2019年9月17日 更新

サジェスト汚染とは何か?サジェスト汚染の手口や対策について解説!

サジェスト汚染という言葉をご存知ですか。インターネット上で自分の名前を検索して、自分が犯罪者だという情報が出てきた場合には誰でも驚くでしょう。そのサジェスト汚染のやり方や、サジェスト汚染に立ち向かうために対策についてご説明いたします。

目次

もし、医師名をインターネットで検索したときに、その医師名に続いてサジェストに医療事故というワードが出てきた場合、あなたならどうしますか。間違いなく、その医師には治療を行ってもらわないようにするでしょう。

その医師が勤める病院にも行かないかもしれません。実際にこうしたサジェスト汚染の例はあります。

サジェストを利用すれば、こうしたことを拡散させることも簡単なのです。問題なのは、その医師が本当に医療事故を起こしたかどうかということです。

医療事故も起こしていないのに、嘘のサジェスト汚染を拡散することで、その医師を辞めさせることもできるのです。

××(個人名) 犯罪者

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サジェスト汚染の被害に合ってしまうのは、企業やその企業に勤める社員などだけではありません。一個人もサジェスト汚染の被害者になってしまうことはあります。

例えば個人名を検索した後に、サジェストに犯罪者というワードが出てきたときにはどう感じますか。この人は過去に犯罪を犯したことがあるのだと思ってしまうでしょう。

これも実際にあった例です。サジェスト汚染は、こうしたでっち上げも一個人に対して簡単に行うことができます。

事実を完全にぬじ曲げて誰かを攻撃することは、インターネットでは簡単なことなのです。

サジェスト汚染がなぜ問題なのか?

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サジェスト汚染はどうして問題になっているのでしょうか。もし、その事実が皆が知っている本当のことであれば、とくにここまで大きな問題にはならないでしょう。

問題になっているのは、サジェスト汚染の内容が基本的には嘘であるからなのです。

サジェスト汚染された企業や個人が誤った評価を受ける

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まず、一番問題視されているのは、サジェスト汚染された企業や個人が誤った評価を受けているからです。サジェストワードにネガティブな内容が出てくれば、それだけで多くの人がそのネガティブな内容を信じてしまうのです。

とくに、googleの場合には、googleの検索能力を信じてしまいますので、誤った評価などはすぐに広がってしまうでしょう。つまり、サジェスト汚染によって誤った評価などを広めることはとても簡単なことなのです。

被害者の就職や仕事に支障をきたすこともある

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また、一個人がサジェスト汚染の対象になったときには、その被害者の就職や仕事に支障をきたすようなこともあるでしょう。これはとても大きな問題であり、被害者は結果的に仕事を辞めざるおえない状況になることもあるのです。

サジェスト汚染を広めている人は、ここまで被害を大きくさせることを目的にしていることもあるのです。そのため、被害者に対して目的の被害が起こるまでは、サジェスト汚染を限りなく広げていくのです。

サジェスト汚染は、多くの人が思っているよりも遥かに怖いことなのです。

サジェストを信じた人がさらに拡散し炎上状態になることも

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サジェスト汚染が怖いのは、インターネット上でさらに拡散されることです。おそらく、始めにサジェスト汚染を広めている人は、広く拡散されることを目的としているのです。

つまり、多くの人にそのサジェストを見つけてもらい、そのサジェストをどんどんと拡散して広めてもらうことが目的なのです。関心のある企業や個人名の場合には、サジェスト汚染はみるみる広がっていきます。

そして、その拡散は誰も止めることができなくなり大きなトラブルを招いてしまうことになるのです。

企業のSEO対策が無駄になる

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企業場合には、インターネットの検索のSEO対策はたいてい葉行っています。その企業名を検索したときに、なるべく検索の上位にその企業のページが出てくるようにする対策のSEOは、とても重要な役割を担っているのです。

しかし、サジェスト汚染が広がってしまえば、こうしたSEO対策は完全に無駄になってしまいます。時間をかけて対策を行ったことが、一瞬で台無しになってしまうのです。

ライバル企業を陥れるために、あえてサジェスト汚染を広めることもあるのです。

個人や少人数でも簡単にサジェスト汚染ができる

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このサジェスト汚染が怖いのは、個人でも、そして少人数でも簡単にサジェスト汚染ができてしまうことなのです。サジェスト汚染と聞くと、どうしても大規模な投資や人手が必要な気がしますが、極端に言えば、インターネットに接続できる機器があれば、一人でも実行することが可能です。

もし、その一人が起こしたサジェスト汚染を、他の人が拡散し始めれば、より高い効果を生み出すことになるでしょう。無理に拡散をしてくれなくても、一人でも十分に行うことができるのが、このサジェスト汚染の怖い部分なのです。

面白半分でサジェスト汚染をする人が増えている

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そして、このサジェスト汚染は今では暇つぶしの対象になっているのです。つまり、とくにその企業や一個人に恨みがなくても、面白半分でサジェスト汚染を行っているということです。

そのため、多くのサジェスト汚染の被害者はフェイクである可能性が高いのです。事実無根な情報を拡散させ、結果的にその企業が倒産するという事態にまで発展してしまうこともあるのです。

ただの暇つぶしの対象にされた企業や一個人は、どこに怒りをぶつけるべきか分からない状態になるでしょう。被害も届けようもない状態なので、まさに泣き寝入りするしかないのです。

ネガティブワードがサジェストされたらサジェスト汚染?

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もし、インターネットで検索をしているときに、目的のワードとともにネガティブワードがサジェストされたときにはどのように感じますか。

ネガティブワードがサジェストされた場合には、サジェスト汚染が広がってしまっていると考えて良いのでしょうか。

サジェスト汚染とは悪意ある人が意図的に行うもの

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