティと呼ばれる人々には、多くの苦労があり、それらを理解してもらえないばかりか、自分の価値向上に利用されるのですから当然でしょう。

カミングアウトすることが正しいと信じる支援者

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家族や友人にカミングアウトすることこそが正しく、本人も楽になる唯一の方法だと信じて疑わない支援者も存在します。そういった存在に、性的マイノリティの一部はうんざりしているのです。

自分の特徴について、カミングアウトしたいと感じたり、知ってほしいと思っている人も存在しますが、全員がそう思っているわけではありません。ノンケの中で、大切な家族や友人に、セックスの内容やセックスしたい相手の特徴をわざわざ説明している人がいるでしょうか。

LGBTという名称で一括りにして語る活動家

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LGBTを一括りに考え、活動している人々も存在します。LGBTの特徴を発信したり、人権を尊重するようにと働きかけを行っている人々です。しかし、このような活動を行っているにもかかわらず、LGBTや性的マイノリティを深く理解していない人も存在します。

そのような人々に、性的マイノリティ者は憤りを感じているのです。LGBTや性的マイノリティに関する活動を商売と考えていたり、他の思惑がありLGBTや関連事項を利用しているように見えるからでしょう。活動家を名乗るのであれば、まず正しい知識を身に着ける必要があります。

課題も多い?日本における性的マイノリティーの現状

Japanese Cherry Trees Flowers - Free photo on Pixabay (746778)

性的マイノリティに寛容だと言われる日本でも、課題は山積みです。問題1つ1つと向き合い、解決していくことで、全ての人がより良く生活することができるようになります。

ここからは、日本が抱えている性的マイノリティに関連する課題について、ご紹介していきましょう。

法律で同性婚は認められていない

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日本の法律では、同性婚は認められていません。戸籍上の性別が同一の人物同士は、婚姻届けが提出できないのです。婚姻届けが提出できないため、婚姻関係は認められません。さらに、婚姻関係者であれば利用できるサービスを利用したり、法律の活用もできないのです。

浮気をされても訴えることができませんし、賃貸契約も難しくなります。さらに容姿を迎え入れることが困難であったり、出産やそれらに関する手当の申請も難しくなるのです。

パートナーシップ制度を導入した自治体も

Wedding Rings Engagement - Free photo on Pixabay (746780)

パートナーシップ制度を導入した区も、存在しています。パートナーシップ制度とは、同性同士の恋愛に婚姻関係と同等の権利を認めること、そしてそれを証明する証明書を発行する制度です。パートナーシップ証明書があれば、病院や公共施設等で家族として認められ、面会・手続き代行が可能となります。

さらに、不動産関係の手続きが可能となったり、利用できる法律も幅広くすることができるのです。現在、渋谷区と世田谷区で実施されています。

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