2019年10月12日 更新

新潟親子遭難事故の概要と真相は?事故の謎についても

2018年に新潟で、親子2人が山で遭難し、3週間後に遺体で見つかった遭難事故は記憶に新しいでしょう。誰もが助かることを望んでいましたが、帰らぬ人となってしまいました。今回は、その新潟親子遭難事故についての真相や未だに残る謎について紹介します。

目次

初心者であればあるほど軽装で登山を始めてしまいます。山の天気や寒さを知らないため、山のふもとの気候や気温に合わせた服装しかしておらず、急な天気の変動や気温の低下に対応できないことは多いです。

道具に関しても、たまにしか登らないからと必要な道具を買い渋る人が多いですが、山登りに必要な道具は意外と多いです。いざと言うときの準備をいかにできるかで、自身の命が助かるかの分かれ道となります。

また、靴に関してもトレッキングシューズなどの山登りに適した靴を履く必要があります。山登りの際には、準備しすぎて困ることがないようにしましょう。

悪天候のときに登山しない

Lightning Bad Weather Thunderstorm - Free photo on Pixabay (704735)

前々から計画していた登山。山に登るという日に突然の悪天候だと残念に思います。そのため、よっぽどでない限りは計画通りに山登りをしようという気になる人も多いでしょう。しかし、「このくらいならいいいか」という油断が遭難事故を起こしてしまうのです。

たかが雨だとしても、いつもの登山とは比べものにならないくらいコンディションは悪くなってしまいます。また、子供がいる場合には特に足元が滑りやすくなって転んだり、体が濡れていつも以上に寒さを感じたりするなどトラブルが起こりがちです。

登山のリスクを知る

Mountain River Sun - Free photo on Pixabay (704736)

登山は楽しいだけではありません。たとえ初心者向けの簡単と言われる山だとしても、命の危険があるというリスクをしっかりと把握しておきましょう。特に山という性質上、突然の悪天候をはじめとする予期せぬ事態は起こる可能性があります。

事前に登山のリスクを知っておくことで、トラブル時にも焦らずに対処することができます。また、初心者で心配な場合は、安全に楽しめるように山登りの経験者に同行してもらったり、ガイドをつけたりするなどの工夫が必要です。

登山をする際には周囲に報告をしておく

People Three Portrait - Free photo on Pixabay (704737)

登山をする際、そんなに遠くの山ではないから、日帰りで登山だからなどの理由で周囲に話さずに登山に出かける人は多いです。しかし、この「登山をする際には周囲に報告しておく」という行動が命を助けることになるかもしれません。

登山ではどのようなことが起こるか分からず、日帰りの予定でも下山できなくて急遽泊りになってしまったり、登り慣れた山でもその日のコンディションによっては道に迷ったりしてしまいます。

そんな時、周囲に登山することを知らせておくと警察までの連絡が早くなったり異常に気づいてもらいやすくなったりします。

山を甘く見てはいけない

Mt Fuji Volcano Foggy - Free photo on Pixabay (704738)

今回は2018年に発生した新潟親子遭難事故について詳しく紹介しました。亡くなった今となっては「あの時こうしていれば助かった」などとたられば話をしても仕方ありませんが、十分な下準備と計画で万全に山登りしていれば最悪の状況は免れたかもしれません。

また、標高が低ければ迷ってもすぐに出られる、安全というイメージがあるかもしれませんが、山を甘く見ては足元を救われます。普段とは違う景色が見られ、体を動かしながら新鮮な空気を吸えるのは山登りの魅力ですが、同時に危険を伴うものであることも認識しましょう。

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