目次
- ワイオミング事件とは?
- ワイオミング事件の映像は危険すぎる?
- ワイオミング事件詳細
- 事件の起きた場所やテレビ局
- ニュース放送中に電波ジャック
- 流れた映像の詳細
- 視聴者の反応や影響
- 事件最大の謎
- 事件発生日時が不明
- 事件についての記録がない
- ネット上に流れている動画が綺麗すぎる
- 映像の意図
- ワイオミング事件の映像はある?
- YouTubeに動画が投稿される
- 動画は今でも残っているか
- ワイオミング事件解明のヒント
- 動画の持ち主が判明?!
- 2人目の持ち主
- 犯人の不可解な行動
- 数字の「3」の意味
- 動画に映り込む人物
- 動画の音源の元ネタ
- 動画内の意味深な言葉
- 映像の最後の言葉が鍵
- ワイオミング事件は日本でも話題に
- ワイオミング事件の真相
- 事件の犯人が発覚
- マックス・ヘッドルーム事件の真似事
- 事件の被害者もやらせ?!
- マックス・ヘッドルーム事件とは?
- 第1の電波ジャック
- 映像内容詳細
- 2時間後に第2の電波ジャック
- 映像の内容詳細
- 事件の結末
- ワイオミング事件との違い
- 未だ残る謎!犯人の目的は?
- ワイオミング事件には1つだけ真実が
- 世界の未解決電波ジャック事件
- 【日本】水本事件に関わる音声
- 【日本】選挙についての演説
- 【アメリカ】男女の静止画
- 【イギリス】ギリオン
- 【オーストラリア】奇妙なやり取りの音声
- 世界の解決済みの電波ジャック事件
- 【アメリカ】キャプテン・ミッドナイト
- 【チェコ】核攻撃の映像
- 【ポーランド】連帯事件
- ワイオミング事件はフェイク動画の可能性大!
ローカル局の電波を乗っ取った電波ジャック事件として、ネットで大きな話題になったワイオミング事件、当時はその被害者まで出て大変な騒動になったということでした。
ですが、事件の被害者の情報もクリエイター集団による非常に手の込んだ嘘の情報だったということが今では明らかになっています。
実は、2007年にYouTubeに投稿された第2弾の映像のコメント欄の所に「ワイオミング事件なんてなかったよ?これは、デマだよ。安っぽい映像クリエイターのただの悪ふざけ」といった内容のコメントが書き込まれていたようです。
ですが、事件の被害者の情報もクリエイター集団による非常に手の込んだ嘘の情報だったということが今では明らかになっています。
実は、2007年にYouTubeに投稿された第2弾の映像のコメント欄の所に「ワイオミング事件なんてなかったよ?これは、デマだよ。安っぽい映像クリエイターのただの悪ふざけ」といった内容のコメントが書き込まれていたようです。
マックス・ヘッドルーム事件とは?
via pixabay.com
マックス・ヘッドルームとは、1984年に「コンピューターによって生成された世界初のテレビ司会者という設定のCG風キャラクター」です。このキャラクターはイギリスの音楽番組によって作られたキャラクターで、実物の俳優の顔や髪の毛に特殊メイクを加えた皮肉なトークで人気のキャラクターです。
このマックス・ヘッドルームというキャラクターは、カルト的な人気を博し、映画やドラマにもなるほどに人気でした。しかも、マックス・ヘッドルーム事件の起こった87年にはアメリカでTVドラマ化されており、作中のマックス・ヘッドルームは、放送ライセンスのないテレビ局でトークショーをしているという設定でした。
事件の犯人は、こうした設定をパロディとしてアレンジしようとしていたと考えられています。
このマックス・ヘッドルームというキャラクターは、カルト的な人気を博し、映画やドラマにもなるほどに人気でした。しかも、マックス・ヘッドルーム事件の起こった87年にはアメリカでTVドラマ化されており、作中のマックス・ヘッドルームは、放送ライセンスのないテレビ局でトークショーをしているという設定でした。
事件の犯人は、こうした設定をパロディとしてアレンジしようとしていたと考えられています。
第1の電波ジャック
via pixabay.com
1987年11月22日、アメリカのシカゴ一帯で、全米を震撼させる不気味な電波ジャック事件が起こりました。時刻は、21時14分でした。WGN-TV(チャンネル9)の「9時のニュース」の放送中、スポーツキャスターのダン・ローン氏が地元のフットボールチームの試合のハイライトを生放送で解説していたところで、その電波ジャックは起きました。
