2019年7月22日 更新

【診断】オセロ症候群の特徴や原因とは?治し方はある?

配偶者や恋人に嫉妬してしまうことはよくあることです。それが過剰なまでに嫉妬し、影響をもたらすならオセロ症候群の可能性もあります。妻に発症しやすく治療が必要になることもあるのです。オセロ症候群の診断、原因、治し方をご紹介します。

目次

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オセロ症候群の原因は、恋愛のトラウマです。人を好きになったり、様々な恋愛を今までしてきたのではないでしょうか。付き合う人によって、恋愛の仕方が変化したりします。

幸せに何事もなく順調に愛を育んできたのに、相手に浮気をされて酷い振られ方をしたり、相手の裏切り行為によって捨てられてしまったり、恋愛に良い思い出がない人は、次の恋愛に進んでも相手が本当に好きでいてくれているか不安になってしまうのです。

過去の恋愛がトラウマとなり、それ以降相手にまた捨てられるのではないか、酷い振られ方をするのではないかという恐怖心が強くなってしまい、相手を縛り付けてしまうこともあるのです。みんながみんな酷い人ばかりではないけれど、不安感が募り、相手のことを信じられなくなってしまうのでしょう。

幼少期の家庭環境

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オセロ症候群の原因は、幼少期の家庭環境にあると言えます。オセロ症候群の人は、自分だけを愛して欲しい、もっと愛されたいという気持ちが強いです。常に愛されていないと不安になってしまうのです。愛されたいという気持ちが強い人は、幼少期に両親からの愛情を受けることができなくて、愛されずに育った人が多いのです。

愛情を知らずに育ち、愛に飢えているため、余計に愛されたい願望が強くなります。愛されて育っていないことで、相手を信用できなくなってしまうのでしょう。相手に愛されたいと思うことから、相手に依存してしまう傾向にあるのです。なぜオセロ症候群になっているのか原因がわからない人は、幼少期の家庭環境を思い出してみてください。

両親の関係性

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オセロ症候群の原因は、両親の関係性です。顔を合わせばいつも両親が喧嘩ばかりしていたり、両親が何の前触れもなく離婚をしたりすることで、オセロ症候群の引き金となることもあります。

離婚の原因が、不倫での裏切りの場合、今まで仲が良かったのに不倫によって、簡単に家庭が壊れてしまうのだとこの時実感するのです。

両親の離婚などがきっかけとなり、どんなに仲が良くてもいつどんな裏切り方をされるかわからないと思うようになります。人の気持ちって、簡単に心変わりするのだなと感じるようになるのです。

精神疾患からの併発

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オセロ症候群の原因は、精神疾患からの併発です。何もやる気がなくなってしまい、気持ちが沈んでしまううつ病に悩んでいるという人もいるのではないでしょうか。

うつ病や統合失調症などの精神疾患を持っていて、オセロ症候群を引き起こしてしまうことも考えられるのです。精神疾患を持っていて、妄想が激しくなったり、恐怖心や不安感が募ります。オセロ症候群は、精神疾患から併発されることもあるので、変だなと思ったら精神科を受診することが大切です。

アルコールなどの依存症

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オセロ症候群の原因は、アルコールなどの依存症です。アルコール依存症は、お酒を飲んでいるうちにそれが習慣化してしまい、大量のお酒を飲まなきゃいられなくなる状態のことを言います。お酒がきれると、イライラしたり、手に震えがきたりといった精神的・身体的症状も現れます。

自分で量のコントロールができなく、大量のお酒を飲むことで、日常生活にも影響を及ぼしてしまうのです。そのアルコール依存症には、嫉妬や妄想といった精神的な症状も現れるため、オセロ症候群の原因とされているのです。

オセロ症候群になりやすい人の特徴

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オセロ症候群には、どのような人がなりやすいのでしょうか?当てはまるものがあれば、オセロ症候群になる可能性があります。オセロ症候群になりやすい人の特徴をご紹介します。

幼少期に近親者と死別などの喪失体験がある

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オセロ症候群になりやすい人の特徴は、幼少期に近親者と死別などの喪失体験があることです。幼少期に、身近な人が亡くなっていたり、悲しい出来事を経験している人は、もう二度と大切な人を失いたくないという思いが強いです。

ですから配偶者や恋人に対しても、今は相手も優しくしてくれているけどそのうち捨てられるのではないかと思うようになるのです。大切な人には、自分の側にずっといてほしい、失いたくないという強い気持ちから、不安や恐怖感に苛まれてしまうようになると言えるでしょう。

自分に自信がない

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オセロ症候群になりやすい人の特徴は、自分に自信がないことです。自分に自信を持っていれば、仕事でも恋愛でも積極的に自分を出すことができ、全てがうまくいくことでしょう。しかし自分に自信がないと、恋愛にしても、自分は本当に愛されているのだろうか、自分に嫌気がさして別れようと言われるのではないかという不安が出てくるのです。

相手にも本心をぶつけることもありますが、「好きだよ」と言われても、信じることができず、ネガティブになってしまいます。いつもそのような状態から、相手にも重いと言われてしまうことも多々あるのです。

愛情不足

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オセロ症候群になりやすい人の特徴は、愛情不足です。愛情不足で育ってきた人は、本当に好きになって心を許せる人に対して依存してしまいがちです。相手に自分はどう思われているのだろうと、自分に対する評価を気にすることも多いです。

あの人に悪口を言われているかもしれない、自分は良く思われていないと思い込んでしまい、不安定になるのです。ですから、本当に心を許せる人に対しては、自分をわかってくれるのはこの人しかいないと思ってしまい、依存してしまうのです。

財産や地位などを失った経験がある

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オセロ症候群になりやすい人の特徴は、財産や地位などを失った経験があることです。財産や地位もあると、自分に自信がついて、自分を評価してくれていることに嬉しく思うことでしょう。

しかし、財産や地位を失ってしまった場合、自分に自信がなくなってしまいます。周りから悪く言われているのではないだろうかと、周りの目を常に気にしてしまうのです。周りの目ばかり気にしていると、自分を持てなくなり、自分の意見も言わず、相手に常に合わせるようになっていくのです。

マイナス思考

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