目次
- ルーマニア事件とは?
- ルーマニア事件詳細
- 女子大生がルーマニアへ
- 男性とタクシーに乗り込む
- 男性による強姦殺人
- 死体遺棄
- 被害者女性の遺体の状況
- 激しい損傷
- 所持品もほとんど奪われる
- 犯人の逮捕
- タクシー運転手の証言
- 防犯カメラの映像
- ニコライ・ブラッド逮捕
- 逮捕の決め手は携帯電話
- 現場近くでの凶行
- ニコライ・ブラッドの犯罪歴
- 被害に遭った人は600人以上だと言われている
- 裁判所の判決
- ルーマニアには死刑がない
- 被害者の益野友利香
- アイセック・ジャパンに所属
- 聖心女子大学の女子大生
- 日本人から見ても美人で可愛い
- 団体に所属したのは東大生と出会うため?
- ルーマニアへの渡航目的
- 事件直前までTwitterの投稿
- 出発前に不安で大泣き?!
- 旅先でも不安を抱えていた
- 被害者女性の家族について
- 被害者弟が心配している旨をTwitterに投稿
- 被害者の親には批判の声も
- アイセック・ジャパンについて
- アイセック・ジャパンとは?
- 指摘された問題点
- スケジュール管理は誰がしていた?
- アイセック・ジャパンの実態
- 団体本部があるビルの大家の話
- アイセック・ジャパンの事件後の対応
- 関係者はTwitterを非公開に
- 地元メディアの反応
- 地元メディアの反応
- ルーマニアの治安
- 悪質な客引きが暗躍
- 空港内は出入りできるタクシー会社を制限
- なぜ事件は起きてしまったのか?
- 旅行日程に急な変更があった?!
- 女性1人の単独行動
- 知らない男性とタクシーに乗った理由は?
- 過去にも殺人容疑があった犯人が野放し
- 海外で日本人が被害に遭った事件
- トルコ女子大生死傷事件
- インド邦人監禁・強姦事件
- 海外で日本人は狙われやすい!
日本ではどうしてこんな事件が起きてしまったのかと、団体や被害者の親にまで責任を追及する傾向がりましたが、地元メディアの反応はちがいました。実際にどのような反応があったのか見ていきましょう。
地元メディアの反応
via pixabay.com
地元メディアはこの事件が起きてしまった原因として、「現地で見知らぬ男性に着いていった被害者の益野友利香さんの危機管理の低さが原因ではないか」と辛口に報じられていました。「被害者女性は英語を学んでいるということだったが、常識は学んでいなかったのではないか」とも言われていました。
悲惨な事件にあってしまった被害者にも落ち度はあったのではないか、という辛口で一見冷たい意見に見えますが日本人が平和ボケしているだけなのでしょうか。
悲惨な事件にあってしまった被害者にも落ち度はあったのではないか、という辛口で一見冷たい意見に見えますが日本人が平和ボケしているだけなのでしょうか。
ルーマニアの治安
via pixabay.com
ルーマニアでは自分の身は自分で守ることが当然ですが、これは治安の悪さが影響しています。ルーマニアが民衆化したことによって、それ以降金銭トラブルに関する犯罪が増加しました。警察官を装った金銭トラブルや両替詐欺、スリ、強盗など、あらゆる問題が各地で発生しています。
今回事件のあった空港でもタクシー会社を装った犯罪が増え、現在では空港へ出入りできるタクシー会社が制限されています。それでも犯罪は大幅に減少することはなく、やはり自分の身は自分で守るしかなさそうです。
今回事件のあった空港でもタクシー会社を装った犯罪が増え、現在では空港へ出入りできるタクシー会社が制限されています。それでも犯罪は大幅に減少することはなく、やはり自分の身は自分で守るしかなさそうです。
悪質な客引きが暗躍
via pixabay.com
ルーマニアでは、海外からの旅行者をカモにする悪質な客引きたちが暗躍しています。このルーマニア事件で逮捕されたブラッド・ニコラエ容疑者もこの客引きをしていたということです。タクシーを紹介する代わりに不当な金額を請求していたのでしょうか。
地元紙の「リベルタテア」によると、ブラッド・ニコラエ容疑者もギャングのメンバーで、空港で客待ちをしている英語が不自由なタクシー運転手たちに代わって、外国人客を客引きしていたといいます。
地元紙の「リベルタテア」によると、ブラッド・ニコラエ容疑者もギャングのメンバーで、空港で客待ちをしている英語が不自由なタクシー運転手たちに代わって、外国人客を客引きしていたといいます。
空港内は出入りできるタクシー会社を制限
via pixabay.com
ルーマニアでは、事件の起こったブカレスト空港周辺の治安の悪さが社会問題と化していました。白タクが横行しトラブルが絶えなかったことから、近年は空港に出入りできるタクシー会社が制限されています。
空港の入り口を出れば許可されたタクシーのみの乗り場になっており、トラブルも激減したのです。正規のタクシーは車体のサイドに白黒チェックのライン模様入りで、料金メーターも明示するようになり、悪質な白タクと区別されました。
空港の入り口を出れば許可されたタクシーのみの乗り場になっており、トラブルも激減したのです。正規のタクシーは車体のサイドに白黒チェックのライン模様入りで、料金メーターも明示するようになり、悪質な白タクと区別されました。
なぜ事件は起きてしまったのか?
