2019年9月17日 更新

深川通り魔殺人事件の概要や犯人の生い立ちとは?犯人の現在の様子も

通行人を次々に殺害し、人質を使って立てこもりを続けた犯人。この事件は、犯人の逮捕される姿が世間に大きな衝撃を与えますが、それ以上に逮捕後の供述や落語家小遊三との関係も注目された事件です。この記事では、犯人の生い立ちから現在の様子など詳細にご紹介していきます。

目次

現在、精神疾患や精神障害を患っている人数は、年々上昇しています。当事者の増加は、取り巻く家族や親族の増加も表わしているのです。こうした状況から、いつか自分が犯罪を犯すのではないかと、恐怖を感じるという意見も聞かれました。

また、自身の家族や、身内が犯罪行為を犯すのではないかと、恐怖を感じている人々もいます。実際、息子が犯罪を犯す前に、手にかけた悲しい事件も近年発生していますし、精神疾患によって自ら命を絶つ人々もいるのです。

犯罪者を平等に裁くこととは別に、精神疾患や精神障害を抱えた人々へのサポート体制も考える必要があるでしょう。

犯人の異様な姿は思い出せるのに事件の内容を忘れてしまう残酷な世間

People Women Talking - Free photo on Pixabay (636616)

深川通り魔殺人事件では、加害者の異質さと同時に、世間の残酷さを浮き彫りにした事件でもあります。世間は、事件発生直後は注目し、あれこれと憶測を広めますが、時間の流れと共に忘れ去り、印象的だった事柄だけを面白おかしく覚えている残酷なものなのです。

日本や世界各国で発生する事件全てを、覚えておく必要があるというわけではありません。自分たちの日常的な行いが残酷な一面を持っている事、時間の経過でも癒せない深い傷を被害者や、遺族が持っていることを忘れてはいけないのです。

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