2019年7月23日 更新

かごめかごめに込められた意味が怖い?怖い都市伝説10選

有名な童謡の一つであるかごめかごめには、実は怖い意味が込められているとする都市伝説があります。歌詞を確認しながら歌の本当の意味を見ていきましょう。さっちゃんやはないちもんめ、とおりゃんせなど他の童謡についても解説していきます。

Prison Cell Jail - Free photo on Pixabay (503165)

奇形児を歌ったものだとする説があります。昔は奇形児が生まれるとすぐに殺されることが多く、殺さない場合は座敷牢のような場所に幽閉されて外に出てはいけないと言われていました。

「かごめかごめ」では奇形を持って生まれた子どもが座敷牢から逃げ出して家族を殺してしまったとしています。「後ろの正面だあれ?」は後ろで死んでいる家族たちは子どもにとってどのような存在だったのかを問いているのです。

奇形児説では詳細が語られていないため実際に起きた出来事なのかはわかっていません。

殺された親子説

Japan Aso Shrine - Free photo on Pixabay (503178)

流産説の犯人は義母であり子どもは殺されたとする説です。歌の解釈は流産説と同じですが、流産説の場合は妊婦を転ばせたのが誰かわかっていませんでした。

昔夫婦と夫の母の三人で暮らしている家族がおり、夫婦仲は良かったものの夫の母は妻のことを嫌っていました。ある晩に妻が神社へ安産祈願のお参りをしに行き、帰り際階段を下りている時に義母に突き落とされます。

妻の命は助かりましたが子どもは亡くなってしまいました。妻は義母が犯人だと知らないため、突き落としたのは誰だと恨んでいる歌だというのが殺された親子説です。

囚人説

Fence Freedom Prison - Free photo on Pixabay (503183)

囚人のことを歌ったとする説があります。「かごめかごめ」は牢屋、「籠の中の鳥」は囚人、「鶴と亀が滑った」は縁起の良くないことなので死刑や脱走を表しています。

「後ろの正面だあれ?」は、牢屋に来るのは死刑を知らせる監視なのか脱走の手助けにきた仲間なのかどちらなのだろうという意味を示しています。

これから囚人がどのような運命になるのか問いかけている歌となります。「かごめかごめ」は罪人が籠の中に入っているのを周囲の人が取り囲んでいるとする説もあります。

口寄せ説

Morning Sunrise Woman - Free photo on Pixabay (503187)

口寄せ説も存在します。一人を取り囲んで歌いながら回ることで霊を呼び寄せて真ん中にいる人に憑依させます。口寄せ説と似ているものとしてコックリさんと同様の交霊術で使う歌だとする説もあります。

コックリさんとはテーブルターニングが起源の占いの一種で、テーブルを数人で囲んで手を乗せるとテーブルが勝手に傾いたり移動したりするとされました。

アルファベットを記した板の文字上を霊の動きで指差しさせて霊と会話を行うことができると言われているものです。日本では「狐狗狸」の字が当てられます。

子供さらい説

Father And Son Walking Love - Free photo on Pixabay (503192)

昔は貧しい村で身売りをすることが多かったため子どもさらいの説があります。「かごめかごめ」をして最後の「後ろの正面だあれ?」を歌い終わった時に中央にいる子どもの後ろに立っていた子が身売りされました。

輪の中心にいる子どもは神様の代わりと言われていたため選ばれた子どもには拒否権がなかったのです。神様の言うことは絶対だとされていたからです。

他にも身売りすることが決まった子どもの安全祈願の儀式に使われる歌だという説もあります。

いじめ説

Desperate Sad Depressed - Free photo on Pixabay (503196)

「かごめかごめ」は「囲め囲め」と 漢字をあてることができることからいじめっこたちがいじめられている子どもの周りを取り囲んでいるとする説があります。

「いついつ出やる」はいじめられている子がいついじめがなくなるのか考えている様子を表し、「夜明けの晩に」は夜明けも晩も一日中いじめは続いたという意味になります。

いじめで苦しんでいる子どもの気持ちを表した歌だと推測することができ、いじめはいつか終わるのだろうかと不安を抱えていましたが結局いじめはずっと続いたという悲しい結末を伝えています。

豊國廟説

Turtles Reptile Tortoise Shell - Free photo on Pixabay (503204)

徳川家康を神格化するために邪魔となった豊臣秀吉を神の座から引き摺り降ろす為に、豊国神社の打ち壊しと秀吉の棺を掘り返して庶民と同じ屈葬にした埋め直しが行われた事件を表しているとする説があります。

「正面」は京都にある豊国神社を指しています。豊國廟は豊臣秀吉の墓所で、徳川家康に破壊された後300年近く放置されていましたが明治13年に修築が行われました。

現在の豊國廟は拝殿から563段の石段を登ったところに墓所の大きな石塔が存在しています。

「かごめかごめ」を逆再生すると「呪いの曲」に

Audio Concert Mic - Free photo on Pixabay (503208)

「かごめかごめ」は逆再生すると呪いの曲になると言われています。逆再生して聞くと「お母さんが見捨てた」、「嫌い嫌い」、「宴で死ぬ」と聞こえるのです。

当時は逆再生する技術はなく、歌っていた人が気づけなかったのは明白なのでより一層恨みの強さが感じられると言えます。逆再生をして聞こえてくる意味を詳しく見ていきましょう。

「お母さんが見捨てた」

Hiding Boy Girl - Free photo on Pixabay (503211)

逆再生すると「お母さんが見捨てた」と聞こえます。「かごめかごめ」は身売りされた子どものことを歌っているとする説があるため、子どもが捨てられた恨みを歌に残したのではないかと考えることができます。

意味がわかると童謡としては怖すぎるので、普通に歌っているだけではわからないよう逆再生にメッセージを込めたとされています。

昔の貧しい農村では子どもを養う余裕がない場合は幼い子どもを身売りすることがあったため、自分を捨てた母親への恨みを歌にしたと判断できるのです。

「嫌い嫌い」

Hand Water Dislike - Free photo on Pixabay (503217)

「嫌い嫌い」と聞こえる箇所もあります。「お母さんが見捨てた」と同様に捨てられたことで母親を恨んでいる様子が伝わります。

「かごめかごめ」にはいじめ説や奇形児説もあるため、どの説に当てはめて考えても憎んだり恨んだりしている気持ちを表していることになります。

逆再生には強い思いが込められている可能性が高く安易に聞かない方が良いと言えるでしょう。人の憎しみがつまった歌を聞くと気分が暗くなってしまいます。

「宴で死ぬ」

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