2019年8月19日 更新

共依存の原因は?恋愛にもある?共依存親子や夫婦の特徴や克服方法も

共依存は親子間や夫婦、恋愛でよく見られます。では、どのような原因や特徴があるのでしょうか。自分が共依存かも!と思ったら一度チェックしましょう。共依存はdvなど様々な問題を起こします。ここでは克服の仕方も紹介しますので、自分に合った解決方法を見つけましょう。

目次

アンケートの結果は、「ある」が33%、「ない」が67%でした。
上で紹介したような何かしらの形で共依存状態の人が、あなたの身の周りにいたとしても決して不思議ではないと言えるでしょう。
・「この人(彼氏)には私がいないと」 と事あるごとに言う友人がいる。(27歳、女性)

・明らかに異常だけど本人たちが納得しているので何もいえない。(33歳、女性)

・出かけた時も常に彼からの連絡を気にしている。(25歳、女性)
共依存状態にある人は周りの人から見れば異常でも、本人たちに自覚はありません。だからこそ共依存の特徴や、どのように対処すればいいのかを理解することが大切になってきます。

共依存のチェック診断

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共依存している人達は、自分が共依存者だと気づいていないケースが多いです。また、共依存になりやすい素質を持つ人達とは、どのような人達なのでしょうか。

次に行う共依存のチェック診断で、当てはまる項目が多ければ多いほど共依存の可能性が高いと言えます。

もしくは、いつ共依存になったとしてもおかしくない、共依存の素質を持つ人達と言えますので、自分の心理に当てはまるものが無いかチェックしてみてください。

一人が苦手

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一人での生活に慣れていたり、一人で出かけることが好きな人は、自分で決断を下す機会が自然と増え、店員などの他人と会話をする機会も増えるため、自然と自立していきます。

一方で、一人で過ごすことが苦手な人は、普段から人に頼って生活をすることが癖になっていたり、知っている人としか会話をしなかったりします。

そうなると、自立する機会も少なく、他人との会話を拒みがちです。仲の良い人達だけの狭い世界の中で生きているのため、一人になった途端どうしていいか分からず不安になります。そもそもこの時点で、人に依存している傾向にありますね。

断れない

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自分の意思をしっかりと伝えられる人は、人に良いように使われたりする事は無いでしょう。

自分の意思を持っていたとしても、頼まれたことを断ることができない人は、相手からも何でも言うことを聞いてくれる人としてインプットされてしまいます。

そのため、人にいろいろなことを頼まれたり、行きたくもない遊びの誘いによく誘われたりします。その全てを鵜呑みしてしまう人は、人に支配されやすく、共依存の可能性も高まってくるでしょう。

自己犠牲をしてでも人を助ける

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人のために動くことが好きな人は、人の気持ちが分かるとても優しい人です。しかし、限度が過ぎると共依存になる危険性があると言えます。

その優しさに甘え、依存してしまう人が出てきた際に、引き際が分からずいつまでもその人の面倒を見てしまうでしょう。

人のためになんでもできる人は、相手を助けた時の達成感と、相手の喜ぶ姿を見て、自分は良いことをしたという感覚に浸るのが好きな偽善者なのかもしれません。

人のために動けることは素敵ですが、時には自分の気持ちややりたい事を突き通すことが大切です。

要求に応えることができないと罪悪感を感じる

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相手に頼まれていたことに対して応えられなかった際に、必要以上に落ち込んでしまう人もまた、共依存に陥る可能性を秘めているでしょう。

相手の要求に応えられなかったことで、相手の残念そうな顔を見るのが怖いなんて人は要注意です。要求に応えられなかったことで、その人にとって自分は必要のない人間だと思われないか心配でたまらなくなるのです。

その症状がエスカレートしてしまうと、何としてでも相手の要望に応えようと多少の無理は苦ではないと感じます。そのような人に漬け込み、自分の欲求を満たすような人にいいように使われ、挙げ句の果てに共依存になってしまうのです。

自分以外を頼られると不安になる

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自分の価値を人からの評価によって見出している人も、共依存になりうる可能性を秘めているでしょう。

多くの人は、自分が楽しいと思うことをしている時に生きている意味を見出したり、楽しい瞬間があるからこそ生きる活力が生まれます。

しかし、人に頼られることで自分はその人にとって、いなくてはならない存在なのだと思える瞬間が、唯一自分の存在価値を見い出せるのだという人もいます。

そのような人は、相手が自分以外を頼りにしている時にどうしていいか分からなくなります。自分を一番に頼って欲しいという気持ちが危険な行動を起こすこともあるのです。

相手にイライラされると嫌

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相手にイライラされると、誰しもが嫌な感情を抱きます。イライラされて喜ぶ人なんていませんよね。

しかし、イライラされることに過剰に反応してしまう人がいるのです。相手の顔色を伺い、イライラしているようであれば、ご機嫌を取ろうとします。

相手の機嫌が悪くなると面倒なので、少し気を使うなんて人は多いかもしれません。ですが、過剰に反応する人の特徴はまた少し感覚が違います。

イライラさせてしまったことで相手に嫌われるかもしれない。機嫌を取って相手に褒めて欲しいなどの感情が最優先です。とにかく相手の機嫌を取るためなら、少しの犠牲も惜しみません。

疲れることが多い

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肉体的疲労というよりも、精神的な疲労を常に抱えているような人は危険な状態にあると言えます。

精神的に疲れている原因の多くは、人に気を使いすぎていることです。人の目ばかりを気にして行動していたり、人のために自分を犠牲にしている人は、気付かぬうちに相当の疲れが溜まります。

自分が好んでしている行動だと思っていても、いつしか人に利用されているのではないでしょうか。しかし本人に全くその自覚がありません。行動が行き過ぎて自傷行為に走ったり、精神病にかかる前に一度自分の意思を行動を見つめ直してみましょう。

見返りを求める

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自分が相手にしてあげた行動に対して、見返りがあることを当然のように思っている人も、人に依存している傾向があります。

そのような人は、本当に相手のことを思って行動を起こす人と違い、「してあげよう」の精神ではなく「してあげた」という考えを持っています。

つまり、相手のことを考えるよりも自分が何かをしてもらうことが目的なのです。そして、見返りが得られなかった時に勝手に不機嫌になったり、怒ったりします。

そのような人は、自分を人のために動ける気が使える人間だと思っていますが、本当は人に世話を焼いて欲しい構ってちゃんなのです。

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