2019年10月3日 更新

おそその意味とは?京都弁?おそそと言って通じるもの?

おそそとはずばりマンコのことですが、淫靡な感じはなくどこか上品で可愛らしい響きがあります。おそそという言葉はどこでどのように使われているのか、おそその中身はどうなっているのか、おそそにはどのようなタイプがあるのか、徹底的にご紹介していきましょう。

目次

小陰唇

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小陰唇は俗に「ビラビラ」とも呼ばれ、その名前通り大陰唇の内側にあるビラビラした部分を言います。男性器の尿道底に当たる部分で、大陰唇と同じく、おそその内側の大切な部分を保護する役割があります。大陰唇よりも性感が高く、ここを触られたり舐められたりするのが好きという女性もいます。

日本人女性は大陰唇が薄い分小陰唇が目立ち、あおむけになった状態で小陰唇が飛び出さない女性は全体の2割程度で、後の女性は1~3㎝は飛び出して見えるのが普通です。

見た目がグロテスクなためか、はみ出したビラビラに悩み、縮小手術を受ける女性もいますが、大きな小陰唇はセックスの際にペニスにからみつき、男性も女性も気持ち良いというメリットがあります。余程生活に支障があるという場合を除いては、手を加える必要はありません。

陰核(クリトリス)

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陰核(クリトリス)は、小陰唇をかき分けた内部の上側にある小さな突起で、「真珠の粒」、「花の塔」といった美しい名前でも呼ばれています。

男性の陰茎に相当する部分で、1㎝以下の小さな突起の中に、陰茎と同じくらいの神経終末が密集しているために、大変感じやすいところです。陰茎のように精液の放出(繁殖)や排尿などと言った役割はなく、本当に純粋に、セックスの際に快感を得る場所となっています。女性にしかないお得な器官とも言えるでしょう。

尿道口

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尿道口(にょうどうこう)は、小陰唇を開いた際に真ん中あたりにある、おしっこを出すための穴です。陰核が男性の陰茎にあたるため、陰核からおしっこが出ると勘違いしている人もいますが、尿道口は陰核の先ではなく、下側(肛門側)に位置しています。

男性の尿道はペニスを通っているために長く、16~20㎝ありますが、女性は3~4㎝と、男性と比べるとかなり短いです。そのため、女性は膀胱炎を始めとした尿路感染症にかかりやすくなっています。排便後お尻をふく時には前から後ろに拭くように、というのは、大便の中にある大腸菌などの細菌が、尿道口や膣口に入るのを防ぐためです。

基本的に尿道は排泄のための器官であり性感帯ではないのですが、尿道プラグや尿道ブジーといった器具で開発すると、感じるようになるようです。ただ、ケガや感染症のリスクも大きく、知識と経験がなければ大変危険なプレイとなります。

膣口

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膣口(ちつこう)は、小陰唇を開いた際に下側にある膣に通じる穴で、尿道口より更に肛門寄りに位置しています。男性は尿道口から精液を出しますが、女性はセックスと排泄の穴が完全に独立しているということです。膣やその奥にある子宮は赤ちゃんが育ち、通る道であるために、デリケートに作られているのでしょう。

セックスの際に興奮すると、膣口から膣液があふれ、陰茎の挿入をスムーズにします。陰茎が挿入されると、膣内にある独特のしわ(膣皺壁)が陰茎を締めつけ、うねり、離さないようにします。この皺や動きがよりはっきりしている膣を「名器」と言います。名器についてはまた後でご紹介します。

Gスポット

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Gスポットは、女性の膣の内部にある性感帯で、ドイツの女性器研究者グレフェンベルク(Gräfenberg)にちなんで「G」スポットと名付けられました。男性の前立腺に当たる部分で、女性が中イキするためにはこのGスポットを探り当て、刺激する必要があります。

探し方としては、膣に中指を入れて、第二関節を曲げた辺りを探ります。ざらざらとした部分があれば、そこがGスポットですが、ざらざらしていない場合もあります。また、右もしくは左に寄っていることもあり、一概に「ここがGスポット!」と断定することは難しいです。周辺を指で刺激し、感じやすいところを探してみましょう。

女性の膣内の感覚は陰核に比べると鈍いのですが、Gスポットを見つけてじっくり開発していけば、陰核でイく「外イキ」より深く長く続く快感を得られます。まずはオナニーの時に自分で探ってみると良いでしょう。自分の体を知り、気持ち良いところを増やしていけば、セックスももっと楽しくなるはずです。

おそその形の様々なタイプとは

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自分のおそそをじっくり見たことはあるでしょうか。ビラビラが大きい、変な形、もしかして私っておかしい?と悩んでいる方もいるかもしれません。おそその大きさや形は千差万別、一人として同じものはありません。

しかし、どれが良い、どれが悪いというのもありません。大切なのは自分のおそそを知り、愛すること。おそその形の様々なタイプをご紹介しますので、この機会に自分のおそそをじっくり眺めてみてください。自分の新しい魅力を発見できるかもしれません。

小陰唇が内側に収まり大陰唇も閉じているタイプ

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前から見ると「Y」の字の形に見えるタイプで、小陰唇が表に出ておらず、すっきりした見た目です。まるで少女のような初々しいおそそで、女性の憧れの形ともいえます。

しかし、先ほどご紹介した通り、日本人女性の中で、小陰唇が内側に収まっているのは全体の20%程度。大体の女性は小陰唇がはみ出しています。小陰唇が大きいのは恥ずかしいことでもなんでもなく、性感を高めるのに役立っていますので、コンプレックスに感じる必要はありません。

小陰唇が内側に収まり大陰唇も閉じているが下に垂れているタイプ

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一つ目のタイプと同じく、小陰唇が内側に収まっていて、大陰唇もぴったりと閉じていますが、大陰唇がふっくらして下に垂れているのがこのタイプです。おそそが目立つためにちょっと恥ずかしい…と思うかもしれませんが、江戸時代では「饅頭」と呼ばれ、名器とされていました。

1822年に著された色道指南書「閨中紀聞枕文庫」では、「玉門の形、饅頭を二つ合わせたるごとくに、むっちりと、ぐるり高にて、肉の赤み桃色にて、空われ(注:割れ目)長く、吉舌(注:陰核。小陰唇を含むこともある)みぢかく太く、毛少なくやわらかなるを、淫門の最上とす」という記述があります。今も昔も、ふっくらつるんとした桃色おそそは男性の憧れだったようです。

しかし、先ほどご紹介した通り、日本人女性は大陰唇が薄く、このタイプはあまりいません。もし自分がこのおそその持ち主なら、こっそり誇りに思ってもいいかもしれません。

小陰唇が内側に収まり大陰唇が広がっているタイプ

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大陰唇の上部が広がっていてそこから小陰唇が顔をのぞかせているものの、下部は大陰唇が閉じていて小陰唇を覆っているタイプです。馬の蹄鉄に似ていることから、「蹄鉄ヴァギナ」、「Horseshoe(馬の靴)」などと呼ばれています。

ちなみに蹄鉄は幸運のシンボルで、魔よけや厄よけのパワーを持っていると言われています。そんな蹄鉄をおそそに携えているこのタイプの女性には、ハッピーなことがいっぱい待っているかもしれません。

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