2020年3月24日 更新

包茎は射精できるの?仮性包茎や真性包茎での症状の違いとは

包茎には一般的に仮性と真性包茎が知られています。しかし、包茎であることで起こる問題や、包茎の人のペニスをフェラチオした際、口内でどのような問題が起こるのか知らない人も多いでしょう。知らない人のために包茎であるが故に起こる問題と解決法について紹介します。

包茎の種類

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日本人男性の多くは包茎です。そして、そのほとんどの人が包茎であることに悩まされているでしょう。包茎といっても一つに分類されるのではなく、そこから多数の種類に分類されます。

思春期など身体が発達し始める際には、自分は包茎かもしれないと気づく人は少ないです。多くの人が大人になって自分は包茎なのかもしれないと思います。

しかし、多くの男性のペニスを見る機会というのは少ないため、包茎と言っても比べようがないでしょう。まずは、包茎の種類を把握する必要があります。

そして、女性とのセックスの際に注意する事や治療が必要なのか等を知っていきましょう。

日本人男性の約8割以上が「包茎」

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上記でも述べたように、包茎は少数の人が悩まされている問題ではなく、多くの男性が抱える悩みのっ一つです。包茎には多くの種類がありますが、どれに自分は分類されるのか知りましょう。

包茎の種類は。「仮性包茎」「真性包茎」「嵌頓(かんとん)包茎」「埋没包茎」とあり、嵌頓包茎から更に絞約型仮性包茎であったり、埋没包茎を肥満包茎と呼ぶこともあります。

今回は、上記4種類について紹介します。その中に自分に当てはまるものがあるか一度見て見ましょう。それによって今後どうするか知ることもできるでしょう。

仮性包茎

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仮性包茎は日本人男性に一番多い包茎になります。この包茎は、通常時亀頭を包皮が覆っており、手で剥こうと思えば簡単に下に包皮が落ち、亀頭を出すことができます。

包茎の中でもしっかりと亀頭や陰茎、カリ部分も洗いやすく、清潔に保ちやすい包茎の種類でしょう。勃起状態の時には亀頭が自然に露出しているか、露出せずに包皮を被った状態のものもあります。

仮性包茎の場合は、そのままにしていても自分自身で清潔に保てるようにすることで問題はないため、治療をするという人も少ないでしょう。

真性包茎

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真性包茎は、通常時でも勃起時でも亀頭を包皮が覆っている状態で、包皮を剥こうとしてもなかなか剥けることはなく、無理にやると痛みを伴うため、無理にもできないということが特徴です。

また、真性包茎は常に包皮が亀頭を覆っている状態であるため、亀頭、カリ、陰茎部分を清潔に保つということができません。

そして、包皮と亀頭の隙間から垢やカスなどの汚れがたまり、そこから炎症を起こすことも多くあります。真性包茎の原因は分かっていませんが、成長過程で勃起回数の多さや遺伝などの説があります。

嵌頓包茎

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嵌頓包茎はあまり知られていません。通常では包皮を剥くことは可能で、清潔に保つこともできます。そのため、仮性包茎と勘違いしてしまう人も多いです。

嵌頓包茎の場合は勃起後が問題視されます。包皮口が狭いため、勃起した際に包皮がカリ下部分にあると、それが陰茎を締め付けてしまいます。

最初は痛みや違和感を感じにくく、包皮が勃起状態から通常状態に戻ったとしても、包皮は戻る事がありません。

このことによって、カリ下部分をぎゅっと締め付けるため、血液循環が悪くなり、膨脹することや、痛みや違和感を伴うことがあります。

埋没包茎

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埋没包茎は名前を聞いても、あまりピンとこない人が多いでしょう。この埋没包茎は、真性包茎や仮性包茎のように包皮が被っているようなものとは多少異なります。

埋没包茎は包皮に陰茎や亀頭が覆われているのではなく、肥満が原因で脂肪のせいでペニスが埋まり、ペニスの機能を果たせていないという状態です。

そのため、包皮が原因である包茎というわけではなく、肥満による包茎というものです。こうなるとセックスも難しいでしょう。勃起はできますが、脂肪によりペニス自体の長さが足りず、ピストン運動もできません。

また、他の包茎と同様、ペニスが埋没しているため、清潔も難しく他の包茎同様に垢などの汚れも溜まりやすい状態になるでしょう。

仮性包茎のデメリット

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包茎を治療しないという人も多くいます。それは何故なのでしょうか。その理由として浮かぶのは、多くの人が包茎であることに対して問題と感じていないというものでしょう。

包茎は、確かに異常な状態にならなければ治療に踏み切る人もいないでしょう。しかし、その異常な時は、既に遅いという場合もあります。

そうならないために、まずは包茎に対してどのようなデメリットが存在するのでしょうか。そして、そのデメリットによって生じる問題とはどのようなものなのでしょうか。デメリットについて紹介します。

性病にかかりやすい

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通常亀頭は外部にさらされており、薄い皮膚膜に覆われつつも常に乾燥している状態です。しかし、包茎の場合は分厚い包皮に亀頭が覆われ、常に湿潤しており、蒸れやすい環境下にあります。

そのような環境は多くの菌やウイルスが好み、炎症や感染のリスクが一層高まるでしょう。そんな状態で、セックスやマスターベンションをすると、些細な傷でも出来る事があり、そこから菌が入り込むという事もあります。

また性病の代表であるHIVでの研究で、包茎手術などを行うことで感染リスクが下がるという結果もあったため、実は感染症を防ぐためにも、包茎手術などの治療は必要であると考えられます。

臭いがきつい

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前述でも記載したように、包茎の人の陰部は、包皮に覆われることで、蒸れやすく、湿潤があります。また、放尿後なども尿が包皮を伝って中に入るなどの可能性もあり、臭いはこもりやすいでしょう。

仮性包茎の人の場合は、剥くこともできるため、洗浄などで清潔に保つこともできますが、真性包茎や埋没包茎の人は清潔に保つということは難しいです。

そのため、垢なども溜まりやすく、臭いもついてしまうでしょう。臭いが出ると、女性とのセックスの際などにも臭いのせいで駄目だったという場合も起きる可能性も出てくるでしょう。

パートナーや自分のためにも包茎の手術なり治療をすることをお勧めします。

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