2019年7月30日 更新

セックスはスポーツ?セックスの健康効果やカロリー消費量とは

セックスに夢中になるとつい体が熱くなり、汗もたくさんかきます。この時、人間の体内ではスポーツをしている時と同じくらい体力が使われカロリーも消耗されていると言われています。今回はセックスはスポーツと同じという考えについてのメリットとデメリットをご紹介します。

セックスはスポーツなのか

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性欲は「食欲」「睡眠欲」と並ぶ、人間の三大欲求のうちの一つです。生きている限りは当然、その人の性格や意識とは関係なく体が必要と感じるものです。当然、子孫を残しているという本能のためにも性欲は重要なものですが、そのセックスを「スポーツと同じだ」と考える意見については、皆さんどのような考えを持つでしょうか。

もちろんTPOを考えずに公然にセックスの話題をすることは周りの目も厳しくなることでしょう。しかし、周囲の目や言葉に出さず察知することを美徳とされてきた日本人でも、もしかして現代ではそれほどフランクな考え方も一般的なのかもしれません。セックスとスポーツが一体、どの点で結び付けられているのか見ていきましょう。

セックスはスポーツという言葉に対しての意見

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セックスとスポーツでは共通点よりも相違点も方が遥かに多く見つけられます。人前で行うかプライベートな行為か、勝敗はあるか等々…。しかし唯一の共通点は「体内で器官が活発に運動する」という点です。世代によっても意見に偏りはありますが、「セックスはスポーツと同じ」という意見に対してどのような肯定的/否定的な意見があるのでしょうか。

ここでは否定的な意見と肯定的な意見を2つずつご紹介します。もしよかったら、下記の意見を見る前に自身の中でもどちら側の意見が考えてみて下さい。

軽い

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「セックスは子供を授かるための大切な行為」と考えている人にとっては、一回一回の時間の意味が非常に大きく感じられます。そこにはお互いを思いやる気持ちも強く含まれているという考えなので、いつでもどこでも始められるスポーツと一緒という考えは受け入れがたいのでしょう。

また、スポーツを始めるときはいつも自分の「体を動かしたい」「体をキレイにしたい」など自分の欲求があって始めることが多いです。セックスも同じように「自分がやりたいから」という気持ちで始めるとなると、そこに「子供のために」という考えの人たちからは自分本位の理由でというイメージになり、更にセックスを軽視していると思われしまいます。

スポーツ感覚でしてほしくない

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前述したように、スポーツはあくまで自分のコンディションを整えるために行うものです。ストレスがたまったら体を動かして気分を発散させたり、交友関係をもって人との関わりを増やしたりと気持ちの安定を図るのにも効果的なので、スポーツを始めるきっかけとなることも多いです。

また、普段デスクワークが中心の人は年齢を重ねるにつれて筋肉も衰え脂肪がつきやすくなるので、シェイプアップを目的としてスポーツジムに通ったり社会人サークルに入る人も多いです。どちらにしても、自分自身のコンディションを整える目的が主なスポーツと同じ感覚でセックスも行われると、そこには相手を慮る気持ちはあるのか、というのがこの非難的意見につながるのでしょう。

同じ運動量ならあながち間違いではない

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セックスの時の運動量、カロリー消費量が一般的なスポーツの時と同じということは、最近でもよく知られています。これはあくまでも1回にかける時間が約45分くらい続けたときを想定してとられたデータに基づくものですが、やはりセックスを終えた後の疲労感や疲れ具合を思い出すと、体内の器官系も同等の運動量に値していることはよくわかります。

この体への影響面に関しての観点からみると、セックスも同じ運動量ということで「スポーツ=運動」としても間違いではないという意見もあります。

その位のラフさでセックスするのはあり

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何かスポーツを始めるとき、人によってはウェアからシューズ、道具まできっちり揃えて始める人もいますが、毎日の簡単な健康を考えて軽くウォーキングやジョギング、筋トレを始める人は、そこまで用意周到にしなくても今ある持ち物で始めることができます。スポーツのメリットは、この始めるときの「気軽さ」「ラフ」なところにあります。

セックスも、初めての時は誰でも緊張するのは当たり前ですが、緊張しすぎて一回一回身構えてしまうがために上手くいかないということも少なくありません。緊張しすぎないことを考えると、スポーツ感覚ぐらいのラフな気持ちで始めた方が最後まで上手くいくという人も多いです、

セックスの健康効果

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一般的なスポーツと同じとされるセックス時の運動量ですが、実際には健康効果はどのような部分に表れるのでしょうか。よく言われるのが「カロリーの消費量が多い」ということですが、実はそれ以外にも人間の体の器官や筋肉、精神状態にも良い影響をもたらすと言われています。また、女性には嬉しいアンチエイジング効果があることも近年ではわかってきました。

そんな嬉しいセックスの効果を6つほど、ご紹介しましょう。

心肺機能の強化

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「心肺機能」とは血液を全身へと循環させる心臓の機能と、体内に取り込んだ酸素を二酸化炭素として排出させる肺機能を組み合わせたもののことを言います。人間の体は普段何もせず安静にしている時の脈拍は1分間に60~70回程度です。これがセックスの時になると120回以上になり、男性においては射精時に180を超える場合もあると言われています。

つまりセックスの絶頂期を超えたあたりでは、男女ともに体内では激しいスポーツを終えた後のような心配機能になるため、その能力が強化されます。

カロリー消費

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「痩せたい!」「ダイエットしよう!」となると、厳しい食事制限や辛い運動から始める人が多いです。これは摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにするためです。しかし、セックスによるカロリー消費も相当なもので、時間によってはジョギングをしている時と変わらない量を消費できているというデータも出ています。

1回30分ほどのセックスで、男性が消費するカロリーは約110kcalと言われています。これを1時間セックスするなら、ジョギング30分と同等の消費カロリーになると言われています。もちろんセックスの激しさや体位などでも若干変わってきますが、前戯やディープキスをしながら肌を重ねているだけでもドキドキして心拍数はあがるため更に消費カロリーが増えることにもなります。

一方、女性が1回30分のセックスを行う時に消費するカロリーは約70kcaで、こちらも1時間のセックスで30分のジョギングに相当するだけの消費カロリーとなります。また、女性の場合は男性よりも腰の動きが激しくなるので、更に引き締め効果が期待されることも最近ではよく知られていることです。

ストレッチ

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