2019年7月15日 更新

【男女別】酒豪の基準とは?酒豪の芸能人と酒豪伝説も

世の中には異常なほどお酒に強い、「酒豪」と呼ばれる人が存在します。酒豪は芸能人にも多く、数々の伝説的なエピソードが語り継がれるほどです。この記事では、酒豪と呼ばれるための基準から、実際に酒豪となるための方法まで詳しく紹介していきます。

第5位は、関東地方から唯一トップ5にランクインした埼玉県です。酒豪型遺伝子を持つ人の割合はおよそ65%と言われています。

秩父や長瀞をはじめとした豊かな自然に恵まれている埼玉県では、伏流水を用いた日本酒の生産が盛んであり、その出荷量は全国第5位という実績を誇ります。

各地に地酒が数多く存在しており、川越市の「鏡山」や久喜市の「寒梅」などは有名です。古くから日本酒に親しみを持って暮らしてきた埼玉県の人々ですから、酒豪が多いというのも頷けますね。

【4位】福島県

Fukushima Mountain Iide - Free photo on Pixabay (473329)

第4位は、美しい海岸線や変化に富む形の山々、そして四季折々の姿を見せる広大な自然で知られる福島県です。福島県は日本酒の名産地であり、品評会で金賞を受賞した銘柄の数において日本一を誇っています。「写楽」や「廣戸川」など、全国区で人気を博する銘柄も数多く、「福島といえばお酒」というイメージが着実に広がっています。

そんな福島県において酒豪型遺伝子を持つ人の割合は、全国平均を大きく超えるおよそ70%と言われています。舌の肥えた酒豪たちが暮らす県だからこそ、多くの良いお酒が作られるのでしょう。

【3位】岩手県

Sunset Sky Landscape Red - Free photo on Pixabay (473580)

第3位は、こちらも東北地域からランクインした岩手県です。北海道に次いで広大な面積を持つ県であり、世界遺産の平泉や、リアス式海岸で知られる浄土ヶ浜など、美しい景勝に溢れています。

毎年開かれる品評会において、平成以降だけで22度の金賞を受賞した日本酒「あさ開」など、全国に名を轟かせる地酒が生まれている岩手県。酒豪型遺伝子を持つ人の割合はおよそ71%と言われており、3人に2人以上が酒豪という驚異の数字です。

【2位】鹿児島県

Florida Naples Coastline - Free photo on Pixabay (473637)

第2位は、縄文杉で有名な世界遺産の屋久島を擁し、市街地から桜島を臨む美しい景観がイタリアのナポリと似ていることから、「東洋のナポリ」とも呼ばれる鹿児島県です。

みなさんの中にも、「九州の人はお酒に強く、度数の高いお酒を飲んでいる」というイメージがあるのではないでしょうか?鹿児島県は実際にそのイメージと合致しており、酒豪型遺伝子を持つ人の割合は、岩手県とほぼ同率のおよそ72%です。

そんな鹿児島県といえば「薩摩焼酎」という、世界貿易機関の協定により産地指定銘柄のひとつに選ばれた焼酎が有名です。「天狗桜」や「赤兎馬」など、世界のお酒好きたちを唸らせる焼酎を数多く排出しています。

【1位】秋田県

Vietnam Rice Field - Free photo on Pixabay (473739)

堂々の第1位に輝いたのは、酒豪型遺伝子を持つ人の割合がおよそ77%という驚異の数字を叩き出した、秋田県です。お酒に弱い人が5人に1人しかいないという、異次元の酒豪県っぷり。日本随一の米どころで作られる純米酒は、日本中にファンを抱える名酒として知られています。

さて、これらトップ5の県にはある共通項があります。それは「近畿地方から離れた場所にある」ということ。

もともと日本人はお酒に強かったのですが、中国からの渡来人が近畿地方にやって来たことで、お酒に弱い遺伝子が混ざったのだそう。そこから現在の、近畿地方の人々はお酒に弱く、離れた地方の人々はお酒に強いという分布につながってきたのだと言われています。

酒豪が多い国ランキング

Map Of The World Background Paper - Free image on Pixabay (473762)

続いては世界に目を向けてみましょう。先ほど白人や黒人のほとんどが酒豪型遺伝子を持っているのだと紹介しましたが、中でも酒豪が多い国とはいったいどこなのでしょうか?

2014年に世界保健機関(WHO)が発表した「アルコールと健康に関する世界の状況レポート」から、アルコール消費量が多い国、つまり「酒豪が多い国」のランキングが算出されました。そのランキングを基に、ここではそのトップ3を紹介していきます。

【3位】リトアニア共和国

Vilnius Night City Urban - Free photo on Pixabay (474027)

第3位は、ヨーロッパの北東に位置するバルト三国で最大の面積を有する国、リトアニア共和国。首都のヴィリニュスの旧市街は世界遺産であり、美しい街並みが楽しめる屈指の観光地です。また第2の都市であるカウナスは、日本のシンドラーと呼ばれた杉原千畝が活躍した地としても知られています。

そんなリトアニア共和国では年間でひとりあたり、およそ15リットルのアルコールが消費されています。世界平均が、年間ひとりあたりおよそ6リットルですから、リトアニアの酒豪たちによってとんでもない量のお酒が飲まれていることがわかります。

【2位】モルドバ共和国

Prague Moldova Charles Bridge - Free photo on Pixabay (474057)

第2位にランクインしたのは、東ヨーロッパの小国であるモルドバ共和国です。モルドバはブドウの栽培に適した丘陵地に恵まれており、古くからワイン産業が盛んであることが知られています。

そんなモルドバの、年間ひとりあたりのアルコール消費量は、およそ17リットルと言われています。モルドバとリトアニアはともに旧ソ連の国家であり、元来のお酒に強い遺伝子と、「つらいことはお酒で吹き飛ばす」というソ連の国民性を受け継いでいるようです。

【1位】ベラルーシ共和国

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そして映えある第1位は、リトアニアの南に位置するベラルーシ共和国です。年間ひとりあたりのアルコール消費量は、およそ18リットルと言われています。

日本人の1%しか訪れたことがないというあまり馴染みのない国ですが、旧ソ連の趣を残す市街、そして世界遺産に登録されているミール城やネスヴィジ城など、美しい風景が広がる観光地となっています。

世界一の酒豪国であるベラルーシなのですが、同時にアルコールが原因の健康被害や犯罪、自殺などが問題となっており、決してこの結果が喜ばしい状況ではありません。現在は適切にお酒を楽しめる環境へと、改善が促されています。

酒豪になる方法

Glass Dark Alcoholic - Free photo on Pixabay (474268)

さて、ここまでは、お酒の強さは基本的に遺伝子で決まると述べてきました。では、生まれつきお酒に弱い体質の人が、後天的に酒豪へと近づくことは不可能なのでしょうか?

いえ、決してそんなことはありません。お酒に強くなろうという心がけと適切な行動次第で、個人差はありますが、実際に酒豪に近づくことができます。

というわけでここからは、それほどお酒に強くない人が酒豪になるための方法を、3つ紹介していきます。ぜひみなさんも試してみてください。

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