2019年11月1日 更新

ケモナーレベルを診断!手塚治虫や細田守もケモナー? 

獣人キャラ(ケモノ)に萌えてしまう「ケモナー」をご存知ですか?漫画の神様手塚治虫も、今をときめくアニメ監督細田守もケモナーだという説もあります。ケモナーとはなんなのか?どんな性癖なのか?ケモナーレベルの診断から具体的な人気作品までをご紹介していきます。

最後のレベル5は「四足歩行のケモノ」です。

これはもはや完全に動物です。四足歩行ですから、体型も完全に動物のそれになっています。こういったものに欲情するのは特殊性癖といえるのですが、実はそういう方もいるのです。四足歩行で動物の姿をしていますが、アニメやゲームのキャラクターなので多くの場合人間と同じ言葉を話します。つまり、コミュニケーションはとれるということで、その点が実物の動物とは違うのです。

このレベル5までくると、理解できる人はかなり少数派でしょう。

ケモナーの種類

Apple Glass Fruit - Free image on Pixabay (725796)

次に、また別の角度から「ケモナー」を分類してみましょう。

アニメやゲームの世界には様々な特徴を持った「ケモノ」がいます。その中でも、特にどのような姿の「ケモノ」に性的魅力を感じるのかという視点で分類したものがあります。程度の問題ではなく、いわゆるフェチによる分類です。

ケモミミスト

Grass Nature Field - Free photo on Pixabay (725797)

ケモナーの中でも、特に動物の「耳」が好きで、ケモノの耳が生えているキャラクターを好む人たちのことを「ケモミミスト」と呼びます。

ネコ耳、ウサ耳などポピュラーなものから、イヌ、キツネ、タヌキなどの耳がついた可愛らしいキャラクターが特に人気です。先述のレベル分けで言うと、どのレベルにもケモミミはついているのですが、この「ケモミミスト」という言葉には、レベル1のキャラクター(耳だけ・耳と尻尾だけがついている)を好むライトなケモナーを指す意味があるようです。

モン娘スキー

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厳密にはケモナーから区別されるものですが、人間と別の種族の特徴をあわせ持ったキャラクターを好む性癖もあります。現実には存在しない生き物(モンスター)と人間の美少女が合わさったキャラクターを「モンスター娘」と呼び、そのモンスター娘を性的に好む人のことを「モン娘スキー」と呼びます。

伝統的で有名なものでは「人形」や「ケンタウロス」などがそういったキャラクターに該当します。現在のアニメ界でも、上半身が人間で下半身が別の動物という形のモンスター娘が人気なようですが、下半身が虫や蛇などである場合もあるようです。哺乳類とは全く異なる体の形ですから、そこに欲情するのはケモナーより更に高度なことのようにも思われます。

ズーフィリア

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本来はケモナーから完全に区別されるべき特殊性癖が「ズーフィリア」と呼ばれるものです。これは、本物の動物に対して性的に興奮する、欲情する人のことです。異常な性的倒錯と言われますが、これもまた現実に存在する人たちの話なのです。

実際に動物と交わることは、宗教的戒律から世界的に禁じられてきたという歴史的背景もありますが、現在では動物虐待の観点からも許されざることとされています。

ケモナーとは、基本的に2次元のキャラクターに対して性的興奮を持つ人のことを示しますので、3次元の実際の動物に欲情するズーフィリアとは根本的に異なるといっていいでしょう。

手塚治虫さんはケモナーだった

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「手塚治虫」といえば、日本漫画界では神様とされる天才です。今日の日本の漫画とアニメーションの発展はこの人なしにはあり得なかったといわれますし、もはや漫画やアニメというジャンルに括らずとも日本の歴史全体から見て偉人と言っていい人です。

その手塚治虫先生が、実は「ケモナー」だったという話があります。確かに手塚作品には動物がキャラクターとなって出てくるものも多くあったようですが、実際のところはどうだったのでしょうか。

手塚治虫さんとは

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手塚治虫先生は、1928年に生まれ、昭和の時代を生き抜いた天才漫画家であり、アニメーター・アニメ監督でもありました。日本におけるストーリー漫画の第一人者と言われており、多作な漫画家として知られています。

なんとそのペンネームを作ったのは中学に上がる前、ということはその頃から漫画を描いていたということになります。そして10代のうちにプロデビューしてからはひたすら漫画を描き続けた生涯でした。作風は多岐にわたり、そのいずれもが手塚自身の興味関心から造詣が深くなった多くの分野の知識をベースとしたものであったため、現代においても魅力が衰えることなく多くの読者を魅了しています。

また、日本の漫画やアニメ界において「萌え」という感覚が生まれたのは手塚先生の影響が大きいとする説もあります。それだけ手塚作品は魅力的な登場人物に溢れているということでもあります。

代表作品

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簡単に「代表作品」といっても、それを書くのが難しいほど素晴らしいヒット作がたくさんあるのが手塚治虫先生の特徴でもあります。誰でも主人公の顔が思い浮かぶという程度の有名作でいうと「ジャングル大帝」「鉄腕アトム」「ブッダ」「火の鳥」「ブラック・ジャック」「ふしぎなメルモ」「リボンの騎士」などがあります。

また、大人向けの作品もたくさん出しています。それは性的な意味で「大人向け」というのではなく、難しい社会問題や人生を問いかけるような内容の「大人向け」漫画でした。例えば「アドルフに告ぐ」「奇子」「上を下へのジレッタ」「ばるぼら」「きりひと讃歌」などが該当します。未読の方にはぜひお勧めしたい作品群です。

さて、そんな手塚先生がケモナーだったというからには明確な証拠があったのでしょうか。

隠していたエロ絵が公開される

Woman Empty Sleeping - Free photo on Pixabay (725982)

手塚治虫先生が1989年に亡くなられたあと、2014年になってから先生の引き出し(それまで開かずの引き出しとされてきた)からたくさんの未発表のイラストが出てきたのです。その一部が公表されたのですが、その中に誰もが息を飲むようなイラストがありました。

それはネズミと人間の女性が合体したようなキャラクターがセクシーに体をくねらせるイラストでした。手塚作品の中には動物の出てくる作品も、性的な描写がある作品ももちろん存在しますが、ここまではっきり自分の趣味を押し出した絵は発表されていませんでした。

ご本人も、亡くなられた後で勝手に発表されては不本意だったかもしれませんが、ここまでの天才ですからこれも重要な資料ということになります。さて、手塚治虫は「ケモナー」だったのでしょうか?そうではなく、手塚治虫が「ケモノ」を生み出したのではないでしょうか。

名作を生み出した細田守さんもケモナー

Movie Director Clap - Free photo on Pixabay (725989)

細田守さんは、富山県出身のアニメーターであり、アニメ監督です。様々な作品がヒットしており、現在のアニメ映画界を牽引する1人であると言われています。

その細田守さんも、ケモナーとして有名です。ご本人がお好きなのか、あるいはケモノとして魅力的なキャラクターを作成するのが得意なだけなのかは実際には明言されていません。しかし多くの支持者を得る作品やキャラクターを作り出しているということは、自身の中に好きだという気持ちもあると考えられます。

細田守さんとは

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