2019年7月30日 更新

セックスはスポーツ?セックスの健康効果やカロリー消費量とは

セックスに夢中になるとつい体が熱くなり、汗もたくさんかきます。この時、人間の体内ではスポーツをしている時と同じくらい体力が使われカロリーも消耗されていると言われています。今回はセックスはスポーツと同じという考えについてのメリットとデメリットをご紹介します。

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スポーツ感覚で何度も繰り返し(場合によっては不特定多数)セックスを行う場合、想像はつくと思いますが身体的にも精神的にも大きな支障やダメージが出てきます。スポーツは筋トレを行った後や長距離を走った後でも体を休めたら回復もしますし、そのことによって筋肉がさらに強くなるという嬉しい効果があります。しかしセックスの場合、一度病気や病にかかってしまったら、その人の一生にかかわる影響を及ぼしかねません。

次は、セックスを頻繁に行ったときにおこりえる悪影響について考えてみましょう。

心臓に負担をかける

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セックスの健康効果でも述べましたが、セックスをすると心拍数が大きく上昇します。安静時の心拍数が70/分であるのに対し、セックスの最中には150/分にまであがるので、これは言うまでもなく心臓に負担をかけています。週2回ほどのセックスではあればこれは健康にも良い刺激となりますが、これがほぼ毎日と頻繁になってしまうと、それだけ毎日心臓に負荷をかけていることになります。

あるアメリカの研究では、毎日セックスをしている人は心臓発作を起こしやすい可能性が高くなるという結果も発表されてきました。もちろん、セックス=心臓発作を起こすという単純な話にはなりませんが、スポーツ感覚で行うよりもセックスの1回は心臓への負担も大きくかかっていると考えるべきです。

性器に負担をかける

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セックスの時は当然、お互いの世紀を付き合うのですからその先端部分や受け皿にも負担がかかっています。男性でいえば、興奮してペニスの血流が増えて勃起が起こるのですから、それが毎日となるとペニスの血管や表面にも毎回負荷がかかっていることになります。

また、女性側も受け入れるときには少なからずも痛みが伴いますし、十分に濡れていない状態では激痛が伴うことも多いです。日常生活では使わないところの血管や筋肉を使うのですがら、その分エネルギーも使います。毎日使う手や足とは違ってどちらも非常に繊細な機関です。頻繁に乱用したら、その分ダメージも大きくなります。

依存してしまう可能性

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精神疾患の「依存症」の一つとして「性依存症」という病名が明確に定義されています。主に性行為への依存が多く、「セックス依存症」もしくは「セックス中毒」とも称される。アルコールやたばこと同じで、セックスをしているときには快感を覚えます。これが日常化してくると、それが無ければ苦しくなったりイライラが止まらなくなり日々の生活にも影響を及ぼしてしまいます。


性的対象に依存している間は、脳内より快感物質が放出されている状態で不安から一時的に逃れられるメカニズムになっています。性依存の危険な点は、症患者の多くは性行為における避妊具の使用などをほとんど行っていないので、無計画な性交渉で性病に感染したり、望まない妊娠になってしまうケースが多いことです。

一次性頭痛

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一次性頭痛とは片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛を総称した言葉です。頭痛の9割方がこの一次性頭痛であるといわれており、セックスのときもこれらのいずれかを誘発することがあります。セックス時の頭痛は、通常は頭の両側が痛む頭痛です。女性よりも男性に多く、運動時に頭痛が起きる人にこの頭痛が起きやすいとされています。

興奮が高まるのにつれて痛みが強くなることもあれば、オーガズムの時に急に激しく痛み出すこともあります。これは血圧の急上昇、頭頸部の筋肉の収縮、脳動脈の痙攣などが原因と考えられ、セックスを頻繁に行うと発症する確率も高くなるといわれています。

セックスへのマンネリ

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セックス=スポーツ感覚ととらえている人に限らず、セックスを「こなす」感覚でおこなっていくと愛情ももちろんなくなっていき、結果セックスへのマンネリが起こります。人間はもともと繰り返されることには飽きやすい生物で、常に新鮮さを求めます。愛情のあるセックスであれば、その日その時で相手のことを思いやったり体調を気にしたりと変化が起こりますが、スポーツと同様に回数をこなすセックスでは当然、刺激や新鮮も感じられず、喜びも感じられなくなってしまいます。

セックスには愛情も忘れずに

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セックスは数値的、身体の構造的に考えるとスポーツと同様の反応が体内で起こるので確かにカロリー消費は高いといえます。全く行わないよりも、程よく行っていけば確かにスポーツと同じ健康効果がもたらされるかもしれません。しかし、スポーツのように「お手軽に」「いつでも」という気持ちではセックス本来の素晴らしさや大切さ、相手を慮る姿勢も忘れてしまいます。

回数や運動機能とは別に、愛情がたっぷり詰まったセックスでお互いの気持ちの健康も整えていってあげるようにしましょう。

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