多くの人がその日の仕事や食事を済ませてテレビの前で寛いでいたところ、突然テレビの画面が暗転したのです。それから10秒ほど続いた後に、その男は現れました。
多くの人がその日の仕事や食事を済ませてテレビの前で寛いでいたところ、突然テレビの画面が暗転したのです。それから10秒ほど続いた後に、その男は現れました。
映像内容詳細
via pixabay.com
登場した謎の男は、サングラスに不気味な笑みを浮かべたマックス・ヘッドルームに似たラバーマスクを被り、半回転する白黒のストライプの背景の前で、跳ねるように肩を揺らしていました。音は、ノイズだけで、何を話すわけでもない不気味な映像です。
この最初の電波ジャックは、15秒ほどで途切れました。WGN-TVの技術者たちがただちに放送の周波数を変えて、番組を電波ジャックから取り戻したのです。
再び、画面に戻ってきたキャスターのダン・ローンは、戸惑いながらも、プロらしい微笑を浮かべていました。そして予期せぬ妨害が起こったのにもかかわらず、「9時のニュース」は予定通り続けられたのです。
この最初の電波ジャックは、15秒ほどで途切れました。WGN-TVの技術者たちがただちに放送の周波数を変えて、番組を電波ジャックから取り戻したのです。
再び、画面に戻ってきたキャスターのダン・ローンは、戸惑いながらも、プロらしい微笑を浮かべていました。そして予期せぬ妨害が起こったのにもかかわらず、「9時のニュース」は予定通り続けられたのです。
2時間後に第2の電波ジャック
via pixabay.com
しかし、事件はまだ終わっておらず、最初の電波ジャックから2時間後の23時15分。今度は、WTTW(チャンネル11)で、ドラマ「ドクター・フー」の放送中に、同じマックス・ヘッドルーム似のマスクの男が現れました。
この2回目の電波ジャックの際は、WTTW(チャンネル11)の送信タワーに技術者が不在だったため、テレビ局側の対応が遅れてしまい、マックス・ヘッドルーム似のマスク男の映像がセリフ付きで1分30秒も流れてしまったのだそうです。
この2回目の電波ジャックの際は、WTTW(チャンネル11)の送信タワーに技術者が不在だったため、テレビ局側の対応が遅れてしまい、マックス・ヘッドルーム似のマスク男の映像がセリフ付きで1分30秒も流れてしまったのだそうです。
映像の内容詳細
via pixabay.com
再び現れたマスクの男は前回と違い、何かをしゃべっています。例えば、WGN-TVのスポーツ解説者である、チャック・スワーキー氏について「俺は、奴より優れているぜ」と言ってみたり、当時のコカ・コーラの広告キャンペーンの売り文句である「流れに乗ろう」という言葉を口にしてみたりと、ほとんど意味不明です。
そして、往年の人気アニメとされる「クラッチ・カーゴ」のテーマを激しく首を振り、ノリノリで口ずさむ姿に視聴者たちは、唖然としたのは言うまでもありません。その後、マスク男は画面に向けて中指を立てました。
ここで画面が切り替わり、マスク男が左側に、そして謎の女性が右側に登場します。そこでマスク男は、マックス・ヘッドルーム似のマスクを外すのですが、絶妙なアングルで顔は見えません。男は女性にズボンを下した自分のお尻を突き出して、女性がハエたたきでパチパチと男のお尻を叩くという動画でした。
そして、往年の人気アニメとされる「クラッチ・カーゴ」のテーマを激しく首を振り、ノリノリで口ずさむ姿に視聴者たちは、唖然としたのは言うまでもありません。その後、マスク男は画面に向けて中指を立てました。
ここで画面が切り替わり、マスク男が左側に、そして謎の女性が右側に登場します。そこでマスク男は、マックス・ヘッドルーム似のマスクを外すのですが、絶妙なアングルで顔は見えません。男は女性にズボンを下した自分のお尻を突き出して、女性がハエたたきでパチパチと男のお尻を叩くという動画でした。
事件の結末
via pixabay.com
「9時のニュース」を妨害するには、ジョン・ハンコック・センターという電波塔のアンテナに、スタジオから送られてくるよりも強いマイクロ波を送り込む必要がありました。
