2020年3月24日 更新

包茎は射精できるの?仮性包茎や真性包茎での症状の違いとは

包茎には一般的に仮性と真性包茎が知られています。しかし、包茎であることで起こる問題や、包茎の人のペニスをフェラチオした際、口内でどのような問題が起こるのか知らない人も多いでしょう。知らない人のために包茎であるが故に起こる問題と解決法について紹介します。

息子を持つ母親は、悩んだことがあるのではないでしょうか。息子のペニスを見て、包茎であるが、これは今後どのように対処していくべきなのかと。

一緒にお風呂に入るなどした際には、剥いてあげると良いといいますが、実際に母親がやると手加減が分からず、本人に痛みを伴わすことや、怖くてできないという人もいます。

その場合、専門医に行こうかどうかと考えるでしょう。しかし、自分で決められるまで待つべきかと悩む人もいます。では、小児時期に包茎であるまま放置するとどのような問題があるのでしょうか。

包茎の息子を持つ母親の悩みに関して紹介します。

排尿時に包皮がふくらむ

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これは尿道がある亀頭を包皮が覆っていることで、排尿時、風船状に膨らむことがあります。これは包皮が尿道を覆っているということもありますが、包皮口が狭いということも同じ状況になります。

風船状に膨らむことで一方向に尿が飛ばず、色んな方向に飛び散りトイレを汚してしまうというものです。これに関して母親も毎回トイレを拭くという行為がほとんどで悩みの一つにもなるのでしょう。

これに関しての問題は、トイレの汚れはもちろんですが、尿の出が悪くなり、排尿に障害を起こす場合もあるということです。

恥垢が溜まる

Hand Fingers Skin - Free photo on Pixabay (656485)

これは大人の男性でも同様ですが、子供は尚清潔に保つということは難しいため、恥垢が溜まりやすくなります。入浴時などに、一度包皮の上からペニスを見て見ましょう。

よく見ると包皮の下に黄色い脂肪の塊が透けて見えることがあります。それが恥垢です。子供は新陳代謝が高いため、恥垢が溜まるのも早いのです。

子供ができないため、大人がペニスを洗おうとしても痛みを感じ嫌がることが多いでしょう。そのことで親もあまり触りづらい感じもあるでしょうが、放置をすると恥垢がたまり、包皮口に着いた尿などが原因で赤みや痛みを生じることがあります。

子供時代のペニスに付着した恥垢は細菌はついておらず、成長と共に包皮が剥けることで、恥垢も排出されるため親が無理に出そうとする必要はないでしょう。

亀頭包皮炎

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これは上記で記した赤みや痛みを生じた際の病名になります。この病気は大人になった後も包茎の人には生じやすいものですが、子供の時にはなお経験するものになります。

亀頭包皮炎は、包皮先端の炎症になり、この場合は抗菌薬の内服や軟膏を塗布して良くなります。亀頭包皮炎発症直後は、綺麗に洗浄するだけでもすぐ良くなりますが、放置すると悪化するため注意が必要でしょう。

亀頭包皮炎を繰り返す場合は治療を必要としますが、上記でも記したようにすぐ完治へと進んだ場合は急いで治療をしなくてはいけないというわけではないため、様子を見て良いでしょう。

尿路感染

Koli Bacteria Escherichia Coli - Free photo on Pixabay (656496)

尿路感染症は子供に多く見られる病気で細菌が尿道から膀胱や腎臓にまで行くと起こる病気です。感染を起こすと、発熱や嘔吐、下痢、尿の異臭などがあります。他にも排尿時の痛みや頻尿などの症状も出ます。

アメリカで発表された論文では小児の尿路感染に関して出産後に環状切開術を受けている男児と受けていない男児で調査をしたところ、包茎の男児の方が尿路感染症を起こす頻度が高いとされました。

包茎であると、細菌やウイルスの好む環境であるためこのような感染症を起こしやすいとされています。それを防ぐためにも包茎の治療を考えることも一つでしょう。

手術が必要だと感じたら医療機関へ

Doctor Medical Medicine - Free photo on Pixabay (656501)

このように包茎とは小児に関しても成人してからも色々と問題は起こる可能性があります。子供の時は親も病院へ行くかどうか悩んだり、タイミングに関しても悩むことでしょう。

親が剥くことができないという場合は、医師に相談するため専門医に一度受診してみると良いでしょう。成人すると判断は本人に委ねられます。

包茎であるということに問題を感じない人もいますが、何かあってからでは遅いということも含め、少しでも治療を考えているならば専門医に相談し、どのような治療を行うか決めていくことも一つでしょう。

この記事を読み、自分が包茎、パートナーが包茎、子供が包茎であるという人は、包茎の種類を把握し、手術が必要かもしれないと思った際には医療機関へ一度行ってみましょう。

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