2019年8月19日 更新

共依存の原因は?恋愛にもある?共依存親子や夫婦の特徴や克服方法も

共依存は親子間や夫婦、恋愛でよく見られます。では、どのような原因や特徴があるのでしょうか。自分が共依存かも!と思ったら一度チェックしましょう。共依存はdvなど様々な問題を起こします。ここでは克服の仕方も紹介しますので、自分に合った解決方法を見つけましょう。

目次

共依存親子の特徴

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親は我が子がしっかり自立するまで育てるのが役目です。しかし、どこまで面倒を見ていいのか、どこから手を離していいのか引き際が難しいところです。

また、子供は親の常識を常識とし育ちます。親が子に依存している場合は子も親に依存し、またそれが普通のことだと思うでしょう。これこそが親子共依存です。

子供or親が全て

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親は子が全て。子は親が全て。そんな依存し合っている関係の親子は立派な親子共依存です。

親、又は子のためなら自分を犠牲にします。しかし、そのような関係は周りにも迷惑をかけているでしょう。

まず、結婚したパートナーが第一の被害者です。家庭での生活も依存している相手が優先の生活になりますので、パートナーには過大なストレスになります。

他にも子のためなら仕事ですらおざなりにし、休みや早退が多くなります。子供も友達との約束よりも親との約束を優先するため、社会で孤立する傾向にあります。

役割分担ができない

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親子間でもある程度の役割分担を作ることがたいせつです。どんなに小さなことでも、同じ家に住んでいる以上、誰かがやらなければ生活が回らなくなってしまいます。

しかしそれは、生活していれば自然と習慣になり、親子間でも自然と自分の役割を身につけるものです。ですが、親子共依存に値する人達は、どうしても相手に頼ったり、頼られると言うことを聞いてしまいます。

そうなってしまうと、お互いの役割も曖昧になり、頼る親又は子がいるからいいや。と考えるようになったり、頼られると嬉しいから面倒を見てしまうなどの共依存状態になります。

自立できない

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子供がある程度自分でなんでも判断し、自分で選択するようになると、自分の元を離れた気になり、いつまでも面倒を見てしまう親は親子共依存です。

一方で、自分で何もしなくても、身の回りのことまで親が全部やってくれるので何もしない子供や、自分の将来の選択肢までをも親に委ねる子供は親子共依存と言えるでしょう。

また、そのような関係が、子供が社会人になる年まで続いていたら危険です。万が一我が子に何かが起こった際には、子供自身に解決させず、会社にまで口出しをするでしょう。

家を出ると不安になる

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親、又は子に依存している人は、学校や会社など、頼る相手がいないところに行くのが苦手でとても不安な気持ちになります。

家を出る時から後ろ向きな気持ちになり、人により程度は違いますが、不安に押しつぶされそうになるでしょう。中には、自分の意思で出かける友人や恋人との約束でも早く家に帰りたいと思う人もいます。

また、これは共依存の親に見られがちな行動ですが、出かけていても子供がしっかり起きられたか、ご飯を食べられたかなどが気になってしまい、早く家に帰りたくなってしまいます。

好きな異性が親

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幼い子供が、大きくなったらパパやママと結婚する!と言っているのを聞くと微笑ましく思うでしょう。

しかし、好きな異性の話で盛り上がる思春期や、結婚を意識する年齢になっても、そのような話に興味がありません。親に依存している子供は、好きな異性が親であることに変わりがないのです。

また、他人の異性を恋愛感情を踏まえて見ることができず、恋人ができてもすぐに親と比べてしまうでしょう。このようなマザコンやファザコンの呼ばれる人達も親子共依存なのです。

共依存の問題点

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共依存であるがために起こる問題とは何なのでしょうか。自分が共依存かもしれないが、何がいけないのか分からないと思っている人もいるでしょう。

しかし、人に依存して生きていると、少なからず壁にぶつかることが人より多くなるのです。では、どんなことにぶつかるのでしょうか。

経験不足

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特定の相手に依存し、尽くしている時間が長い人は自然と縛り付けられられています。そのため、自由な時間が減ってしまうのです。

自由な時間が減ると同時に、色々な人との付き合いも減ってしまいます。そうなると、特定の情報しか入ってこないため、狭い世界でしか生きたことが無いのです。

様々な楽しい遊びや、仕事、人との会話、全てにおいて経験不足な人間になってしまいます。

そのまま大人になると、常識を知らない人になってしまったり、誰もが経験しているようなことも経験したことがない人になってしまい、世間との会話にズレを感じるでしょう。

DV受けても離れられない

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DVをされてもその人の元を離れられない人はとても危険です。正常な判断ができる人であれば、自分に身の危険を感じた時点で距離を置くでしょう。

しかし、離れられない人はDVを受けた後の優しさを忘れることができず、どうしても嫌いになれないのです。

むしろ、相手は自分がついていてあげないとダメだとまで思い込んでしまいます。更に、自分を少しでも必要としている人が居なくなってしまうのは不安でしかたありません。

ですが、いつまでもDVをしてくる相手に依存していては、いつか命を落としかねないということを忘れないでください。

薬やアルコール・タバコ依存の影響を受けやすい

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共依存の状態にある人は、人に尽くす分、より多くの気を使い精神的にも肉体的にも疲れやすくなっている状態です。

そのような状態の時に、ストレス解消法として薬やお酒、タバコに頼ってしまう人が多いです。しかし、これらを疲れた時に使用すると、より影響を受けやすいでしょう。

影響をより受けることで、快感を得ます。そして、ストレスが溜まる度に使用回数が増え、辞められなくなってしまうのです。

健康な状態であれば、趣味や身体を動かすことでストレスを解消できますが、共依存の人は薬やお酒、タバコに頼りがちです。このようなストレス解消法は体に害を及ぼすので危険です。

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