2019年7月30日 更新

セックスはスポーツ?セックスの健康効果やカロリー消費量とは

セックスに夢中になるとつい体が熱くなり、汗もたくさんかきます。この時、人間の体内ではスポーツをしている時と同じくらい体力が使われカロリーも消耗されていると言われています。今回はセックスはスポーツと同じという考えについてのメリットとデメリットをご紹介します。

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「あの人美人だしスタイルがいい」と思われる女性は、だいたい姿勢が良い人のことが多いです。正しい姿勢を保つために必要なのはしなやかさと柔軟性で、セックスでとる体勢はこの柔軟性を高める効果があると言われています。特に女性は足を大きく広げたり、曲げたりという普段とは違う動きが必要になります。

また男性女性ともに、やや難しい体勢をとったセックスだと普段とは違うということでより盛り上がるとも。どちらも柔軟性が必要とされるので、無意識のうちに関節がほどよく伸びていることもあります。

ストレス解消

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体内にはもともと「オキシトシン」という物質が分泌されています。これは別名「愛情ホルオン」「幸せホルモン」と呼ばれるもので、人が楽しい、嬉しい、気持ちいと感じるときに分泌されるホルモンです。セックスをすると、この「オキシトシン」の分泌が活発化され、更に「エンドルフィン」(脳内麻薬とも言われる)の数を増やしていきます。

この「エンドルフィン」は気持ちを高めたり、自尊心を高めたりする働きもあります。つまり愛を感じられるセックスをすることで、沈んでいた気分も元の元気な気持ちにさせたり、ストレス解消につなげることができます。

免疫力向上

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運動が健康に良いことは一般的に知られていますが、その運動とセックスの運土量が同じなのであれば自ずとセックス自体も健康に良さそうかな、という考えになってきます。ある海外の研究チームが行った「SEXがもたらす健康的効果」では、研究対象とされた100人ほどのうち、「1週間に1~2回ほどセックスをする」と答えたグループの人たちの体内では「グロブリンA」という免疫物質の量が顕著に多いことがわかっています。

この「グロブリンA」というのは消化器や呼吸器の免疫機能に重要な役割をもっていて、風邪やインフルエンザなど感染症への抵抗力となることでも知られています。生後6ヶ月までの乳児が風邪をひきにくいのは、母乳に含まれるグロブリンAのおかげともいわれているほどです。

アンチエイジング

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恋をすると性ホルモンの分泌が促進されるという理由から、お肌の調子もよくなったり、月経痛や月経周期の乱れがもとにもどったりという話をよく聞きます。同じようにセックスをした時も、体内で恋愛ホルモンと呼ばれる「ドーパミン」が分泌されます。このドーパミンのお陰で肌や体のあらゆる部分が若返ったり、綺麗になることが数多く証明されてきました。

ドーパミンは細胞の代謝を促すことに大きく関係してきます。体内に放出されると細胞の代謝が活性化するので、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が活性化されます。そのおかで、免疫力がアップしたり、女性の天敵ともいわれる「浮腫み」の解消にもつながるので大きな美容効果が期待できます。

セックスのカロリー消費量

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セックスの運動効果の部分でも少し触れましたが、セックスの行為自体はダイエットに欠かせないと言われる運動とも同等の負荷が体にかかり、消費されるカロリーも非常に多いです。ただ、始まりから最初まで同じリズムで消費される、というのではなく、他の運動と同じように始まりから徐々に消費量が増えていき、負荷が最大にかかるときには消費されるカロリーも最大値になります。

セックスの総体的なカロリー消費量と、その要所要所での消費量の違いに注目してみてききましょう。

1回に150~300kcal

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1回のセックスにかける時間は人によってそれぞれですが、カロリー計算という面だけで考えて30分の区切りで見ていくことにします。平均すると30分で男性は平均して110cal、女性では70calです。ただ、多くのカップルが30分で終わるということはなく、1時間~長くて2時間という人が多いのではないでしょうか。

1回のセックスを時間軸で考えるなら、男性は平均して200cal前後、女性は140cal前後ということになります。もちろん男性でも女性でも人によってカロリー消費のしやすさに幅はありますので、全体的な平均としては150cal~300calということになります。

同様のスポーツは野球やウォーキング

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ではほかのスポーツで同じくらいのカロリーを消費しようと思うのであれば、どのような運動があるのでしょうか。年代問わず馴染み深いところでいうと「野球」があげられます。例として30代の男性が30分間野球をしたときの消費カロリーは約80cal~90calなので、セックスと同じように1時間では150cal~200calに相当します。

男女問わずイメージしやすい運動としては、最近も人気が絶えない「ウォーキング」が相当します。ウォーキングは歩く速さによって消費カロリーは大分変ってきますが、無理のない程度の早歩きだと30分で80cal~90calの消費量なので、こちらも同様に1時間だと150cal~200calの消費量となります。

イった時の脈拍はダッシュした時と同じ

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セックスをするとドキドキを感じるように、興奮して高まっている気持ちと相まって心拍数は更に上昇します。これは始まりの前戯から徐々に高まっていくもので、女性ではイった時(男性では射精時)で、安静時の倍近くまで上がります。

短距離や野球の滑り込みをした人は想像しやすいと思いますが、スタートからゴールまでの短時間でも、猛ダッシュした後の心臓の鼓動は並大抵のものではありません。セックスの時は心拍数は徐々に上がっていきますが、絶頂に達したときはまさに猛ダッシュしたときと同じほどの負荷が体にかかっていることになります。

セックス時にカロリーを効果的に消費する方法

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普段のセックスでも通常の運動と同様のカロリー消費が期待されますが、どうせならこの効果をさらに伸ばしたいもの。運動をする前でも、有酸素運動の前に筋トレをすると脂肪燃焼の効果は増幅されることはよく知られています。同じように、セックスの時もより体の中を熱くして消費カロリーを増やすことはできるのでしょうか。

セックス前にマッサージ

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「マッサージ」と聞くと、体をもみほぐすイメージが強く、あまりカロリーを使ってる感じがしないという人も多いのではないのでしょうか。しかしマッサージをすることで筋肉がほぐれるので、その後に運動(この場合はセックス)で十分に筋肉を使うための準備が整います。

さらに血行も促進されるので体内の温度も上がりやすくなり、カロリーを消費するための準備が整った状態になります。また、血行促進に伴って心拍数もあがるので、その後のセックスでのカロリー消費アップにもつながります。

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