2019年9月17日 更新

サジェスト汚染とは何か?サジェスト汚染の手口や対策について解説!

サジェスト汚染という言葉をご存知ですか。インターネット上で自分の名前を検索して、自分が犯罪者だという情報が出てきた場合には誰でも驚くでしょう。そのサジェスト汚染のやり方や、サジェスト汚染に立ち向かうために対策についてご説明いたします。

目次

サジェスト汚染とは?

 (632316)

サジェスト汚染とは、どのようなことでしょうか。おそらく一度は、このサジェスト汚染という言葉を聞いたことがあるはずです。

サジェスト汚染は、決して他人事ではありません。企業だけではなく、一個人をも被害の対象にさせることができるこのサジェスト汚染のことは、誰でもしっかりと理解しておく必要があるのです。

サジェストとは?

 (632320)

では、まずはサジェストについて理解を深めておきましょう。サジェストが理解できれば、それに汚染が付くだけなので、その意味をより理解しやすくなるでしょう。

サジェストとは、インターネットで検索を行うと自動で出てくるワードです。Googleなどの検索を行うと、目的に単語を全て入力する前に、検索を望んでいると思われるワードが自動で下に出てくるはずです。

多くの人は、全ての単語を入力することなく、サジェストから選んで検索をしているのではないでしょうか。このGoogleなどのサジェストはとても有効な方法であり、多くの人が利用している機能であるはずです。

サジェストにはどのような役割がある?

 (632322)

サジェストにはどのような役割があるのでしょうか。サジェストには、基本的には検索されやすいワードが出てきます。

もし、そのサジェストが自分が目的としているワードでなくても、他の人が一緒に検索を行っているたに自分も興味をそそられることになります。サジェストの役割とは、他の人が興味を持っているワードを自動で出してくれることです。

そのため、その目的にワードに対して、より深い知識を付けることができるということです。さらには、知識だけではなく、さらに自分の興味も深まるということもあるでしょう。

サジェスト汚染とは何か

 (632323)

それではサジェスト汚染とはどのようなことでしょうか。今ではなくてはならないサジェスト機能ですが、このサジェストを利用してどのような汚染が広がっているのでしょうか。

ある特定の企業の会社名と検索したとして、その会社に対する悪評がサジェストとして上がってきた場合どうしますか。おそらく、その悪評やネガティブな内容のサジェストを選んでしまうのではないでしょうか。

つまりこれがサジェスト汚染なのです。サジェストにネガティブな内容が上がってくることは実は操作できるのです。

つまり、その特定の企業に対して悪評をサジェストとして流すことができるのです。

サジェスト汚染の標的になるのは?

 (632329)

では、そのサジェスト汚染の標的になるのはどのような者なのでしょうか。実は、このサジェスト汚染の標的になるのは不特定多数と言えるのです。

つまり、会社でも個人でも標的になってしまうということなのです。もし、個人がある企業のことを良く思っていなければ、その企業に対して故意に悪い情報をサジェストを利用して流します。

これだけでサジェスト汚染が完成してしまうのです。もちろん、その個人はある企業に対して悪意を持っていたのかもしれませんが、その感情だけでサジェスト汚染の対象とさせることができるのです。

サジェスト汚染の対象とさせることはとても簡単なのです。

Googleサジェストの汚染が話題になる理由

 (632332)

このサジェスト汚染は、基本的にはGoogleサジェストが話題になっています。このGoogleサジェストが話題になってしまう理由は、やはりインターネットの検索の多くはGoogleを利用している人が多いからでしょう。

また、Googleはこのサジェスト汚染に対して現在では何の対策も行っていません。完全に対策を行っていないというわけではありませんが、サジェスト汚染に対しての根本的な部分の対策については間違いなくGoogleは取っていません。

現在の技術ではこのサジェスト汚染に対する根本的な対策を行うことはとても難しいのかもしれません。

サジェスト汚染の例

 (632334)

サジェスト汚染には、過去にはどのような事例があるのでしょうか。実はこのサジェスト汚染の被害に合った企業や個人はとてもたくさんあるのです。

インターネット内で起きていることなので、表面化されていない被害を含めるととてつもない被害件数になってしまうかもしれません。それだけサジェスト汚染は広がっており、さらには簡単に企業や個人を陥れることができるということになります。

〇〇(化粧品会社名) 効果なし

 (632337)

例えばある化粧品会社名を検索するときに、サジェストに化粧品会社名と同時に効果なしと出てくる場合にはサジェスト汚染である可能性があります。こうしたワードがサジェストに上がってくれば、間違いなく多くの人は効果なしというワードに興味を示すでしょう。

つまり、結果的にその化粧品会社の商品は売れなくなってしまいます。サジェストは、多くの人が興味を持っているワードが上がってきますので、効果なしと感じている人が大多数なのだと検索している側は感じてしまうのです。

こうした事例はかなり多いサジェスト汚染なのです。

△△(優良企業名) ブラック

 (632339)

また、もし就職活動などで企業名をインターネットの検索欄に入れているときに、サジェストワードとしてブラックというワードが出てきた場合にはどのように感じるでしょうか。おそらく、いくらその会社が優良企業であっても、その会社を就職希望先としては選ばないはずです。

多くの人がブラック企業だと思っていると錯覚してしまい、その優良企業はブラック会社であるという認識をしっかりと持ってしまうでしょう。これは、誰が検索をしていももちろん同じです。

どのパソコンで検索をしても同じなので、その優良企業へは誰も就職活動に来ないかもしれません。

□□(医師氏名) 医療事故

 (632343)

1 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