2019年7月28日 更新

どどめ色は下ネタ?どどめ色の語源とそこに含まれる本当の意味

「どどめ色」とはどんな色か知っていますか?くすんだマンコの色、という下ネタだと思っている方もいるかもしれませんが、元々は北関東地方の方言です。語源は何か、どのような意味が含まれているのか、はっきりしないどどめ色というカラーをはっきりさせていきましょう。

虹色、という言葉は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の7色が並んだ様子を指すこともありますし、バラ色と同じく、希望に満ちている幸福な気持ちや状態を表すこともあります。虹が幸福のシンボルとされているからでしょう。

また、虹色は多様性を表す色として、LGBTのシンボルカラーともなっています。色と同じく、人の体や心にも、はっきりした境界線は引けないもの。お互いの色を美しいと認め合い、尊重し合える世の中にしたいものです。

無色

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無色は読んで字のごとく、色のないことを指します。無色というと水や空気のような「無色透明」を思い浮かべるかもしれませんが、わざわざ「透明」とついていることから分かるように、無色だからと言って透明とは限りません。色がない、つまり白も「無色」とされますし、広義では黒や灰色と言った無彩色も無色に含まれます。

「何の色にも染まっていない」ということから、特定の主義、党派に偏らないことを「無色の立場」ということもあります。

どどめ色は人によってはネガティブな色

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どどめ色は由来があいまいで、どのような色なのかははっきり分かっていません。しかし「土留」という漢字表記や音の響きから、どことなく汚いイメージを持たれ、マンコや乳首の色を例える下ネタとして使われています。そのため、人によってはネガティブな色に捉えられることもあります。

しかし、桑の実色にしろ泥で汚れた板の色にしろ、「どどめ色」は養蚕や土木といった産業から生まれたもので、自然と向き合い、戦い、恵みを受け取ろうとする人々の想いが感じられる色です。そう考えると、どどめ色も美しく、ポジティブな色に思えてくるのではないでしょうか。

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