via pixabay.com
このルーマニア事件では誰に責任があるのか、誰が悪いのかという点を見てきましたが、そもそもなぜこの事件は起きてしまったのでしょうか?事件の原因をくわしく見ていきましょう。
旅行日程に急な変更があった?!
via pixabay.com
被害者である益野友利香さんのツイッターを見ていくと、旅行日程に急な変更があったのではないかということが予想されます。
それは8/15のツイートを見るとよくわかります。被害者の益野友利香さんは8/15に今回の渡航行程を聞いたようです。ツイッターに投稿された書き込みの感じから見ると、少なくともそれ以前に聞いていた話や約束した話と、8/15に聞いた話が全然違う、という可能性が高いツイートをしています。
それは8/15のツイートを見るとよくわかります。被害者の益野友利香さんは8/15に今回の渡航行程を聞いたようです。ツイッターに投稿された書き込みの感じから見ると、少なくともそれ以前に聞いていた話や約束した話と、8/15に聞いた話が全然違う、という可能性が高いツイートをしています。
女性1人の単独行動
via pixabay.com
益野友利香さんはなぜ一人で治安の悪い海外へと行くことになってしまったのでしょう。女性一人で危険な土地へと送り出した団体に、世間は激怒しています。団体を通して派遣されているのに全て赴く本人の責任であることがおかしいなど、様々な意見が報道されています。
ツイッターの投稿を見ると益野友利香さん本人は十分に海外へ渡航することの怖さをわかっていたように見受けられます。団体の海外遠征の危険性に関する理解が薄く、ルーマニアという治安の悪い場所へ女性一人で行かせたことが今回の事件の原因といっても過言ではないでしょう。
ツイッターの投稿を見ると益野友利香さん本人は十分に海外へ渡航することの怖さをわかっていたように見受けられます。団体の海外遠征の危険性に関する理解が薄く、ルーマニアという治安の悪い場所へ女性一人で行かせたことが今回の事件の原因といっても過言ではないでしょう。
知らない男性とタクシーに乗った理由は?
via pixabay.com
被害者である益野友利香さんは、異国の地でなぜ知らない男性とタクシーに乗ってしまったのでしょうか?益野友利香さんは夜行列車に乗るか、タクシー乗り場に一人で向かえばよかったものを、わざわざ男性と一緒にタクシーに乗り込んでしまいました。
その理由ははっきりとわかっていませんが、ポーターを名乗る犯人のブラッド・二コラエ容疑者が案内としてタクシーへと誘導し、その結果共にタクシーへ乗り込むこととなったのです。
その理由ははっきりとわかっていませんが、ポーターを名乗る犯人のブラッド・二コラエ容疑者が案内としてタクシーへと誘導し、その結果共にタクシーへ乗り込むこととなったのです。
過去にも殺人容疑があった犯人が野放し
via pixabay.com
益野友利香さんを殺害したブラッド・ニコラエ容疑者は他にもルーマニア人2人を殺害しており、高齢者ばかりを狙った犯行から精神鑑定を受けていました。そのほかにも窃盗や強姦などを繰り返し、被害者は600人に及ぶと言われています。
ルーマニア事件で逮捕された後に、過去の殺害事件についても発覚したのですが、過去の殺害事件関しては逮捕されたものの証拠不十分で無罪方面となっています。このような凶悪犯が野放しになっていたなんて恐ろしいです。
ルーマニア事件で逮捕された後に、過去の殺害事件についても発覚したのですが、過去の殺害事件関しては逮捕されたものの証拠不十分で無罪方面となっています。このような凶悪犯が野放しになっていたなんて恐ろしいです。
海外で日本人が被害に遭った事件
via pixabay.com
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