未練がある人の特徴と未練への対処法｜未練の正体って？

恋人と別れたあなたは、しかしどこかでその恋がまだ終わっていないと思い込んではいないでしょうか？恋人が突然いなくなる、あるいは遠距離恋愛で連絡がとれなくなったりしたこと等が原因で、はっきりとした別れの機会がなかった場合、自分の気持ちの区切りを自分自身でつけなければならなくなります。

また、相手からフラれた場合、まだやり直せるのではと思い、自分のどこを良くしたら恋人は振り向いてくれるのだろう、と考えることもあります。それが未練という気分になります。

依存

via pixabay.com

「依存」というのは無意識にやって来ます。気付けば1日に何度も携帯を見ている、連絡が来ないか待ってしまう、という身近なところから始まる人がほとんどかと思います。これが別れた後も続いてしまう人もいるでしょう。

もう必要ないのに、一緒に使っていたものを処分できなかったり、二人でよく通ったお店に一人だと行けなくなってしまったり。その度に「まだ好きなんだ」と気づかされるパターンも。まだ好きという気持ちが心のどこかにあり諦めきれない、無意識に依存していた人ほど未練につながるケースが多いのではないでしょうか。

期待

via pixabay.com

未練の正体とは『期待』です
もう一度やり直せるんじゃないか、復縁できるんじゃないか
という期待が足枷となって前進できなくなってしまうんです
その期待を切り捨てることが前進に繋がるということ
諦めることが前向きな姿勢になるということですね

失恋の乗り越え方なんてもう期待しないことだけ
それ以外にとくにやることはありませんよ
それは途方もない時間に感じるのかもしれませんが
振り返ってみれば
あれほど忘れたいと願っていたのに
いつ忘れたのかわからないくらいいつの間にか忘れてしまうものですからね
via 未練の正体とは『期待』です : DJあおいのお手をはいしゃく

別れた後も、相手に期待を抱いてしまう人がいます。期待の中身は様々でしょう。中でも、もう一度やり直せるかもしれない、と復縁を期待する気持ちが一番多いのではないでしょうか。

向こうも別れたのに納得してないかもしれない、まだこちらのことを好きかもしれない、もう一度話しかけたら、遊びに誘ったら、一つ考え始めると次々に期待してしまいます。「友達でいいから」と迫ってしまう人もいるでしょう。心のどこかに「まだチャンスがあるかもしれない」と期待の気持ちがあると、未練に繋がります。

執着

via pixabay.com

失恋後に気をつけたいのは、この「執着」という感情のほう。

元彼のことを心のどこかで意識している自分に対し、「まだ彼のことを好きなのでは」と勘違いしがちですが、執着と愛情は異なるベクトルの感情です。

もしもあなたが元彼の名前をネットで検索してしまったり、元彼のSNSを覗いてしまったりしているとしたら、それは紛れもない「執着」です。

未練は、別れたことによって愛情が変化した感情。ふたりの関係が離れれば、時間とともに薄れていくものです。
しかし、執着の場合、そのモヤモヤを抱えている限り、いつまでも「過去」にできません。
via 別れたのにモヤモヤ。元彼への未練や執着を解消 [島田佳奈の恋愛コラム] All About

この記事では、未練は時間が経てば薄れるものとしています。反対に薄れない、消えない未練を執着、としています。大事なのは、執着することを愛情とは区別していることです。執着している人間は、別れた恋人の事が好きなのではなく、むしろ別れた恋人と付き合っていた頃の自分がなくなってしまう事を恐怖しているのではないでしょうか。

寂しい気持ちを埋めたい孤独感

via pixabay.com

未練を感じる正体とは、恋人と別れた寂しさ、そこから生じる孤独感です。その気分を根拠にして、自分はまだ恋人のことが好きなのではないか、と思う人もいるでしょう。寂しいから恋しい、ということです。しかしそれは恋愛感情ではなく、寂しさから生じる「勘違い」であると、以下の記事は教えてくれます。

過去のパートナーに「会いたい」と思うときは、楽しいときですか？それとも悲しいときですか？

後者を選んだあなた。それは本当の愛ではありません。孤独で悲しいとき、人間は人肌が恋しくなるもの。私たちはそう感じると、親密に過ごした過去の関係が恋しくなる傾向にあります。「もしかしたらまだ好きなのかも」と思うかもしれませんが、それはあくまでも寂しさから生まれる「勘違い」でしかないということを覚えおきましょう。
via 未練があるのは、ただの勘違いかも。恋人を失う「寂しさ」の正体 | TABI LABO