2019年11月2日 更新

クレバスとは?クレバス内部の状態とクレバスの落下事故について

クレバスとは、氷河や雪渓などで形成された深い割れ目のことで、登山客がクレバスに落下したというニュースを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。今回はクレバスとヒドゥン・クレバスについて、クレバスの底や深さ、過去にあった事故についてご紹介します。

目次

ピッケルとは積雪期の登山をする際に使用する、つるはしのような形をした登山道具です。ピッケルのヘッドの部分を雪山の斜面に刺しながら歩いたりして、自身の体を支えるために使用します。慣れてくると、雪を崩すのに使用したり氷に突き刺して自身の体を持ち上げて使用したりします。

他にもピッケルは滑落の防止としても使用することができます。落ちてしまった場合は雪の面にピッケルを刺して体を止めます。雪に隠れて見えないヒドゥン・クレバスがありますが、怪しい場所をピッケルで刺激を与えると、クレバスが現れることがあります。積雪期の登山する場合、ピッケルは必須品の一つとも言えます。

日本にもクレバスはある!注意が必要な山

Evening Sun Sunset - Free image on Pixabay (732725)

エベレストやアルプスなど世界の大きな山だけにクレバスがあるわけではなく、日本でもクレバスはあります。日本では雪渓がある場所ではクレバスができます。特に春に登山する場合は、注意が必要です。

日本の山の中でも、剱岳と白馬岳について、魅力的なポイントと危険なポイントを簡単にご紹介します。

剱岳

Mountainous Landscape Early - Free photo on Pixabay (732800)

剣岳は富山県の上市町と立山町にまたがっており、飛騨山脈北部の立山連峰にある山です。標高は2999メートルです。日本百名山および新日本百名山に選定されており、日本では珍しい氷河が存在する山です。剣岳は景色がとても綺麗で室堂周辺は道が整備されており、ミクリガ池やロッジがあります。のんびり景色を楽しみながら登山をするのをおすすめします。

剣岳の長次郎谷雪渓や平蔵谷雪渓では積雪量が多く、春になっても多くの雪が積もっています。長次郎谷雪渓や平蔵谷雪渓ではクレバスが発生しやすく、傾斜もかなりきつめで過去に何度も滑落事故が起きている場所です。剣岳に登山する際はそちらに注意しましょう。

白馬岳

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白馬岳は長野県と富山県にまたがっている山で、飛騨山脈北部の後立山連峰にある山です。標高は2932メートルの山です。槍ヶ岳と共に人気の山の一つです。白馬岳は日本百名山に選定されており、日本最大級の雪渓「白馬大雪渓」があることで有名です。特に7~8月は「白馬大雪渓」を一目見ようと長蛇の列ができるので、この時期に行くのがおすすめです。

ですが、7月中旬あたりから雪渓の雪解けが進み、それが原因でクレバスが発生します。ですが白馬岳では雪の上に赤い粉が撒かれており安全なルートを示してくれています。登山する際はこの赤い粉が撒かれたルートから外れないようにしましょう。例に、2016年には大規模なクレバスが発生し、通行止めになった事案があるので登山前に確認するようにしましょう。

プロでも危険なクレバス

Bled Island Slovenia - Free photo on Pixabay (732869)

クレバスについて、クレバスが発生する原因や過去にクレバスによる事故で亡くなった人や事故にあった人、クレバスに関する事故に巻き込まれないようにするための方法などを簡単にご紹介しました。

登山経験が豊富なプロの方でも、事前準備を万全にしてきた人でも、どんな人でも不慮の事故や一瞬の隙を突いてクレバスに転落してしまったり、雪崩に巻き込まれてしまったり、今回ご紹介した事故以外にも、数々の事故に巻き込まれてしまうことがあります。

登山をする際は十分に山に警戒し、万全な事前準備と緊急時の装備を必ずもって登山を楽しむようにしましょう。

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