そのため、犯人たちはタワーに近い高層ビルの屋上にパラボラアンテナを設置したか、あるいは強力な送信機を備えた大きなバンのような車に乗って放送を妨害したと考えられています。
また、犯人が映像をあらかじめ撮影したとされる可能性の高い場所の特定もされましたが、肝心の犯人の正体は突き止める事が出来ず、未解決の電波ジャック事件として幕を下ろしています。
そのため、犯人たちはタワーに近い高層ビルの屋上にパラボラアンテナを設置したか、あるいは強力な送信機を備えた大きなバンのような車に乗って放送を妨害したと考えられています。
また、犯人が映像をあらかじめ撮影したとされる可能性の高い場所の特定もされましたが、肝心の犯人の正体は突き止める事が出来ず、未解決の電波ジャック事件として幕を下ろしています。
ワイオミング事件との違い
via pixabay.com
ワイオミング事件とマックス・ヘッドルーム事件を比較してみると、2つの動画の間で大きな隔たりがあることが分かります。ワイオミング事件では、動画がテレビ映像に入り込むときに、画面にゆっくりとノイズが入り込んでいるのですが、マックス・ヘッドルーム事件の動画では一瞬にして動画がテレビ番組に切り替わります。
また、マックス・ヘッドルーム事件では、電波ジャック中に裏で放送が進行しており、動画が消えて画面が電波ジャック後の元の画面に戻った時、番組も電波ジャックされた分だけ進んだ映像が映し出されていました。
しかし、ワイオミング事件の方は本当に6分間電波ジャックが行われていたのかどうか、わからないような番組進行となっています。こうして2つの電波ジャック事件を比較して見ることで、それぞれの特徴からこの2つの事件には大きな違いが見られるのです。
また、マックス・ヘッドルーム事件では、電波ジャック中に裏で放送が進行しており、動画が消えて画面が電波ジャック後の元の画面に戻った時、番組も電波ジャックされた分だけ進んだ映像が映し出されていました。
しかし、ワイオミング事件の方は本当に6分間電波ジャックが行われていたのかどうか、わからないような番組進行となっています。こうして2つの電波ジャック事件を比較して見ることで、それぞれの特徴からこの2つの事件には大きな違いが見られるのです。
未だ残る謎!犯人の目的は?
via pixabay.com
ワイオミング事件の真相とは、過去に発生した未解決の電波ジャック事件「マックス・ヘッドルーム事件」に触発された若い有志のクリエイター達が悪ふざけで作成した動画を元に、被害者などの情報をでっちあげた事件の可能性が高いことが分かりました。
しかし、「彼らが一体誰に何を伝えたかったのか?」「どうして彼らがこの動画を作ったのか?」犯人の目的に関しては、「マックス・ヘッドルーム事件」の時のように未だ解明されていません。
しかし、「彼らが一体誰に何を伝えたかったのか?」「どうして彼らがこの動画を作ったのか?」犯人の目的に関しては、「マックス・ヘッドルーム事件」の時のように未だ解明されていません。
ワイオミング事件には1つだけ真実が
via pixabay.com
ここまで、ワイオミング事件に関してはフェイクの可能性が高いことをお話ししてきました。しかし、たった一つだけ真実があります。
それは、このワイオミング事件の鍵を握っていたとされ、事件の信ぴょう性を高めるのに一役買っていたとされるドナルド・ウィルソンという人物の死亡記事だけは本物で、この人物が実在していたということです。
ただし、この人物とビデオとの因果関係は分かってはいません。彼の故郷である葬式記事の掲載されたサイトが「ワイオミング州ニオブララ郡」だったことから、ワイオミングで起こったことにしようと後付けされ、ワイオミング事件と名付けられたようです。
それは、このワイオミング事件の鍵を握っていたとされ、事件の信ぴょう性を高めるのに一役買っていたとされるドナルド・ウィルソンという人物の死亡記事だけは本物で、この人物が実在していたということです。
ただし、この人物とビデオとの因果関係は分かってはいません。彼の故郷である葬式記事の掲載されたサイトが「ワイオミング州ニオブララ郡」だったことから、ワイオミングで起こったことにしようと後付けされ、ワイオミング事件と名付けられたようです。
世界の未解決電波ジャック事件
via pixabay.com
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